まず用意するものはターンテーブル×2台、DJミキサー、出力ケーブル、カートリッジ×2個、電源タップとなります。出力ケーブルはDJミキサーの出力をアンプやオーディオへ出力する際に使用し、電源タップは複数の電源をひとつにまとめるために使います。DJの場合は、プレーヤー2台とミキサーで最低3つは電源が必要になるので電源タップはもはやDJの必需品。DJならば、レコードバッグに1本は入れておくこと!
機材を載せる台(デスク)は、自宅で使用する場合において安定性の高い机などで代用可能です。また、クラブ等、大音量で鳴らす現場では、ハウリング(ブーンという異音)を防ぐため、コンクリート・ブロックを積み上げた土台の上など、振動を防げるよう、しっかりとした台に機材を載せるのがベストです。またDJ専用のテーブルなども発売されています。
DJミキサーを中心に、ターンテーブルはその両サイドに設置します。通常、ターンテーブルは横置きでセッティングしますが、バトルDJやHIPHOP系のDJでは両方のターンテーブルを縦置き(通称:バトルポジション)にすることもあります。これはスクラッチやボディトリックをする際、可能な限り動作距離を狭めるためです。また、プレイスタイルによってはDJミキサーのすぐ両端にターンテーブルのスタートスイッチが操作できるように、右側のターンテーブルのみあえて横置きで左側のターンテーブルを縦置きにする場合もあります。
配線はいたって簡単で、まずはターンテーブルからDJミキサーの”PHONO”へ入力します。CDJやその他サンプラーは全て"LINE"へ接続します。ターンテーブルからの出力信号は非常に小さいので"LINE"へ接続してもきちんと音が鳴りません。また、LINE信号を間違って"PHONO"へ接続した場合「バリバリ」といった歪んだ音とになります。各プレーヤーの配線が終了したら、DJミキサーからの出力信号をお手持ちのアンプや外部入力のあるコンポ、もしくはパワードスピーカーなどへ接続しセッティングは完了です。
カートリッジを取り付けます。ヘッドシェルが必要なカートリッジの場合は、ヘッドシェルを取り付けてから、アームに取り付けます。コンコルドタイプは、そのままカートリッジを取り付けます。
アームのバランスなど、ターンテーブルの調整を行い、セッティング完了です!
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