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YAMAHA TF1 デジタルミキサー |
在庫状況:![]() 価格:233,455円(税抜) (税込 256,800円) |
参考になった人数:0人(1人中) |
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GEQの無いマトリクスはそれ自体無いのと同じ。 | 2021/03/17 |
PAではFOHはマトリクス出しするのが普通です。この様な小さな卓に不釣合いな大掛かりなシステムで外部にLAKEを入れるような場合を除き、マトリクスでアウトプットのチューニングをするわけですがPEQしか無いので前段のMASTER STEREOのGEQでチューニングするしかありません。しかしそうするとMASTER以降の全てのマトリクスにもそのGEQがかかった音が行ってしまいますし、ヘッドフォンの音にもGEQがかかりシステムチューンング前の純粋なミックス音を聴けるバスが無くなります。運営送りも録音も全てが会場チューニングのGEQ段の後では困ります。しょうがないのでマトリクスは一切使わずAUXばかり使うハメになります。インフィルやアウトフィルについてもマトリクス出しすることはできませんしSmaartのリファレンスすら送ることができません。このマトリクスは一体なんのためにあるんだということになります。 MASTER STEREOにGEQは要らないので、マトリクスにそれぞれGEQをつけないとマトリクスの意味がありません。4ptのPEQだけではPinWL現場は流石に無理です。現場をわかっていない人が開発したのだと思いますが、いくらなんでもひどい。 また、フェーダーはスムーズで使いやすいですが、ボタンの類とディスプレイの反応速度が遅く、ポチポチ押してから表示が変わるまで待ちきれずイライラします。そもそもディスプレイの表示レイアウトも見辛く、いちいち素人向けのレベルガイダンスの様なものが場所を取っていて邪魔です。ボタンを押したり画面をタッチしたりノブを回したりする操作回数がたとえQLと同じだったとしてもオペレーションにかかる時間はQLの2倍ほどです。 フェーダーを触るというオペレーション以外は、iPadでリモートの方が操作性良いので、iPadは常備しておくべきです。あるいは本番はフェーダーだけでできるという現場でのみ使うのが良いかも。もう少しSNがよければマルチ録音用のUSBオーディオインターフェイスとして活躍するかもしれませんが、ちょっと微妙です。 DANTEカードを入れてTIOは使えますがRIOはHAを触ることができませんので既存のCL/QL等ののユーザーの+αとは成らず、これはこれ単独のシステムという割切が必要で価格相応です。 |
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Soundcraft Ui24R Wi-Fi コントロール・デジタルミキサー |
在庫状況:![]() 価格:88,910円(税抜) (税込 97,801円) |
参考になった人数:2人(2人中) |
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税込10万円以下のミキサーとしては最高 (v3.3) | 2021/03/29 |
内蔵2.4GHz/5GHzのAPはクライアントにもなり有線LANもある。 ブラウザ制御で10台使用可能。本体HDMIとUSB端子で直接操作もできるがPC経由のマルチタッチパネルディスプレイ操作でBig-Dモードのインターフェースが秀逸。iPad操作のみの卓に比べ、操作性が段違いに良い。マルチタッチやマウスの他、キーボード操作も一部可能。(機能拡張でフェーダもOK)。 結局物理フェーダーが欲しい場面にも出くわすのは世の常だが、残念ながらメーカーはフィジコンに対応していない。サードパーティでMIDIフィジコンに対応させる仲介ソフトが現状3種あり購入。タッチパネル併用物理フェーダの組み合わせは快適。オペ速度的にSIより向上。 卓として特異な部分は、 ・AUXとマトリが切替で合計10モノバス。STペアは組める。 ・ST GRPが6バス有るが排他選択。 (LRアサイン切るためにはGRPアサインしてそれをLRアサインオフにするという回りくどい手順が必要。) ・Aux&マトリとLRバスにGEQあるもPEQは無し。ただしGRPにはPEQ有。 ・卓データはjsonだが純粋なオフラインエディタは無く、実機無し仕込はWEB上のバーチャルマシンで行う。つまりネット環境が必要。 シーン管理は、Shows, Snapshot, Cuesの3段構えだがViのCueとは異なる。 SnapshotのLoadで一旦MUTEになるのだけはかなり減点。 SafeはIsolate。 パッチ自由度は高く INはを24ch+1STの計26chに下記およびOutBusを割当可 ・バランス入力20 ・RCAステレオ1 ・USB I/F入力 32 ・USB再生LR OUTは下記を10AUX(マトリ込)、LR、Soloから自由割当。 ・LVL可変平衡出力2 ・LVL固定平衡出力8 ・ST HP出力2(各別アサインでLineOutとして使用可) 他に、LR、Aux1〜8、Ch1〜22のDirectOut、の順でUSB IF出力1〜32に固定割当。 内蔵USB再生と内蔵FX4系統に固定ch有り。 ちなみにFXはReverb等、可もなく不可もなく程度。 デュガン風オートミキサーも入ってる。 |
