UKインディーロックのカルト的存在ながら、シーンに多くの影響を与えてきたグループThe Jazz Butcher。バンドの中心的な存在として多くの作品を残してきたパット・フィッシュ(Pat Fish)が10月5日に死去。グループの公式ページにて発表されました。享年64歳。1982年にマックス・アイダーと共にジャズ・ブッチャーを結成。1983年にGlass Recordsからデビュー・アルバム『In Bath of Bacon』をリリース。アコースティックなポップ、ニュー・ウェイブ・サウンドにジャズやファンク、さらにはロカビリーなどの要素が加わった、多種多様なナンバーを1枚のアルバムに詰め込んだことにより、その後のギター・ポップシーンに多くの影響を与えました。1988年からはオアシスやマイ・ブラッディ・バレンタインで知られるCreation Recordsにて多くの秀逸な作品を残し、日本においては熱心なネオアコファンのリスペクトの元、2000年、待望の初来日公演が実現しました。晩年は自身のSNSにおいてファンと直接対話をするほどフレンドリーな一面も見せていただけに、パット・フィッシュのオフィシャルSNSには多くのファンから哀悼のコメントが寄せられています。The Jazz Butcherの名盤の一つ、「Cult of the Basement」の中の一曲をお贈りしてご冥福を心よりお祈りします。
ミックスリスト - She's on Drugs
The Jazz Butcher.com