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BEHRINGER MX882 V2 Ultralink Pro スプリッター/ミキサー |
在庫状況:Stock:
在庫あり In Stock価格:¥16,800(税込) Price:16,800 yen(incl. tax) |
| 参考になった人数:2人(2人中) 2 out of 2 people found this helpful. |
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| 少しでもラインレベルを外すと… | 2025/03/03 |
| 製品説明にあるとおり、3モードでの幅広い運用管理が可能であるという部分がウリなこの機種。 ただ、せっかくのミキサー部が『ラインミキサー』と称されているところがポイントと言いますか問題と言いますか… とにかく『ラインレベル』を少しでも外したインピーダンス/レベルで入力しようとすると、もう笑えるくらい盛大なノイズ祭りになります。 S/N比というのも烏滸がましく、N/S比というほうがまだシックリくるような状態。 なので、マイクや楽器類からの直接入力には当然堪えられず、何かしらのプリを通すなりして適正化してやらなければ全く使い物にならないワケです。 せっかく1Uサイズで多chのミキサーなのに、入力許容値の幅が極端に狭いせいで、用途の幅まで狭めてしまっているのは残念としか言いようがありません。 まぁ高品質なプリまで組み込んでしまうとコスト的に……という意見が出るであろうことは承知の上での敢えての指摘ではありますが。 ただ、各出力信号が厳密なラインレベルで管理できる体制が既に構築されているのであれば、それなりに便利に使えるモノではあるというのもまた事実。 そこさえクリアされていれば、ノイズもこの価格帯の製品とは思えないほどクリーン。 それだけに、入力側の要求値のシビアさだけが本当に残念極まりない、というのが正直な感想です。 最後に蛇足。 他の方たちのレビューにも本製品のノイズ問題について殊更に取り沙汰されていますが、明らかに電源周りやトランスやアースに起因するような件は別として、上で書いたようなインピーダンス/レベル問題に絡んでいる方も少なからずおられるのではないかな……という思いもあり、備忘録も兼ねて私もレビュー投稿することにした次第です。 V2になって(スペック的にも外見的にもV1と一切の変更無しと謳われてはいるものの)色々内部的にサイレント修正が施されたであろう本機ですが、もし今後V3が出ることがあるとすれば、ぜひ入力周りの許容値と言いますか、懐の深さを実現していただきたいな……と個人的に強く願っています。 | ||
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GIBSON SBG-LSM Brite Wire Medium |
在庫状況:Stock:
在庫あり In Stock価格:¥2,680(税込) Price:2,680 yen(incl. tax) |
| 参考になった人数:1人(1人中) 1 out of 1 people found this helpful. |
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| 価格の割には悪くない | 2024/01/18 |
| ベースを弾くようになってからかれこれ◯十年になりましたが、恥ずかしながらGibsonの弦にはこれまで一度も手を出したことがありませんでした。 でも、ここでたまたま1980円まで値下げしているのを見つけ、これは良い機会だと思い、予備のストック品として購入。 それからも暫く倉庫に眠らせていましたが、ようやく取り出してきて愛器に張ることに。 で、感想。 ニッケルメッキされているおかげで手触りは滑らかですが、その第一印象とは真逆で芯線も巻線も共にかなり硬く、いわゆる『粘り』みたいなものは感じづらいです。 音色に関しても何とも評価しづらく、個性が無いと言いますか、埋もれてしまっていると言いますか… そして、こう言うとなんだか更にイマイチぽく聞こえてしまうかもなのですが、『あまり特徴的な音色ではないステンレス弦(※ホントは高炭素鋼)だけどとりあえず手触りだけ良くするためにニッケルメッキしてみました』的な製品に感じました。 あ、でも『耐久性』はかなり良いと思います。 張ってすぐの時点でも新品特有のギラギラ音があまりしないので目立たないだけなのかもしれませんが、張って暫く経った頃の音がかなり長く続く印象はありますね。 これに関してはメリットと言えるかもしれませんね。 ただまぁどうなんですかね…… 個人的には1980円ならば全然アリな弦だとは思いますが、積極的にコレを愛用していきたいとまでは思えませんでした。 というわけで、値段ありきの星4評価に留めます。 参考になりましたら幸いです♪ | ||
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GIC070R |
在庫状況:Stock:
お取寄せ Back Order価格:¥0(税込) Price:0 yen(incl. tax) |
| 参考になった人数:1人(1人中) 1 out of 1 people found this helpful. |
