ダイナミクス系プラグインリミッター。独自のアルゴリズムにより聴感上の音量調節が可能。アナログ機器のように温かみのあるサウンドを提供。繊細な処理が必要な場面等で活躍します。
※製品名の末尾記載されているNative、もしくはHD-HDXの表記は対応するプラグイン規格を表しています。
ご使用環境に合わせて、動作環境をご確認ください。
■プラグイン
Oxford Inflatorは、単なるリミッターではありません。これ以上のレベルは無理、と思われていた素材にかけることで、さらなる音圧をかせぎ、聞き取りにくかった小さな音の存在感を向上させたい。でも、いかにもコンプやリミッターをかけました、という音にはしたくない。
そんなマスタリングエンジニアやミキサーの要望に応えて開発されたOxford Inflatorは、単にピークを抑えるのではなく、独自のアルゴリズムによって聴感上の音量をかせぐことに成功しています。
◎ミュージシャンによるレビュー
-Ruff & Jam(Kylie Minogue, the Sugababes, Sophie Ellis Bextor)
『ラウドネス強調ツールで、がっかりしなかったのはInflatorがはじめてだ。Inflatorには独特の味があり、暖かく、高級感のあるサウンドになる。ミックスのメインバスだけでなく、個別のトラックでも最高の結果をもたらしてくれる。』
-宮崎"Dub Master X"泉(ピチカート・ファイブ、スチャダラパー、浜崎あゆみ、ポラリス)
『こりゃDOPEだ! ここまでプラグインも進化してくると多少のことでは驚かなくなっている自分であるが、こいつは久しぶりにぶっ飛んだ。トータルにかけた第一印象はお上品。が、そう思ったのも束の間。インプットとカーブを調整するだけで気持ちよく音が張り付いてくる。十二分に煮詰めたはずのミックスを軽く飛び越える。ボーカルやドラムトラックにかければピークを気にすることなく簡単に抜けが良くなる。やばいよ。こりゃー、DOPEだよー。』
-伊藤圭一/Kim Studio(サウンド&レコーディングマガジン 2003年4月号)
『自然なマキシマイズ効果で存在感のある音を作り出す。Sonnox Oxfordシリーズの、音圧を上げるためのエフェクター。マキシマイズという、よりラウドネス感を高めるものだ。このシリーズに一連のグラフィック・デザインを施しながら、従来のようにアナログ部分のシミュレーションにこだわらない、スライダー・タイプの入力装置ですこぶる操作性が良く、また視認性も良い。
その効果は素晴らしく、音質変化が極めてナチュラルなのだ。音圧そのものと言うより、穏やかに音楽の存在感を増してくれる感じが良い。この手のエフェクターには、音量とともに音質が著しく変化するものも少なくない。それをファットになったとか太くなったなどと言われても、どうしてもなじめなかったのは私だけではないはずだ。"
このプラグインは、自然な感じで音圧を増したい、かといって単純なコンプレッサー/リミッターでは物足りない、存在感が欲しいというようなときに使いたい。コンプのようなポンピングや、チューブのようなサチュレーションが感じられないのも嬉しい。CURVEというパラメーターで穏やかな効果からファットな音までキャラクターを設定でき、EFFECTで深さを調整できる。音声帯域を3バンドに分けて動作するモードも備えており、より深いエフェクにもスムーズな効果と高いマキシマイズ・レベルが手に入る』
■対応フォーマット
AAX-DSP、AAX-Native、AU、VST
■動作環境
プラグイン動作環境
G5ライセンス: 現行バージョン
Mac OS X 10.7-10.14
Windows 7-10
VST2 および VST3(Restore, Pro-Codec, Codec ToolboxはVST3未対応)
Audio Units
AAX NativeおよびAAX DSP(AAXDSPはHDライセンスのみ)
SoundGrid(WAPAPI):以下のプラグインが対応 (1製品につき15ポンドの個別アップグレードが必要です)
EQ、Dynamics、Reverb、Limiter、Transmod、Inflator
iLok 2/3 USB Smart Key(別売)
商品レビューProduct Review
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