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弓の持ち方

バイオリンの弓の持ち方

バイオリンの演奏では正しい弓の持ち方をマスターすることで、疲れることなく良い音色を出す運弓(ボーイング)ができます。正しい弓の持ち方をマスターして、効率的な練習を心がけましょう!

正しい弓の持ち方

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基本的に弓は中指・薬指・親指の三本の指を中心に支えます(右の写真)
右手で「きつね」をイメージするとよいでしょう。バイオリンを始めたばかりで弓を3本の指だけで支えるのが大変な方は、ペンや鉛筆などでこの三本の指のみを使って練習してから弓で持ち方の練習をするようにしましょう。(左の写真)

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この時、それぞれ3本の指の抑える位置は写真のようになります。

親指は左の写真のようにサムグリップと呼ばれる黒色の部分を親指の指先で下からおさえます。この時、親指の関節は伸ばさず、親指の第一関節が約90度になるように曲げます。

中指と薬指は下の左の写真のように親指に対して対称の位置になるようにおさえます。どの指も指先の腹の部分を使っておさえましょう。

ポイント!

どの指もまっすぐ伸びないように心がけましょう!指がまっすぐな状態だと正しく運弓(ボーイング)できません!右手で卵を優しく持っているようなイメージで持つと指が伸びない状態で弓を持ちやすいです。

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この時、以下の写真のような持ち方になっていないかチェックしましょう。

【悪い例のご紹介】

親指や他の指が伸びてしまっている

人差し指と親指で弓を支えてしまっている

04

3本の指の位置が決まったら人差し指を「ラッピング」と呼ばれる銀色の部分の上に置き、小指はスティックの上にカーブするように軽くのせます。この時、あくまで弓を支えているのは親指と中指なので人差し指と小指に力が入らないように心がけましょう。

05

全体像の写真はこちら。


以上が確認できていれば、正しく弓を持つことができています。
正しい弓の持ち方をマスターして、運弓(ボーイング)を上達させましょう!

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