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Laney BCCLOUDPEDAL-LTQ ペダル型アンプ Tom Quayleモデル |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥45,800(税込) Price:45,800 yen(incl. tax) |
参考になった人数:2人(2人中) 2 out of 2 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 今年のベストバイ | 2024/12/15 |
結論から言うと大満足です。 Stompman、Amped、そして同社のIronheart Loudpedalと、 小型ペダル型アンプが出る度に購入してきましたが、当機は頭一つ抜けてる印象です。 このアンプは基本的にクリーン、クランチから軽いODまでがスイートスポットで、 MAXでは結構歪みますがファジーで芯が無くなるのでペダルを併用することが望ましく、 そして真空管版Lionheart L20T(初期型UK製)とはサウンドの傾向がかなり違います。 L20Tは低音量から歪んでしまうのでクリーンで大音量を得るのは難しいのですが、 当機のCh1側はゲインを0した状態でも消音にならずに歪みを最小限にする事が可能で、 Boostを少々加えてもさほど歪まないので、クリーンのまま音量を稼ぐことが出来ます。 また、L20Tは高音低音が弱く中音寄りの音色なので煌びやかなクリーンは出せませんが、 当機はニュートラルな音色で、調整の幅が広いので用途の多様さでも軍配が上がります。 クリーンが得意なトランジスタアンプは概してハイファイ的サウンドになる傾向があり、 その多くは真空管アンプライクとは言えない小綺麗で明瞭な音色になりがちですが、 当機は極端な設定をしない限りはしっかりと真空管のような音色で、 特に真価を発揮するのがタッチの強弱でクリーンとクランチを往来するブレイクアップ。 非真空管アンプはクリーンとクランチの完成度がどちらかに偏っている場合が多い為か、 その境界線が不自然になることが多々ありますが、当機はクランチへの移行が自然で、 歪みを増やしてもトランジスタ感は無く、スムーズで自然な歪みです。 TONEは極端な掛かり方はせず、軽く絞ると耳に刺さる嫌な帯域を巧く削ってくれます。 シングルPUでは絞り気味にした方が真空管アンプライクな暖かい音色が得られます。 Ironheart Foundryの満足度がかなり低かったのでLaneyの技術水準には懐疑的でしたが、 同じ技術を使用しているにもかかわらず、全くの別物と言える完成度です。 真空管的な押し出し感ではAmpedの方がやや優位で、ヘッドホン出力はイマイチですが、 それらを鑑みても今まで購入した小型アンプの中でベストバイと評価したいと思います。 | ||
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FENDER VEGAN LEATHER STRAP BLACK |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥3,960(税込) Price:3,960 yen(incl. tax) |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | レザーではなくビニールだと思って買うべし | 2024/12/14 |
環境に優しい素材「ヴィーガン・レザー」なるものを使用した先進的な商品です。 レザーと言うからには革に近い質感を再現しているのかと思いきや、 普通の合成皮革の方が遙かに高品質と思えるくらいの「ビニール」的質感でした。 非常に滑りやすいのでヘッド落ちしやすいギターでなくても使用感は最悪です。 いかにも意識高い系のカリフォルニアっぽい先進的製品ですが、 残念ながら理想は現実に追い付きませんでした。 | ||
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SUHR JST M.A.T. Neck Chrome |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥22,800(税込) Price:22,800 yen(incl. tax) |
参考になった人数:0人(0人中) 0 out of 0 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 唯一無二のサウンド | 2024/09/12 |
テレキャスターのネックピックアップといえば甘くて暖かい、大人のサウンドを思い浮かべますが、 こちらは明るくてアタックが若干強めの独特なサウンドです。 テレネックでこの種のサウンドは初めての経験で、良い意味で期待を裏切られました。 テレのネック側は43awgのコイルワイヤーが使用されるのが一般的ですが、 こちらは抵抗値が低いことから、ブリッジ側と同じ42awgを使用しているのでしょうか。 だとするとストラトと同じ系統のコイルということになりますが金属カバーの影響もあってか、 高音が若干甘くタッチも柔らかめなので決して耳に痛くはなく、テレの領域を逸脱してはいません。 トーンを絞れば普通のテレネックのような音も出せますのでサウンドメイキングの幅は広いです。 Lindy FralinのReal 54にテレキャス風味を加えた、と言えば判る方には判るでしょうか。 元気なブリッジ側と大人しいネック側の対比にバランスの悪さを感じている方には最適です。 VOX AC30を通してコードを掻き鳴らしながらロックを歌うと飛んでいるような爽快感を味わえますよ。 蛇足ですがSuhrのピックアップの宣伝文は毎度のことながら抽象的過ぎてよくわからないですね。 サンプルもトーンチャートも無いので実際に使ってみるまでどんなサウンドか見当も付きません。 ちょっと高いのでギャンブルだったのですが今回は大当たりでした。 | ||
