レコーディングスタジオ等のモニターヘッドホンとして大定番のAKG スタジオモニターシリーズ。
その中でも特に人気の高い「K240MKII」「K271MKII」「K240 Studio」3機種を分析!
音の違いや音の特徴を5段階で評価してみました。
AKGスタジオモニターシリーズのセミオープンエア型ヘッドホン「K240 Studio」の後継モデルで、世界の定番モニターヘッドホンです。
「K271MKII」と比較すると音がマイルド。音場にも奥行きがあって全体を見渡しやすく、聴き疲れしない自然なサウンドが特徴です。音に癖がなくまとまりが良いので、音楽のジャンルも選びません。エレキギターの速いストロークはキレが良く、ウッドベースも胴鳴りもたっぷりとした厚みで再現します。モニター用から音楽鑑賞用まで幅広いご使用には、「K240MKII」が最適です。
AKGスタジオモニターシリーズの最上位モデル。音質に余計な味つけがされていないので、原音に忠実なサウンドです。音場は、「K240MKII」よりもやや近く、臨場感を優先させないため、音の聴こえる位置やバランスが判断しやすく、音を正確にモニタリングできます。
セミオープン型の「K240MKII」よりも低域に締りがあり、音の輪郭はとても鮮明。バイオリン等の生楽器との相性が良く、緊張感のある緻密な音もクリアに再現しています。良い音も悪い音もシビアに聴きたい、そんなモニター用ヘッドホンをお探しなら「K271MKII」がお勧めです。
セミオープンエア型モニターヘッドホンの元祖定番が「K240 Studio」。イヤーパッドを何度も変えて今でも愛用している方も多いはず。ハウジングとヘッドバンドのパーツに金色が配色されて、どこかレトロクラシックな雰囲気がいい感じ。
「K240MKII」に比べると全体的に落ち着いた上品な音を聴かせてくれます。オールマイティのフラットな特性で癖のないサウンドですが、どちらかと言えば、しっとりと聴かせるジャズやポップスの方が得意かも。「K240MKII」にはない艶っぽさと、奥行きのある自然な臨場感を楽しませてくれます。
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