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カリンバとは

昨今、話題の楽器『カリンバ』。別名”ハンドオルゴール”とも呼ばれる癒しの音色をもつカリンバとは、いったいどんな楽器なのでしょうか。

歴史

カリンバとはアフリカのジンバブエに古くから存在する民族楽器です。部族や地域ごとに形状や音色が異なり、さまざまな呼び名を持っており、その総称として”カリンバ”の名前が多く知れ渡っています。

形状

箱や板の上にキーやトーンバーと言われる金属棒が並べられています。

カリンバの各部名称 表側
カリンバの各部名称 裏側

一番真ん中のキーが一番低い音になっており、そこから〈左→右→左→右…〉の順に音が高くなっていきます。

演奏方法

箱や板の上に並ぶキーやトーンバーと言われる金属棒を指ではじく、というとてもシンプルな奏法です。

カリンバの持ち方
01

持ち方

両手で軽く持って、人差し指は側面に添えるようにする

02

弾き方

単音
親指の先でキーを押さえ、先端を爪ではじいて鳴らす
和音
親指をスライドさせて終わりの音のキーで軽く親指を下向きにはじく

上記は基本的な演奏方法ですが、カリンバには「必ずこう」という決まった奏法があるわけではありません。思い付きで適当に鳴らしたり、アイデアスケッチのように自由にできるのがカリンバの魅力のひとつです。

カリンバの選び方

キーの数で選ぶ

キーが増えることで音域も広がるので、伴奏などもつけやすくなります。
メジャーなキー数として、10キー、17キー、21キーなどがあります。
キーの少ない10キーカリンバはサイズも小さめのため、お子様にもおすすめです。

サウンドホールの有無(箱型orソリッド型)で選ぶ

箱型
(サウンドホール有)
  • 響きが豊か
  • 比較的大きな音が鳴る
  • 背面のサウンドホールを指で塞いだり話したりすることで、ビブラートをつけることができる
  • 空洞がある分、軽量なタイプが多い
ソリッド型
(サウンドホール無)
  • 輪郭がはっきりしたクリアな音
  • 比較的控え目な音量
  • 薄型で持ちやすいものが多い

木材で選ぶ

マホガニー
温かみのあるやわらかい音が特徴
コア材
カラっとした明瞭な音で中音域がよく響く
メイプル
クリアで輪郭のある華やかな音で耐久性も抜群
ブラックウォルナット
繊細な低音、力強い中音、クリアな高音。濁りない伸びやかなサステイン

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