ビルボードチャートのプロデューサーから初心者に至るまで 幅広く使用される定番DAWソフトウェア
国内では最定番ともいえるDAWソフトウェアのCubase(キューベース)。今回はSteinberg / Cubaseがどんなソフトなのか、その魅力に迫ります。
Steinberg Cubaseは世界をリードし続ける音楽制作ソフトウェアと言えます。
MIDI打ち込みによるシーケンスソフトとしても、高解像度な録音/再生によるレコーディングソフトとしても活躍。バンドのスタジオレコーディングから自宅DTMまで幅広いニーズに対応し、それぞれの段階をスムーズに繋げるワークフローが魅力です。

古くは1989年にAtari向けに発売されたソフトウェアを基に、それまでのシーケンサーソフトウェアの常識を変えてきました。
今では一般的なプラグインの共通規格VSTも古くはSteinbergが開発したもの。さらにオーディオドライバのASIOもSteinbergが開発した規格。このようにSteinbergは古くからDTMのテクノロジー開発に携わり、その恩恵を直接受けるDAWこそがCubaseなのです。

『Steinberg Licensing』とは、Steinberg IDに基づくライセンス管理システムです。
従来のUSB-eLicenserもしくはSoft-eLicenserシステムのようなローカルライセンスから、より自由度の高いライセンス管理方式へ移行を行っています。
新しいSteinberg Activation Managerソフトウェアを用いて、ライセンスのアクティベーション/状態の確認を行うことが可能です。
Steinberg Activation Managerとインターネット接続された他のコンピューターを用いてライセンスのアクティベートが可能です。
さらに詳細な仕様等につきましては、下記メーカーサイトをご確認ください。

パターンエディター メロディックモード
表現力豊かなメロディパターンを、モノ/ポリフォニックモードで作成。ステップ入力、カスタムスケール、シェイプ生成、そして強力なランダマイザー。これらすべてがパターンエディターに内蔵されました。
歌声合成 VSTi『Omni Vocal Beta』
ボーカルシンセシスの限界を広げるナチュラルで表現力のある歌声。シンプルな UI となめらかなワークフローが、あなたのインスピレーションを触発してくれます。(ベータ版)
Cubase キーエディター内で歌詞の打ち込みができ、音源のパラメーターは変更すると即時反映されるため、よりスピーディーに歌声合成を行うことができます。

エクスプレッションマップの刷新
刷新されたエクスプレッションマップシステムが、音源のアーティキュレーション(奏法表現)コントロールを次のレベルへ。合理化された設定、アーティキュレーション毎のアタック補完、そしてキー/スコアエディターとの統合もより強化されました。

ステム分離
ミックスされたオーディオを AI アルゴリズムでステム分離。リミックスやバランス調整、またクリエイティブなサンプリングに理想の機能です。
最大 4 要素(ボーカル、ドラム、ベース、その他)に分離させることが可能で、分離したオーディオはそれぞれ独立したオーディオトラックとして Cubase 上で作成されるため、エフェクト挿入やミュート、ピッチ補正などが手軽に行えます。

LA やストックホルムのソングライティングルームにインスパイアされた、すぐに制作に使えるビンテージシンセプリセット。魅力たっぷりのリード、ベース、パッドの数々をあなたの部屋に届けます。

新しいエフェクト『UltraShaper』『Pitch Shifter』
自然な音圧感を実現するオートゲインに加え、トランジェントやクリップ防止機能、EQなどを備えたダイナミックプロセッサー『Ultra Shaper』と、リアルタイムでのピッチシフトが可能な『Pitch Shifter』が新エフェクトとして追加されました。
※UltraShaperはProグレードのみ
オートメーション・ショートカットの強化
新しいオートメーションショートカットでは自動的に、最後に操作したパラメーターを優先表示。編集時のより素早いアクセスに役立ちます。
Cubaseでの音楽制作を楽しむために、Steinberg公式のコンテンツを活用しましょう。
Cubaseの使用方法を、実践を交えながら解説しています。著名なクリエイターによる生の使い方を学ぶことが可能です。
https://www.youtube.com/user/SteinbergJapan/videosSteinberg製品のよくあるお問い合わせをまとめたページです。インストール方法やいざという時のトラブルシューティングなどに活用いただけます。
https://faq.yamaha.com/jp/s/topic/0TO2u000000CcmFGAS/steinbergCubaseは3つのグレードと2つの無償版をラインナップしています。これからDTMを始めるアマチュアからハリウッドサウンドを作り上げるプロまで幅広く愛用されているフラッグシップモデルのPro。機能が若干制限されるものの、使いやすい機能はそのままにインストゥルメントや機能が充実したスタンダードモデルのArtist。予算を抑えつつ音楽制作に必要な機能を凝縮したエントリーモデルのElements。あなたにピッタリのグレードをお探しください。
Cubaseシリーズのフラッグシップモデル。直感的かつ正確なミックスを可能にするVSTプラグイン・オーディオエフェクトや、スコアエディットなど、最上位版にふさわしい機能が満載。快適なMIDI打ち込みによる楽曲制作や、卓録に活躍します。これからDTMをはじめる初心者から、チャートのプロデューサーに至るまで幅広く可能性を引き出す、オールマイティなソフトウェアです。

アマチュアからプロまで幅広く愛されるCubaseのスタンダードグレード。音楽制作に必要な機能を数多く搭載しています。テイクコンピング、ワープクォンタイズなど録音に適した機能も取りそろえ、自宅レコーディングでも十分にご使用いただけます。
Elementsグレードよりも録音や編集プラグインが多く搭載されており、よりプロ志向の音楽制作を可能にしています。

初心者からプロまで幅広く愛されるCubaseのエントリーモデル。DTMの打ち込みにも嬉しいスケールアシスタント機能など、曲作りに便利な機能を多数搭載。再生/停止中に入力された音を裏で録音できるプリレコード機能も備え、ギターやボーカル録音時にアイデアを逃しません。EQ/コンプレッサーなどのプラグインも付属し、音楽制作に必要な機能が凝縮されたDAWです。

Cubase AIは、Steinberg製オーディオインターフェイスなどのハードウェアに付属する無償版。
Cubase LEは、YAMAHAおよびSteinberg以外のメーカーにバンドルされている無償版。それぞれCubaseのベーシックなワークフローを体験できます。


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