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ハイインピーダンス・スピーカーの接続について

店舗や施設など多数のスピーカーを駆動するのに適したハイインピーダンスのシステムの接続についてご紹介します。

「100Vラインと70Vラインについて」

  • ハイインピーダンス接続の場合、パワーアンプは100V、または70Vの出力電圧で動作します。
  • 100V用で設計されているものを「100Vライン(または100系)」
    70V用で設計されているものを「70Vライン(または70系)」と呼びます。
  • 日本では一般的に100Vラインが使用されます。
    70Vラインより電圧降下の少ない100Vラインの方が長距離伝送に優れています。

「100Vラインを70Vラインに切り替えた場合」

  • 各スピーカーへの入力電圧が半分になるため、2倍までのスピーカーを接続することができるようになります。
    例) INPACT35を「100Vライン 15W、70Vライン 7.5W」で使用する場合、アンプ側を100Vラインにした場合は「15W」、70Vラインにした場合は「7.5W」で駆動する形となります。
  • ハイインピーダンス・パワーアンプとスピーカーの組み合わせは下記となります。

    「パワーアンプの定格出力≧スピーカーの合計W数」

    例) パワーアンプをCMP120とした場合

    100Vライン
    15W x 8台 = 120W
    70Vライン
    7.5W x 16台 = 120W

パワーアンプ側の出力端子

端子台(例:CMP-250背面)

CMP-250背面

接続方法

ケーブルはバラ線を使い、端子にネジで固定します。
パワーアンプの出力電圧によって、接続箇所が異なります。


例)100Vラインの場合

100Vラインの場合

例)70Vラインの場合

70Vラインの場合

スピーカー側


この位置の場合、アンプ側が「100Vライン・15W」、「75Vライン・7.5W」の2つのケースに対応します。

切替タップ

駆動方法(パワーアンプ側の電圧、ワット数)に合わせて切り替えます。
スピーカー下部の切替タップを回し、▲印に今回の電圧、ワット数を合わせます。

※画像の場合

100Vライン
60W/30W/15W
70Vライン
60W/30W/15W/7.5W

スピーカーケーブルの接続

01アンプ側の「+」とスピーカー側の「+」を接続、「-」も同じように接続します。

021台目の「+」と2台目の「+」を接続、「-」も同じように接続します。

033台目以降も同じように接続します。

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