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ケースの種類

ラックケース

ラックマウント機材用ケース

専用ケース

ミキサーケース、スタンドケースなど

汎用ケース

内寸に合えば収納が可能なケース


ラックケースについて

ラックマウント対応の機材をケース本体にネジ止めし、固定できるケースです。
例:プリアンプ、パワーアンプ、ラックマウントエフェクターなど

メリット

  • 左右で固定する為、持ち運びによる損傷のリスクが少ない。
  • 規格(※)が決まっている為、金具付きの機材であれば、高さ(U数)、奥行きを確認し簡単に収納することができる。
    ※サウンドハウスで販売しているケースは全てEIA規格となります。
  • 前後の蓋を外すことができるので、マウントした状態で配線をすることができる。
  • 反対にセッティングして撤収する際も、ケーブルを抜き、蓋を締めるだけなので簡単。

各部の名称

前蓋、後蓋、フロントラックレール(フロントアングル)、リアラックレール(リアアングル)、ハンドル、キャッチロック、ゴム足

ラックケースの種類

ラックケース

一般的なタイプの19インチラックケース。

ショックマウントラックケース

合板が厚く、外部からの衝撃に強いショックマウント構造になっているため、機材運搬の頻度が多い方におすすめ。

コンボラックケース

上部にミキサー、下部にその他機材をラックマウント出来るコンボタイプのラックケース。ミキサーを含め、多数機材を収納出来るケースをお探しの方におすすめです。

ラックバッグ

内部にラックレールが固定されている、バッグタイプのケース。軽量なケースをお探しの方におすすめ。

オープンラック(スタジオラック)

前後の蓋が無く、機材をマウントしたまま据え置きで使用するラック。素材はラミネート仕様、カーペット仕様、スチール製をラインナップ。アンプなどの重量機材やサーバーラックとしてもおすすめ。


ラックケースの仕様

FRP仕様

繊維強化プラスチックを使用したラミネート仕上げ。塩ビと比較すると高価。

塩ビ仕様

ポリ塩化ビニールの硬質品を使用したラミネート仕上げ。FRPより安価だが、耐久性は劣る。

メラミン仕様

安価ながら表面は光沢を持ち、耐水性などに優れる。オープンラック等の板によく利用される。FRP・塩ビ仕様程丈夫ではない。

ABS樹脂仕様

軽量、耐衝撃強度などに優れた合成樹脂。

カーペット仕様

表面をカーペットで覆った仕様。傷が目立ちにくく丈夫。


ラックケースの規格・サイズ

  • 19インチ・ラックとは?
  • 米国ANSI/EIA(American National Standards Institute/ Electronic Industries Alliance=米国規格協会/米国電子工業会)によって定められた、ラックケースとそこに収納する機器のサイズに関する規格です。一般的に19インチ・ラックと呼ばれており、この規格によって造られたラックケースは、いずれも約483mm幅の機材の収納に対応しています。 また19インチ・ラックと称される規格には、ANSI/EIA規格以外にも、JIS規格(日本工業規格)、IEC規格(国際電気標準会議)、DIN規格(ドイツ連邦規格)などがあります。

  • 19インチ・ラックケースの表記サイズ
  • (1) 幅は19インチ(19×25.4mm=482.6mm)
    (2) 高さは「U」の文字で表記されます。

    ※ 1Uとは1Unit(1.75インチ)、約44.45mmを表します。
    また(2)の表記はラックマウントに対応している機器にも用いられます。

  • 弊社商品について
  • サウンドハウス取扱商品は全てEIA規格

  • ラックレールのねじ穴ピッチ
  • ラックレールネジ穴のピッチ(位置)は、幅が46.51cm、高さは
    1.58cm-1.58cm-1.27cmの繰り返し


ラックレールのタイプ

  • インチ規格
    →インチ規格(NO.10-32)ネジに合わせてタップが切られています。M5(ミリ規格)のネジは、インチ規格のものよりも若干、径が大きくなっています。よって、インチ規格のラックレールには使用することができません。
  • ミリ規格
    →M5のラックネジに合わせてタップが切られています。インチのネジはミリ規格(M5)のものよりも若干、径が小さくなっています。よって、ミリ規格のラックレールにも使用することができます。

