エレキギターを演奏する際にはいろいろなテクニックを駆使するわけですが、演奏者によって無限にテクニックが存在します。これからギターを始めるにあたって使用頻度の高い基本的な奏法をご案内しますので、ぜひ参考にしてください。

ハンマリングオン
ある音を弾いた後、同弦上の別のフレットをピッキングなしで押弦することによって音を繋げる。

プリングオフ
押弦した指をはじきながら離すことによって同弦上の別の音程に音を繋げる。

タッピング
ピッキングせず指で弦をたたきつけるようにして左右の手でハンマリングオンやプリングオフを駆使して音を繋げる。

トリル
ハンマリングオンとプリングオフをすばやく連続させる。

チョーキング(ベンディング)
弾いた弦を押し上げ(押し下げ)ることによって音程を変える。

ビブラート
押弦した音程のポジションから上下させることによって音を揺らす。

スライド(グリッサンド)
押弦したまま指をずらし始点と終点の音を途切れさせずに音を繋ぐ。

ハーモニクス
弦上のフレット付近に指を載せ弾いた瞬間に弦上の指を離す。主なポジションは5、7、12フレット上。

ピッキングハーモニクス
ピックを持った親指の側面を弦に当てた状態でピッキングする。※ピッキングする場所によって出音が異なるので出しやすいポイントを見つけてください。

ハーモニクス&アーミング技
アームを押し下げた状態で開放弦を弾いた瞬間にハーモニクスを出しアームをアップさせる。

ピックスクラッチ
弦にピックを当てて滑らせることにより独特の効果音が得られる。

オルタネイトピッキング
ダウンピッキングとアップピッキングを規則的に繰り返して弾く。

エコノミーピッキング
弦移動の際に、高音弦に移る場合はダウンピッキングで、低音弦に移る場合はアップピッキングで弦を弾く奏法。

スウィープピッキング
エコノミーピッキングを発展させた滑らかな奏法で3弦以上連続してピッキングする際の奏法。

ブリッジミュート
ピッキング側の手の腹の部分でブリッジ付近にかぶせてミュートします。パワーコードを歯切れ良く鳴らす際も低音弦側をミュートしながら演奏することがあります。
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