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| 初期不良率 | 2024/01/05 |
| 予備に買って軽くケーブルチェカーに掛けて問題無さそうだったため、そのまま半年ほど倉庫保管していたのですが、イザとなって取り出して繋いでみても音が出ず。 おかしいなと思ってケーブルを指で軽く叩くとブツブツ鳴る。 何故!?……と言いながら再度ケーブルチェカー等で色々確認したところ、 ①プラグ内のイモハンダによる接点不良 ②同じくプラグ内にある銅依線がバラけたままによるショート ③およびケーブル自体の内部断線による接触不良 という実に3つもの初期不良トラブルが発生していたことが判明。 これまではクラプロのケーブルにも”安かろうなりの存在意義”を見出してきましたが、流石にコレはいただけません。 特にハンダ付けの汚いイモっぷりは激安中華ケーブルも真っ青のクオリティです。 保証期間は切れてしまっているのでここで愚痴ることしか出来ませんが、こんな調子ではクラプロのケーブルには当分は手を出す気にはなれないでしょうね。 本当に残念としか言いようがありません。 | ||
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SE ELECTRONICS V7 |
在庫状況:Stock:
在庫あり In Stock価格:¥16,700(税込) Price:16,700 yen(incl. tax) |
| 参考になった人数:5人(5人中) 5 out of 5 people found this helpful. |
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| 新時代のスタンダードマイクになり得るポテンシャルを秘めている | 2023/03/30 |
| 業界標準マイクと言えばSM58で、それ以外のマイクはどんなに名器と呼ばれるモデルでも”one of them”という扱いでしたが、このSE V7は、その現代的な音質と相まって、少し大袈裟かもしれませんが、『もしかしたら今後20年で勢力図を塗り替えるかもしれない』と思わせるだけの可能性を秘めたマイクと感じます。 特許にもなっているフローティング構造のカプセルといい、オールメタルの構造といい、導入コストの安さといい、業界標準マイクに要求される条件をシッカリ満たしています。 音質的には、SM58の中域のパンチをほんの少し犠牲にしたことによってコンデンサマイクのようなハイファイ感を手に入れ、特に高域でのより繊細な表現が可能になっているのが特長ですね。 e945、e935、D7、等々、ゴッパーの対抗馬として充分な魅力を持ちながらもその勢力図を塗り替えるまでには至らなかったライバルたちを横目に、もしかするとこの先10?20年のうちにSE V7がスッとその座に滑り込んでくるかもしれない…と思わせるだけの実力は秘めているのではないでしょうか。 SM58と同じく、何か一つ圧倒的な魅力があるというわけではないものの、全方位で非常にバランス良くモダンに仕上がったマイクであるのは間違いありません。 マイク選びにお悩みの方は是非一度手に取られることをお勧めします♪ | ||
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K さんのプロフィール
レビュー投稿数:11件
住所:大阪府







DynaCaster DCM8
価格:¥40,700(税込) Price:40,700 yen(incl. tax)
SENNHEISERもAKGもただ指を咥えて見ているしかなかったわけです。
そんな中、まるで彗星のように現れたのが、このsEのDCM8でした。
多くのサウンドエンジニアを含む使用者が、SM7Bに対して漠然と抱いていた様々な不満点を徹底的に研究し、それをクリアするために、Dynamiteプリアンプを一体化するというアイデアと共に同社の技術とノウハウを詰め込んだ、まさに渾身の作品と言えるでしょう。
そして、このDCM8の存在に危機感を募らせたSHUREは、わずか1年という短期間でSM7dBというDCM8のコンセプトに酷似した新機種を出すに至ったわけですが、それは良くも悪くもSM7Bにプリアンプを載せただけの音であり、革新的な何かをもたらしたわけではなく、ゲインレベルに関しても、マイクカプセルの音質特性においても、DCM8がもつ基本性能を上回るものとはならなかっただけでなく、価格面でも実に2倍以上もの差が生まれる結果となりました。
そう考えると、sEはDCM8をこの世に出す決意をした時点で、SHUREがSM7Bをアクティブ化したモノをすぐに投入してくるであろうことも想定した上でDCM8のスペックを決めていたのではないかとすら思えます。
もし本当にそうであったとしたらものすごく賢くしたたかな戦略だと思いますし、SHUREの長年のライバルであったはずのSENNHEISERやAKGのお株を奪うかのような面白い動きだった事実も踏まえて考えると、色々な想像が膨らんで楽しいですよね。
いやはや……
ツラツラと書いているうちに、なんだかオタクのブログみたいな文章になってしまいましたので、そろそろ結論を。
SM7dBを買っておけば間違いないよ!という声がそれなりの説得力をもつことは百も承知の上で、敢えて言わせていただきましょう。
DCM8はイイぞ!と。