エレキギターはピックアップ部分から弦の振動を電気信号に変え、アンプで増幅させて出力させるためのひとつの道具です。ギターアンプに繋ぐことによってはじめて一つの楽器として機能します。エレキギターを手にいれたけどアンプは何を選べば良いか分らないという方には、まずは小型のコンボタイプのアンプがおすすめです。コンボタイプのアンプは名前の通りアンプヘッド(増幅部分)とスピーカーキャビネットが一体化されたものです。逆にアンプヘッドとスピーカーキャビネットが分かれているものをスタックタイプといいます。ここではコンボタイプのアンプを選ぶ際の一般的な選択基準を紹介しますのでぜひ参考にしてください。
トランジスタアンプ(ソリッドステートアンプ)
アンプの増幅回路にトランジスタを用いたトランジスタアンプ(ソリッドステートアンプ)は安価で小型のものが多く、自宅練習に最適です。まずはエレキギターを始めたいという方はこのタイプがおすすめです。
トランスチューブ
最近ではトランジスタ回路でありがなら、真空管アンプのようなリッチでファットな音が得られるモデルも販売されています。
真空管アンプ
真空管アンプは独特の音の太さ、粘りと音圧感があり、各社個性的なモデルがラインナップされています。予算とこだわりをお持ちの方はいろいろと試してみることをおすすめします。
小型真空管アンプ
自宅での練習用を目的とした5W程度の小型真空管アンプは近年ちょっとしたブームを巻き起こしています。手軽に真空管サウンドを手に入れたい方におすすめです。
さまざまなアンプタイプをデジタル技術でシミュレートしたアンプもあります。低価格で違ったタイプのアンプを容易にチョイスできるのでバリエーションを必要とする人にうってつけのアイテムと言えます。
クリーンのみの1チャンネルタイプや歪みのチャンネルを合わせた2チャンネル、クランチ/リードを合わせた3チャンネル仕様のモデルがあります。アンプで歪みを作るかエフェクターで歪みを作るかによっても選ぶ基準は変わります。
夜間、自宅で練習する際にどうしても必要なのがヘッドホン出力端子。練習の際にCDと同時にモニターしたい時など外部の音源入力端子があると更に便利です。真空管アンプや出力の大きなアンプにはヘッドフォンアウトが付いていない場合が多いので、練習用アンプをお探しの場合はこの点もチェックポイントです。
スピーカーユニットの大きさによっても音質、音圧が変わります。基本的にスピーカーユニットが小さいほど粒立ちが細かく高域がはっきりとし、大きいほど低域が際立ち音量も大きくなります。使用する場所や用途によってスピーカーユニットの大きさも選ぶ基準となります。ライブでは12インチのタイプが使われることが多く、自宅での使用の場合は6.5インチや8インチ程度のものでも十分な音圧が得られます。
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