サウンドハウス取り扱い主要ラック・ケースメーカー

CLASSIC PRO

CLASSIC PRO

サウンドハウスがプロデュースする音響機器総合ブランドです。コストを極限まで抑え驚異的な価格を実現しながらも、ユーザーが求める「操作性」、「機能」、「サウンド」の全てにおいて徹底的にこだわり抜いた商品ラインナップを誇ります。

CLASSIC PRO ラックケース
SKB

SKB

ABS樹脂仕様によるケースで、軽量、耐衝撃強度などに優れています。楽器の他、スポーツバッグまで存在する豊富なラインナップが魅力です。

SKBケースのすすめ
ROADREADY

ROADREADY

ベストな材料を集め、熟練職人によって組立てられたラックケース。通常のケースより合板が厚く、耐久性も抜群です。破格値での提供を実現しています。

ROAD READY CASES 製品の特長
ODYSSEY

MIDDLE ATLANTIC

様々な音響機材を収納するサーバーラックやスタジオラック、ラックアクセサリーからスタジオ家具まで幅広くラインナップ。

MIDDLE ATLANTIC
ODYSSEY

ODYSSEY

特にDJ用途に向けたラインナップを誇ります。カーペット張りDJケースなどが有名。実際に機材をマウントしたサンプル・イメージが豊富です。もちろんラックケースの大きさ、種類も豊富です。


専用ケースについて

ミキサーケースに多く見られる、機材のサイズに合わせて特注で作成されたケース。※ラックレールにネジ留めするようなラックマウントタイプではなく、蓋を空けて中にそのまま機材を収めるケースになります。

メリット

  • 内部フォームが対応機材に合わせ設計・製作されている為、しっかり収納することができる。

専用ケースを作成している主なメーカー

よくあるご質問

Q. 専用品以外を収納することはできますか?
A. 専用ケースとして設計されている為、緩衝材が干渉し収納できず加工が必要になる可能性があります。(※図1)
又、ROADREADY製品の多くは図面へのリンクが商品ページにあり、内寸を確認することができます。(※図2)
(図1)(図2)
Q. 加工してしまった場合、保証などはどうなりますか?
A. お客様で加工された場合の返品交換、修理等はお受けできません。
Q. パーツの販売はありますか?
A. 商品や部位によりますが、ご要望の多いものは在庫があるものもございます。詳しくは営業までお問い合わせください。
Q. 寸法の記載がない商品もあるのですが・・・
A. 特定機材の専用ケースなどは、その機材用に設計されておりますので、特に寸法の記載はございません。
ラックケースのことならお任せ! よくあるご質問

汎用ケースについて

専用ケースがない、ラックマウント対応していない機材などを収納できる汎用キャリングケース。サイズ展開も豊富で、防塵・防水に加え樹脂製のため、頑丈で耐久性にも優れています。

メリット

  • 収納したい機材が内寸に収まれば、収納することができる。
  • SKBの3Iシリーズなど、フォームの有無、多様な種類・大きさに分かれており、収納物に合わせて適切なケースを選ぶことができる。
SKB キャリングケースセレクター

TSAロック

■TSAロックとは?

TSAロック(ティーエスエーロック)とは、アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁(Transportation Security Administration)より認定を受けた、旅具等、各種ケース類に備えられたロック金具の総称です。

TSAロックの種類はTSA001からTSA011まであり、それぞれに対応した合鍵があるため、必要に応じて第三者による解錠ができます。

ケース例TSAロック

TSAロック一覧

■どんなメリットがあるの?

アメリカ合衆国内のすべての空港では爆発物および危険物検査のため、搭乗する際の荷物に対し、厳重なセキュリティーチェックが行われています。検査の一部には実際に荷物を解いてその中身を確認する目視検査があり、鍵がかかっていると、その鍵は壊されてしまいます。「勝手に壊されてしまうの?」と思うかもしれませんが、安全確保のため、運輸保安庁の職員には、この鍵を破壊する行為が許されているのです。

そこで登場したのがこのTSAロックです。TSAロック仕様のケースであれば運輸保安庁はそれぞれの合鍵を所持しているため、鍵を壊される心配がありません。もはやフライトケースの必須アイテムと言えます。

TSAロック付きの楽器用ケースは、SKB製品の一部に採用されています。海外へ機材を持ち運びされる方は、サウンドハウスのホームページでTSAロック対応のSKBケースを探してみてください。


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