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Laney IRF-DUAL TOP |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥39,800(税込) Price:39,800 yen(incl. tax) |
参考になった人数:9人(9人中) 9 out of 9 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | クリーンチャンネルのクオリティが低い | 2024/06/02 |
このアンプのクリーンchはとにかく高音が伸びません。(Brightスイッチが効くのはリードchのみ) LANEYのアンプはノイズ対策を優先しているせいか、どのアンプも大体高音を犠牲にしがちですが、 この機種はその傾向が特に顕著で高音が非常に弱く、おおよそ艶や色気とは無縁なもっさりなトーンで、 1Wモードは音質そのまま音量だけダウンとはならず、高音がよりスポイルされもっさり感が増します。 シングルコイル(特に低出力ビンテージ系)でのクリーンchの使用は全くお勧め出来ません。 アルペジオは色気が無く、カッティングは歯切れが悪く、コードストロークはモコモコ、 出力を上げないと高音が延びないにも拘わらず、ゲインを上げると昔の安物トランジスタアンプの如く、 拡声器の音が割れたような汚い歪み方になってしまうので実際はほとんど上げられません。 ゲインを上げなくて済む出力高めのPUでは(良くはないですが)ギリギリ及第点と言ったところです。 クオリティの低いクリーンchとは打って変わって、リードchは悪くありません。 ある程度ゲインを上げれば高音は出ますし、Brightスイッチも付いているので不足する事はなく、 歪み方もクリーンchと違って滑らかで、範囲もクランチからハイゲインまで広範囲をカバーします。 従ってクリーンch目的で本機を買うメリットは薄く、ハイゲインだけならLEADTOPで十分です。 更に気になったのが、キャビネット内部の半分以上は空洞で発熱もほとんど無いので、 携帯性を損なう巨大な電源アダプターをそのスペースに内蔵出来たのでは、と感じました。 LOUDPEDALの方が携帯性の点では圧倒的に有利かつ、両者の違いは1Wモードの有無だけなので、 携帯性重視ならLOUDPEDAL、ハイゲイン目的ならLEADTOP、クリーン目的なら他社から選ぶべきです。 LANEYは最近価格が高騰しているので、同価格帯の他社製品と比べて満足度の低い商品でした。 | ||
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大山田 さんのプロフィール
レビュー投稿数:11件
住所:東京都
BCCLOUDPEDAL-IMM ペダル型アンプ Martin Millerモデル
価格:¥45,800(税込) Price:45,800 yen(incl. tax)
新しく出たUK製のLIONHEART LTQを購入したところ別物と言えるほど完成度が高く、
同じUK製のこちらも試してみようと思って購入した結果、大満足でした。
IRFはCh1の高音が弱く、CLEANではもっさりモコモコトーンになってしまう上に、
Ch2にすると高音が出てくるので切り替えでハイが耳障りになる事が欠点でした。
当機はTONEを上げる事でCh1でも歯切れの良い鋭いクリーンを出す事が可能になり、
Ch2をDARKに設定しておけば切り替えた際にハイが出過ぎることもありません。
BOOSTオンで、GAINとVOLUMEの三段ゲインにするとより鋭いクリーンが出せます。
IRFのCLEANではGAINを上げた際にトランジスタ感丸出しの汚く割れた歪みでしたが、
当機は真空管アンプの出力を上げた時のような自然な歪みが得られます。
SYMは荒いBD2的な歪み、 ASYMはゲイン量多めでスムーズな癖の無い歪みのODです。
前段のペダルの効きも良好でペダルプラットフォームにも最適ですが、
低音域がブーミーにならずに音圧感を失わない程度の絶妙な調整がされているので、
ODペダルで低音を削り過ぎてしまうのはもったいない気もします。
SYM,ASYMモードにしてEQでハイとローを削って中音域にフォーカスすれば、
ペダルを使わずともTSやBDのような系統のサウンドにすることは可能です。
ハイゲインのCh2は、多段式真空管アンプ的な粒の細かい歪みです。
BOOST併用でかなり歪みますので、カバー出来ないジャンルは多くはないでしょう。
ペダル的な粒の粗い歪みを好む方はCh1にDSペダルを繋ぐ方が良いかもしれません。
今まで真空管サウンドを再現したと称する数多のトランジスタアンプを使ってきて、
その多くが真空管サウンドには程遠いハイファイで小綺麗な音色になりがちでしたが、
適度に汚く暖かい、ローファイな真空管サウンドを当機は再現出来ています。
パラメーターを動かした際の自然な音色の変化はアナログならではのもので、
やはりアンプはデジタルではなくアナログに限るとつくづく感じました。
欠点はヘッドホン出力が酷い事くらいです。