エレキギター、エレキベースにおけるケーブルの役割はピックアップで拾った音をアンプに届ける役目があります。楽器単体では音を出すことはできないので、ミュージシャンにとってはアンプとあわせ、必須のアイテムといえるでしょう。その長さ、素材、もちろん価格もさまざまです。構造や素材により楽器への影響も大きく変わります。
一般的に使われるストレートタイプと、直角になっているL字型があります。楽器で言えば、シールドのジャックが前面にあるものと側面にあるもので使い分けます。また、アンプやエフェクター側においてもその形状により、使いやすい方を利用します。ストレートタイプは、外しやすい形状となっています。
ケーブル(シールド)は消耗品のひとつです。長さも1メートル、3メートル、5メートルなど、さまざまな長さがあります。太く短い方が一般的に耐久性もあり長持ちします。ケーブルが長いほど、音が劣化しやすくなりますが、通常販売されているケーブルであれば気にすることはありません。
使用後は、わっかに丸めて保管しましょう。ねじれたり、折れたりの保管方法は断線の原因となります。わっかの巻き方も8の字に巻くとねじれが少なく長持ちします。ケーブル(シールド)は消耗品ですが、丁寧に扱えば数年は使えると言われています。
通常、コネクターとケーブルを結線する際は、半田を使用して接合します。対して、ソルダーレスケーブルは結線時の半田が不要、大抵の場合、ネジ止めで接合を行います。芯線がコネクター内部の針に触れ、固定用ネジが皮膜を突き抜けシールド線に振れることにより、ホットとコールドを成立させています
半田付けを行うスペースを取らないため、コネクター自体がコンパクトなものや、ケーブルも比較的に細身のものが多いです。また、ケーブルの長さを自在に調整できるので、機材間を最短距離で配線できます。
そのため、スペースが重要なエフェクターボードの構築の際に活躍します。一定の強度はありつつも、半田付けを行うケーブルに比べると、引っ張られる力には弱い傾向があります。ギターからアンプ、エフェクターへ接続する最初のケーブルではなく、エフェクターボード内での配線など、固定されたもの同士を接続するのに最適です。
万が一、断線などのトラブルが発生した際に、修正を手軽に行えるメリットも人気の理由です。ケーブル作成時に、ドライバーや、工具を必要としないものもあります。半田による音質ロスの軽減に一役買う便利なアイテムです。
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