まずは、ベースをスタートするにあたって、基礎となる各部の名称を覚えましょう!
今後ベースと仲良くなるために、最低限知らなくてはいけない部分の名称を紹介します。
ネックの先端部分をヘッドと呼びます。弦を巻きつけるペグの配置によってさまざまな形状があります。
弦の一方の端を巻きつけておく金属性のパーツです。これを回して弦の張りを調整することでチューニングを行います。
1、2弦のビリつきを押さえ、ナットから弦が外れる事を防ぐために用意されているのがストリングス・ガイドです。弦のテンション(張力)を高くする効果もあります。
指板とヘッドの間にあるパーツで、弦と弦の間隔を固定し弦を支える支柱の役割を果たします。
開放弦の音はここが支点となります。さまざまな素材が使われていますが、この材質の違いがサウンドのキャラクターの違いや、サステイン(音の伸び)に影響を与えます。
弦が張られた棹の部分をネックと呼びます。その先端にヘッドが取り付けられています。太さや形状、材質、塗装の仕上げの違いによって音の響きや、弾き心地が変わります。
ネックの長さをスケールと呼び、通常ナットからブリッジまでの長さが約864mm(34インチ)のロング・スケールが使用されていますが、それ以外に約814mm(32インチ)のミディアム・スケールや、約762mm(30インチ)のショート・スケールといった短いタイプも存在しています。弦の長さが短くなるためサステイン(音の伸び)的にはロング・スケールよりも不利ですが、全体のサイズが小さくなり重量も軽いため、小柄な人や手の小さい人がベースを始めるのに向いています。
ネックの表面部分で、主にメイプル(白)やローズ(茶)の木材が使用されています。形状(指板のアール)、材質、塗装の仕上げ、見た目、手触り、そして音質の違いがあるので、自分の好みに合ったものを選びましょう。
指板上の位置を分かりやすくするためにつけられた目印です。指板横にあるポジションマークを「サイドポジションマーク」と呼びます。
音程を決めるために指板(フィンガーボード)に打ち付けられた金属で、1フレットごとに半音階ずつ変化します。材質、太さ、高さ、形状の違いにより、サウンド、演奏性が変わります。
一般的に、高く断面形状の先端が鋭角になっているフレットはゴツゴツした手触りとなりアタック感が増します。また、高さが低く丸みを帯びた形状のフレットは滑らかな手触りとなりアタック感が弱まります。
なお、このフレットが無いベースをフレットレス・ベースと呼び、よりウォームなサウンドとなります。
ネックとボディの接続部分です。
ックとボディのジョイント(接合)方法は、大きく分けてデタッチャブル・ネック、セット・ネック、スルー・ネックの3通りがあります。一般的にデタッチャブル・ネック<セット・ネック<スルー・ネックの順にサステイン(音の伸び)が長くなります。
弾いた弦の振動を、コイルと磁石によって電気的な信号に変換するパーツです(マイクの役割を果たすもの)。変換された信号は、ボリューム・コントローラーやトーン・コントローラーを経由して、アウトプット・ジャックから出力されます。アウトプット・ジャックとベースアンプをシールドケーブルで接続することで、ベースアンプから音が鳴ります。
ベースからアンプへの出力を調整するつまみです。ジャズベースなどのように、ネック側のフロント・ピックアップと、ブリッジ側のリア・ピックアップごとにボリュームが用意されているタイプもあります。
ベースの音色(トーン)を変化させるためのつまみです。アクティブベースは、高域、中域、低域などの帯域別に調整できるタイプや、ひとつだけしか用意されていないものなどいろいろなタイプがあります。
ベースのコントローラーには、電池を必要としない「パッシブ・タイプ」と電池が必要となる「アクティブ・タイプ」があります。パッシブは、トーンコントロール、アクティブはイコライザーにより音色を調整します。
ピックアップで拾った信号を出力するためのジャックです。ここにシールドケーブルを挿しベースアンプへ接続します。
弦をボディに固定するためのパーツです。弦の高さの調整、オクターブ調整などを行うことができます。
肩から下げる際にストラップを固定するためのパーツです。ボディの後端(ボディ・エンド)側にあるピンをエンドピンと呼びます。
演奏時にピッキングによってボディが傷つくことを防ぐするためのパーツです。ボディとともにデザイン的なポイントとなる重要なパーツでもあります。ピックアップやコントローラーが取り付けられているモデルもあります。
演奏時に親指の位置を固定するためのパーツです。
弦を跨ぐように取り付けるピックアップ部分を保護するためのカバーです。
ブリッジを保護するためのカバーです。
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