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太く、抜けの良い音を求めるベーシストへ

エレキベースと言えば、迫力ある低音を出すことができる楽器ですが、バンドなどアンサンブルの中では得てして、ギターの低域、バスドラムなどとレンジが被り、全体の中で埋もれてしまい、存在感が薄れることがあります。そんな時、ベーシストは「もっと太く、もっと低い抜ける音を出せさえすれば・・・」と思うのです。ここでは、数ある作戦の中から簡単にできる方法を紹介します。

その壱、弦を太くする

DADDARIO / EXL170

DADDARIO / EXL170

一般的にスタンダードとされる弦は

1弦
.045
2弦
.065
3弦
.080
4弦
.100

というセットになります。

DADDARIO/EXL230
.055 .075 .090 .110

この数字が大きいと

→弦が太くなり、細い弦よりも押弦の力が必要になるがサウンドの押し出し感や存在感が強くなる

DADDARIO/EXL180
.035 .055 .075 .095

この数字が小さいと

→弦が細い分 テンションが弱くなり弾きやすく、倍音も豊かになる

その弐、プリアンプを使う

内蔵プリアンプ

エレキベースにはパッシブ(電池不要)とアクティブ(電池必要)の2タイプがあります。アクティブタイプなら、ベース本体に搭載されたイコライザーのツマミを回してハイやローをブーストすることができるため、簡単に重低音を作ることができます。

アウトボード・プリアンプ

アウトボードタイプは、簡単に言うとアクティブタイプのベースに内蔵されているプリアンプ部分を取り出し、 ペダルタイプにしたものを指します。イコライザーだけではなく、歪みを加えるDRIVEや原音とプリアンプの音をミックスするBLENDなど、各メーカー独自のサウンドキャラクターを落とし込んだモデルが人気です。

その参、エフェクターを使う

AGUILAR/
MOCTAMIZER OCTAVE PEDAL

オクターバー

元の音に、1オクターブ、または2オクターブ下の音をミックスすることで重低音を作ります。

BBE/Sonic Stomp MS92

エンハンサー

エンハンス=強調をするエフェクターで、低域、または高域をブーストすることで、迫力、存在感のあるサウンドを作ります。

EBS/MultiComp BlueLabel

コンプレッサー

コンプレッサーは、レベルの大きい信号を抑えて(=圧縮)、全体の音量差を小さくするエフェクターです。音量を揃えることにより、全体のレベルを大きくする(=音圧を稼ぐ)ことができます。

BOSS/GEB-7

イコライザー

イコライザーは、各帯域の補正に使用するエフェクターです。
太い音に近づけるには、中域を抑えて、低域と高域をブーストするセッティング、いわゆる「ドンシャリ」セッティングがおすすめです。

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