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ネックの調整方法 ~ベース編~

ベースは弦の張力が強いため、ギターよりネックの状態が変化しやすいと言えます。ネックの反りを修正するために、ギターやベースにはトラスロッドと呼ばれる金属の棒が組み込まれています。ここではトラスロッドによるネック調整方法を紹介していきます!

状態の確認

おおよそのネックの状態を確認する方法としてタッピング法があります。これはチューニングしたベースの1フレットと最終フレットを押さえ、12フレット付近を叩いてみて、ごく僅かな隙間があれば理想的な状態といえます。目視で明らかに隙間がある場合は順反り、全く隙間がなければ逆反りとなっている可能性があります。

順反り

弦のテンションによって弦に対して弓なりにネックが曲がる状態。症状が酷いと弦高が異常に高くなります。

逆反り

順反りとは逆にネックが曲がる状態。ローポジションで音詰まりが生じます。

調整方法

実際にトラスロッドを調整する際は、弦を緩めてから六角レンチやドライバーで回します。まずは4分の1回転ほど回し、状態を見ながら調整します。
ヘッド付近にレンチ穴が開いている物や、ネックを外して調整するタイプが有りますので、手持ちのベースのタイプを確認してください。

順反りの場合

ロットを時計回りに締めます。

逆反りの場合

ロットを反時計回りに緩めます。

実際は順反り、逆反りが絡み合い、波打った状態やねじれた状態になっていることもあります。的確に判断できるようになるには経験が必要ですので、無理は禁物です。ちょっとした調整で不具合が解消しない場合にはギターリペアショップに相談してみてください。

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