K&M 世界をリードする楽器用スタンド

K&M創業者に送る哀悼のメッセージ

世界一のスタンドメーカーとして名を馳せるK&Mの創業者、マーティン・コーニッグSR氏が3月に来日されるということで、一緒に日本を旅することを楽しみにしていました。サウンドハウスの30周年記念パーティーも参加したいということで、みんなで準備していました。突然の悲報に残念でなりません。Mr.コーニッグ！これまで本当にありがとうございました。日本をこよなく愛してくださり、サウンドハウスと共に歩んでくださり、これまで何度も日本を訪れてくださいました。一緒に京都や徳島、竹ヶ島を旅した思い出は、今でも心にしっかりと残っています。

会社の温泉パーティーにも来てくださいましたね！僕のつたないライブ演奏を撮影してくださり、喜んでいた姿を今でも忘れることができません。その時歌ったのが、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」でした。もう、会えないのかと思うと、言葉になりません。一緒にご家族とドイツのバーデンバーデンに行ったことも、忘れません。楽しかったですね。ドイツのリゾートで、はじめてフレンチ的な日本人でも少しずつ食べれる料理をいただき、感動しました。本当に美味しかったですね！思い出したらきりがありません。共にすごした日々、貴重な時間、家族としてのお付き合い、ありがとうございました。

1997年、サウンドハウスがまだちっぽけな会社だった時、当時K&Mの海外マネージャー、ブリゲッタ氏とMr.コーニッグのお嬢様、現社長が、弊社を訪れてくださったことは光栄でした。会社の経営者として僕は、精いっぱいおもてなしをさせて頂きました。それからお付き合いの輪がひろがり、いつの間にか家族のように親しくなったことは、ほんとにすごいことだと思っています。年齢的には僕の父親に近いですが、それでも、いつも一緒にいることを大切にしてくださったあなたのことは忘れません。本当にいつも楽しかったです。

Mr. マーティン・コーニッグさん、あなたが育て上げた世界一のスタンドメーカーK&Mを、僕はこれからも宝物として、大切にしていきます。そこに、あなたの商品に対する思いと愛が込められていることを知っているからです。自分に何ができるかわかりません。しかし日本人として一番あなたの近くにいて、いつも思いを共にしていた家族の一員として、これからもできることをしていきます。本当に今年の3月、会いたかったです。一緒にまた、旅したかったです。。。心から待っていました。また逢う日まで。。。

株式会社サウンドハウス
創業者　中島尚彦