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のりお さんのレビュー一覧

OD-1X ディストーション・オーバードライブ BOSS
OD-1X ディストーション・オーバードライブ
在庫状況:Stock: 在庫あり 在庫あり In Stock
価格:¥16,400(税込) Price:16,400 yen(incl. tax)
参考になった人数:33人(33人中) 33 out of 33 people found this helpful.
(5.0) 歪みペダルの公約数、と言っても90点はあるけど・・・ 2022/02/04
〇太くて抜ける音作りが超容易
ライブ本番の現場で、ドラムとベースに混じりながら音作りする時間がたっぷりあれば、そりゃこだわりのペダルや高級ペダルの方が良いでしょう。
一方、本製品はどうセッティングしても「どうせそこに生ドラムとベースの音が混じるんでしょ。それ用に最終調整しておきましたよ」って音にしてくれるのです。
かと言って音作りの幅は全然狭くありません。むしろジャズからハードロック直前、ドンシャリからミッド寄りの音が作れ、めっちゃ広いです。

〇バンドに埋もれるリスクが見つからない
人間、どうしても歪み量をどんどん上げたくなってしまうものです(超偏見)。
ギター単体ではそれが気持ちいいのですが、バンド練習や本番では埋もれます。
本製品の兄弟とも言えるDS-1Xはいっぱい歪む分バンドで埋もれやすく、実際にそうなっている知人を見たりしているのですが、本製品はゲインマックスでもハードロック直前ぐらいで、「ドラムとベースが混じるなら歪み量はここまでにしておきなさい」とペダルに言われているかのようです。
ちなみにゲインマックスならそれなりにザクザクリフもできるため、
私は歌ものメタルで本製品を使用したら、バンド全体で丁度いい折り合いをつけた感じになりましたよ。

〇音質が高級ペダルにそんなに負けてない
もちろん勝てはしません、引き分けも無理です。
ただ、ものすごい差があるわけでもないです。
音色は滑らかでレンジも広めで過度な味付けがなくコード分離も抜群です。
その上で、上記のメリットがひたすら襲い掛かってくるのです。

〇ピッキングニュアンスは出にくい
コンプがやや強めにかかっている為です。これも演奏ミスを拾いながら音圧を高めることでバンドに埋もれないようにする親切設計のような気がしますが、ギターうまい人ほどジャマだと感じそうです。

〇総評
バンドでの使用想定・音質・値段、これらの最大公約数をものすごく高いところで取っている印象です。
「プロでないギタリストがライブ本番会場で音作りの時間が1・2分しかない時用の歪みペダル選手権」世界3位には入ると思います。

FM3 Fractal Audio Systems
FM3
在庫状況:Stock: 取扱中止 取扱中止 N/A
価格:¥231,000(税込) Price:231,000 yen(incl. tax)
参考になった人数:96人(96人中) 96 out of 96 people found this helpful.
(5.0) たぶんオーパーツ 2021/03/13
※しばらく使い込んだのでレビューやり直します

〇悪いところ
・本製品単体では、ライブだとやや厳しい
アンプにリターン挿し+アンプモデルだと音圧が足りないので、真空管ブースターなど音圧を稼ぐものをおしりに繋ぐ必要があります。
インプット挿し+歪みペダルモデルだとミドルゲイン以上が数種しかなく、実機の歪みペダルはほぼ必須となります。
アンプモデルを歪みペダル化できるという情報もあったのですが、私では使い物になりませんでした。
本製品単体で挑むなら、PA直かFRFR持参が最適解な気がします。

〇良いところ
・エフェクターの出来がヤバい
何故かこの手の製品はアンプモデル論争ばかりが取りざたされていますが、
本製品の一番の魅力はエフェクターだと思っています。
昔Helixを触ったとき「空間系あたりはもうコンパクトエフェクターと同等以上」だと思ったことがあるのですが、
本製品は全てのエフェクターがブティック・ハイエンド系ペダルレベルです。
大げさに言っていると思われるかもしれませんが、
私は本製品導入後、empressのコンプとFree the Toneのディレイを売ってしまいました。
もちろん音色での好みは人それぞれだと思いますが、こと音質については
マルチエフェクター論争でならぶっちぎりで優勝だと自信を持って言えます。

・アンプモデルももちろん良い
音質的には以前使っていたKemperの有料リグと互角ぐらいかなぁと思っています。
低ノイズ化や歪み粒の荒れなさ具合など、ちょっと整いすぎだと感じることもあります。

・フットスイッチ3つだけでも十分戦える
説明は難しいので省きすが、6つ程度のプリセット切り替えなら瞬時にできるようになっています。
とりあえず私はライブで困ったことはありません。

〇総評
気づいたらライブ本番ですら、大きめエフェクターボードとアンプを私は車に積まなくなっていました。
音質的にはもうそういう一台です。
「本当かよ」「話盛りすぎだろ」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
”デジタルは非常時用”主義者である私だって未だに使いながらそう思ってますよ、なんだこの機材!

のりお さんのプロフィール

レビュー投稿数:2件

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