ボロンカンチレバーにシバタ針を搭載し、音場を緻密に再現する空芯型MCカートリッジ。MCカートリッジの主流である鉄芯型と比べ、空芯型は磁気歪みの影響を受けないため、自然な音色や緻密な音場表現が可能です。一方で、出力電圧が得にくいという性質がありますが、本製品では、コイルの巻き枠を新規設計することにより出力電圧が向上し、0.2mV(1kHz, 5cm/sec)を獲得しています。
AT-ART9XAはボロンカンチレバーにシバタ針を搭載した、空芯型MCカートリッジです。製品型番のARTとはAudio-Technica Reference Transducerの略称で、audio-technica社のカートリッジの中でも特別なモデルにのみ使用されています。MCカートリッジの主流である鉄芯型と比べ、空芯型は磁気歪みの影響を受けないため、自然な音色や緻密な音場表現が可能です。一方で、出力電圧が得にくいという性質がありますが、本製品では、コイルの巻き枠を新規設計することにより出力電圧が向上し、0.2mV(1kHz, 5cm/sec)を獲得しています。カートリッジの取り付け穴がネジ切り仕様になっており、インテグレイテッド型のトーンアームへの取り付けも容易となりました。
■カートリッジ
■無垢シバタ針
■MC型
■出力電圧:0.2mV(1kHz、5cm/sec.)
■針圧:1.6~2.0g(1.8g標準)
■外形寸法:H17.3×W16.8×D25.0mm
■質量:8.5g
■付属品:非磁性体ドライバー×1、ワッシャー×2、プロテクター×1、ブラシ×1、カートリッジ取り付けビス(M2.6) 12.0/10.0/8.0/5.0mm 各×2
・ボロンカンチレバーにシバタ針を搭載した、空芯型MCカートリッジ
・コイルの巻き枠を新規設計することにより出力電圧が向上し、0.2mV(1kHz, 5cm/sec)を獲得
・カートリッジの取り付け穴がネジ切り仕様になっており、インテグレイテッド型のトーンアームへの取り付けも容易
・逆V字型に配置されたデュアルムービングコイル方式により、高セパレーション・ワイドレスポンスを獲得し、明確な音像定位を実現。歪みを最小限に抑制します。
・磁気エネルギーを飛躍的に高めたネオジウムマグネットとパーメンジュールヨーク
専用設計された磁気回路により、発電コイルが配置される磁気ギャップのエネルギーを最適化しました。
・新設計のアーマチュア(コイル巻き枠)により、出力電圧を向上
アーマチュアの設計を見直すことにより、発電コイルの断面積を約20%アップ。0.2mVの出力電圧を獲得しています。
・コイルにPCOCCを採用し高忠実度伝送
・高域だけでなく中低域の表現に定評のあるシバタ針と、応答特性に優れたボロンカンチレバーを採用。
・安定した再生の基礎となるアルミニウム削り出しベース
・不要な寄生共振を抑えるハイブリッドボディ
・インテグレイテッドタイプのアームへの取り付けも容易な、カートリッジ側ネジ切り仕様
型式: MC型
再生周波数範囲: 20~50,000Hz
出力電圧: 0.2mV(1kHz、5cm/sec.)
チャンネルセパレーション:30dB(1kHz)
出力バランス: 0.5dB(1kHz)
針圧: 1.6~2.0g(1.8g標準)
コイルインピーダンス: 1Ω(1kHz)
直流抵抗: 12Ω
推奨負荷抵抗: 100Ω以上(ヘッドアンプ接続時)
コイルインダクタンス: 2.5μH(1kHz)
スタチックコンプライアンス:20×10-6cm/dyne
ダイナミックコンプライアンス:10×10-6cm/dyne(100Hz)
スタイラス: 無垢シバタ針
先端曲率半径: 2.7×0.26mil
カンチレバー: φ0.28mmソリッドボロン
垂直トラッキング角: 20°
外形寸法: H17.3×W16.8×D25.0mm
カートリッジ取付ネジ径:M2.6×2
質量: 8.5g
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