愛用の機材がどのケースに収納できるのか、用途や機材の組み合わせに応じて様々な選択肢があります。一口にケースと言っても、材質や形状、大きさも様々。ここでは簡単にケースの種類をご紹介します。
ラックマウント対応の機材をケース本体にネジ止めし、固定できるケースです。
例:プリアンプ、パワーアンプ、ラックマウントエフェクターなど
メリット
一般的なタイプの19インチラックケース。
合板が厚く、外部からの衝撃に強いショックマウント構造になっているため、機材運搬の頻度が多い方におすすめ。
上部にミキサー、下部にその他機材をラックマウント出来るコンボタイプのラックケース。ミキサーを含め、多数機材を収納出来るケースをお探しの方におすすめです。
内部にラックレールが固定されている、バッグタイプのケース。軽量なケースをお探しの方におすすめ。
前後の蓋が無く、機材をマウントしたまま据え置きで使用するラック。素材はラミネート仕様、カーペット仕様、スチール製をラインナップ。アンプなどの重量機材やサーバーラックとしてもおすすめ。
繊維強化プラスチックを使用したラミネート仕上げ。塩ビと比較すると高価。
ポリ塩化ビニールの硬質品を使用したラミネート仕上げ。FRPより安価だが、耐久性は劣る。
安価ながら表面は光沢を持ち、耐水性などに優れる。オープンラック等の板によく利用される。FRP・塩ビ仕様程丈夫ではない。
米国ANSI/EIA(American National Standards Institute/ Electronic Industries Alliance=米国規格協会/米国電子工業会)によって定められた、ラックケースとそこに収納する機器のサイズに関する規格です。一般的に19インチ・ラックと呼ばれており、この規格によって造られたラックケースは、いずれも約483mm幅の機材の収納に対応しています。 また19インチ・ラックと称される規格には、ANSI/EIA規格以外にも、JIS規格(日本工業規格)、IEC規格(国際電気標準会議)、DIN規格(ドイツ連邦規格)などがあります。
(1) 幅は19インチ(19×25.4mm=482.6mm)
(2) 高さは「U」の文字で表記されます。
※ 1Uとは1Unit(1.75インチ)、約44.45mmを表します。
また(2)の表記はラックマウントに対応している機器にも用いられます。
サウンドハウス取扱商品は全てEIA規格
ラックレールネジ穴のピッチ(位置)は、幅が46.51cm、高さは
1.58cm-1.58cm-1.27cmの繰り返し
サウンドハウスがプロデュースする音響機器総合ブランドです。コストを極限まで抑え驚異的な価格を実現しながらも、ユーザーが求める「操作性」、「機能」、「サウンド」の全てにおいて徹底的にこだわり抜いた商品ラインナップを誇ります。
特にDJ用途に向けたラインナップを誇ります。カーペット張りDJケースなどが有名。実際に機材をマウントしたサンプル・イメージが豊富です。もちろんラックケースの大きさ、種類も豊富です。
専用ケースがない、ラックマウント対応していない機材などを収納できる汎用キャリングケース。サイズ展開も豊富で、防塵・防水に加え樹脂製のため、頑丈で耐久性にも優れています。
メリット
TSAロック(ティーエスエーロック)とは、アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁(Transportation Security Administration)より認定を受けた、旅具等、各種ケース類に備えられたロック金具の総称です。
TSAロックの種類はTSA001からTSA011まであり、それぞれに対応した合鍵があるため、必要に応じて第三者による解錠ができます。
ケース例アメリカ合衆国内のすべての空港では爆発物および危険物検査のため、搭乗する際の荷物に対し、厳重なセキュリティーチェックが行われています。検査の一部には実際に荷物を解いてその中身を確認する目視検査があり、鍵がかかっていると、その鍵は壊されてしまいます。「勝手に壊されてしまうの?」と思うかもしれませんが、安全確保のため、運輸保安庁の職員には、この鍵を破壊する行為が許されているのです。
そこで登場したのがこのTSAロックです。TSAロック仕様のケースであれば運輸保安庁はそれぞれの合鍵を所持しているため、鍵を壊される心配がありません。もはやフライトケースの必須アイテムと言えます。
TSAロック付きの楽器用ケースは、SKB製品の一部に採用されています。海外へ機材を持ち運びされる方は、サウンドハウスのホームページでTSAロック対応のSKBケースを探してみてください。
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