大きく分けると「10ホールズハーモニカ」「クロマチックハーモニカ」「複音ハーモニカ」の3種類に分かれるハーモニカですが、どのように吹くのかわからない…とお困りの方に向けた”ハーモニカの吹き方”を解説します!
初めから単音を出すのはとても難しいため、まずは3つの穴をくわえた、大きくくわえてもできる吹き方から練習してみましょう。
例えば…
5の吹音(ミ)を狙い、両となりの4の吹音(ド)と6の吹音(ソ)も一緒に加え息を吹いて下さい。どうでしょうか、「♪ドミソ」の和音を奏でることができます。
5の吸音(ファ)を狙い、両となりの4の吸音(レ)と6の吸音(ラ)も一緒に加え息を吸って下さい。どうでしょうか、「♪レファラ」の和音を奏でることができます。
同じ穴でも、吹く息と吸う息を使い分ければもう2種類の和音が奏でられるようになります。ハーモニカに挑戦する第一歩としてまずはこの吹き方を試してみましょう。
3音が吹けるようになったら、次は単音を出す練習です。STEP1で吹いた口を少しすぼめて吹いてみましょう。5の穴を意識して、空気をまっすぐ前に吹きます。成功すれば「♪ミ」が鳴ります。
同じ穴で今度は、自分の喉に向かって真っすぐに吸ってみましょう。成功すると「♪ファ」がなります。最初は濁ってしまうかもしれませんが、唇の間のみをすぼめ、深く咥えるように意識してみてください。
ここでは3種類の吹き方をご紹介します。
3和音を吹くときと同じようにハーモニカを大きくくわえ、メロディーを吹く穴のみを残して左側の穴を舌で押さえる奏法。
例えば4穴を吹く場合は2~3、または1~3の穴を押さえます。この奏法を用いることで音程が安定し、厚みや深みのある良い音色を奏でることができます。
小さく口をすぼめ、吹きたい単音のみを吹く奏法。
まずは出したい音を狙って、息を吹き入れます。
タコのような口をイメージしてみましょう。口の先端ではなく唇の内側をすぼめるように意識し、細く息を吹き込みます。初めは単音を出すのは難しく和音になってしまうかもしれませんが、練習を重ねていくと徐々に単音が吹けるようになります。
コツをつかめば奏法は”タング・ブロック奏法“よりもシンプルです。
複数の穴(2つ、または3つ)を同時にくわえて、吸い吹きをする奏法。
“タング・ブロック奏法”と“パッカー奏法”とは違い複音、複数の音を同時に出す奏法です。
鳴らしたい音の穴を全て口でくわえ、鳴らさない音の穴を舌で塞いで音を出します。ここで大事なことは、「吸う」と「吐く」を滑らかに、円を描くように意識することです。カントリーやブルーズを演奏する方によく使われます。
続いて、ハーモニカのメンテナンス方法をご紹介します。
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