ReSynthesizerは、過去8年間のMake Noiseモジュール設計のひとつの集大成として構成されました。
製品概要
ReSynthesizerの起源は、2023年の春まで遡ります。WalkerとRodentが、Superbooth 23’にてSoundhack Spectraphonの紹介とデモンストレーションを行うためにモジュール・システムを組んだところからはじまりました。Spectraphonの真価を発揮できるようなシステムである必要がありました。そこで、この特別なシステム・レイアウトは、過去8年間のMake Noiseモジュール設計のひとつの集大成として構成されました。
Superboothの後、WalkerとPeterはMake NoiseのYoutubeやInstagramチャンネル用ビデオを撮影にて似たようなシステム構成を用いていたため、これが新しい7Uシステムなのではないかという憶測を呼びました。その時点では新たなシステムのリリース計画はありませんでしたが、このレイアウトは様々な場面で活躍できるものであったので、ビデオ撮影において使用を続けました。(このレイアウトは、Cinematic Laboratoryなどの考察により、「システム X」という呼び方をされるようにまでなりました。)MorphageneをSpectraphonに隣接して設置するなど、当初は非常に特殊な使い方を想定していたのですが、すぐにそれは自然なものになりました。SpectraphonとMorphageneは、生の各マテリアルを壮大なサウンドスケープへやマイクロサウンド・マニピュレーションに”リ・シンセサイズ”するために、またはその先の道がどこであろうと、協働します。
2024年初旬、Make Noiseはモノラルあるいはステレオ信号の簡単なミックスダウンを可能にするDXGを、また物理的触覚を追加するPrssPntをアナウンスしました。これらをしかるべき場所に配置することで、Resynthsizerは誕生しました。SpectraphonとMorphagene、Make Noise CVジェネレーション・スイートを組み合わせ、パワフルで携行性に優れた4 Zone CV Bus Caseに収納したReSynthesizerは、実験と発見のためのオープン・デザインの黒板です。
特徴
モデル名 主な機能 幅 製品ページ
Spectraphon スペクトラム・アナライザー/リシンセシス/ノイズジェネレーター 34 HP ●
Mimeophon あらゆるスペクトル・レスポンスをエミュレートするステレオ・オーディオ・リピーター 16 HP ●
Morphagene テープレコーダー 20 HP ●
Wogglebug ランダム・ボルテージ・ジェネレーター 10 HP ●
MATHS
デュアル・アナログCVジェネレーター 20 HP ●
X-PAN
パンニング、クロスフェード、ミキシング 10 HP ●
TEMPI
ポリフォニック・タイムシフト 10 HP ●
Rene2
新たな形態のシーケンサー 34 HP ●
PrssPnt
ヒューマン・エクスプレッション/コントロール 4 HP ●
DXG
ステレオ・ローパスゲートとミキシング 8 HP ●
CV Bus
水平に設置された制御電圧ディストリビューション/インジケーション/ファイナルアウトプット
QPAS
電圧制御可能なマルチモード・マルチピーク・ステレオフィルター 18 HP ●
4 Zone 7U CV Busケース
専用ACアダプター付属ですぐに演奏を開始できるケース 3U 108 HP. x2
1U 108 HP x1
幅 104HP
外形寸法 幅 : 565.15mm
奥行き : 355.6mm
高さ : 184.15mm
蓋を閉めた状態
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