照明機器をバトンに吊り下げたり、床に設置する際に用いられる器具や、各種照明スタンドなどについて紹介します。
名前の通り1本のストレートタイプのスタンドで、先端に灯体を取り付けます。スタンドの軸を上下に伸縮させることで、高さの調整を行います。三脚タイプが主流で、製品によっては脚の先端にキャスターを取り付けられ、スタンドごとに移動が可能なタイプもあります。照明スタンドは主に、照明機器を取り付けるためのバトンなどが無い場所で使用されます。
高さを調整するためのクランク(手回し昇降機)が付いたスタンドです。重量のある照明機器でも、スタンドに取り付けたまま簡単に高さの調整が行えます。
複数の照明機器を取り付けるためのアクセサリーで、スタンドの先端などに接続して使用します。「トンボ」とも呼ばれています。接続部分の形状は製品によって異なるので、取り付けるスタンドや照明機器によって種類を選択します。通常はスタンド1本に対して照明機器1台の取り付けになりますが、アームを用いることで複数の照明機器を取り付けることが可能になります。製品によってはアームの取り付けができないスタンドもあるので注意が必要です。
ストレートスタンドの先端にアームを取り付けたT型のスタンドです。アームに付属しているネジや、アームに別途クランプ(後述の「クランプ」参照)を用いて、複数の照明機器を取り付けることができます。
照明機器を床に設置するための台座です。「おべた」「おさら」などとも呼ばれています。STAGE EVOLUTION / SEBPは17mmダボ(後述の「ダボ」参照)が取り付け可能な仕様とります。
「ハンガー」とも呼ばれる吊り下げ用の金具で、円柱状のバトンなどに取り付けて使用します。素材はアルミ製や鉄製のものなどがあります。バトンの太さや、吊り下げる照明機器の重量、取り付け穴の寸法などに応じて、クランプの種類を選択する必要があります。角タイプのバトンではしっかりとした固定が行えないため、基本的にクランプは使用できません。また、照明機器によっては複数のクランプが必要となる場合があります。
照明機器をクランプやスタンドなどに取り付けるための金具です。日本国内で一般的に使用されているのは直径17mmのタイプです。基本的にダボは常時照明機器側に取り付けておきます。そうすると、ダボ対応のクランプをバトンに取り付けたまま、照明機器をバトンから外すことができるので、頻繁に照明機器の入れ替えや移動を行う場合などに便利です。
※サウンドハウス取扱いダボの仕様について
固定用ナットの先端に、緩みを防止するための樹脂リングがついています。この樹脂リングごとネジに固定する必要がありますが、手回しでは回らないため、レンチなどの工具でしっかり固定する必要があります。
天井などに設置された機材の落下防止用の鋼線です。吊り下げる機材の重量などに応じてワイヤーの種類を選択する必要があります。使い方は機材とバトンにワイヤーを巻き付け、末端のフックを もう一方の輪になっている部分に引っ掛けて使用します。
STAGE EVOLUTION/SCLAMPは、パーライト、エフェクト、小型灯台用に最適な照明用クランプです。パーライトを使用した固定方法をムービーでご紹介していますのでぜひご覧ください。
【1】クランプのナットを外して、ワッシャーを取り出す。
【2】機材のブラケットにワッシャーを挟んでねじを通す。
【3】ナットを締めつける。
【4】固定部のねじを緩める。
【5】対応した太さのバーやパイプに吊る。
【6】固定部のねじを締める。
※照明器具が万が一落下した場合、危険が伴いますので、落下防止ワイヤーの使用をおすすめします。
(パーライト、小型エフェクトetc.)
(ムービングヘッド、スキャナーetc.)
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