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AUDINATE Dante Virtual Soundcard DVS バーチャルサウンドカード |
在庫状況:![]() 価格:3,280円(税抜) (税込 3,608円) |
参考になった人数:3人(3人中) |
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安定環境を維持すれば便利 | 2021/03/13 |
Dante機器(QL/CL以降のヤマハの卓など)とPC間がLANケーブル1本で64chデジタルマルチとして繋がります。 PC再生を卓にマルチトラック入力したり、dante構築のシステムでライブ演奏をPCにマルチトラック録音をしたりするのに、スイッチングハブを介して或いはデイジーチェーンの末端でLANケーブルをPCのRJ45に刺すだけで64chリンクとはすごいもんです。 RIO3224 x3台と、CL5 x2台、に32ch録音PC(win/mac混) 3台をタイムコード同期で回しました。バンド自体は40 in / 12 out 程度。聞き直すとたまに小さくプチっと言う物が不定期にありました。ディスクライトかも?。danteコントローラでモニターしてると、結構負荷が見えます。Bonjourがベースなのでリンクローカルでも繋がりますが、ローカルIPを持たせた方がなんとなくエラー率が低くなりました。 たっぷりレーテンシーがかかっても良いような生配信ミックスなんかは、RIOからDVSで受けてDAWでミックスするとプラグインがふんだんに使えて良いです。 1経路ならばもっとレーテンシーを増やして安心重視にしたい気もします。(4ミリ、6ミリ、10ミリ秒の切り替え)。 そもそもRJ45の無いMACでは、純正品以外のイーサネットアダプタはうまく動かないものも一部あり、また、アダプタのファームウェアによって安定の違いなどあったので、注意が必要です。突如、デバイスマウントが外れたり再起動がかかったりということもありましたので、ある程度枯れたOSを使い、しっかり事前に運用確認をとったマシン環境で使うことが大事だと思います。リダンダントを組むのはまた大変です。 MacOSX 10.13以降でSIPをdisableしないと起動できない未解決問題もあります。 またDVSはクロックマスターになれないのでDVS同士では動作できません。マスターになるダンテのハードか、あるいは姉妹ソフトのdante viaなどと繋がった状態でしか使えません。 チャンネル数やレーテンシーはviaの方がチープに見えるけど価格付けがviaの方が高価なのはこれが理由かと。 DVSは卓に1ライセンス付いてますのでviaのほうが追加販売が伸びそうですが。 |
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JTS SIEM-2 インイヤーモニターシステム |
在庫状況:![]() 価格:21,637円(税抜) (税込 23,800円) |
参考になった人数:3人(3人中) |
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電波のお行儀が悪い | 2021/02/03 |
フェスでモニオペしてる時にバンドに持ち込みされることが何度かあり、適当にやっつけていましたが、この度コロナで時間があるので真面目に向き合い調べたのでレビューを書いておきます。 B帯で使えるIEMは、コレとSHUREのPSM300の2機種だけですが、価格差4倍あってものすごくチープです。付属のイヤホンはペラペラの音ですし、レシーバーのヘッドフォンアンプもショボく、歪むギリギリまで突っ込まないとガッツリ聞こえません。送信機で簡単に歪んでしまいます。入力端子が2つついているのにモノラルです。そもそも電波方式がモノラルなので。 一番困るのが電波管理。送信機のチャンネル表示はスマホ検索するとサウンドハウスの販売ページに対応表の記載があり、B11〜16、21〜26、31〜33, 35の16波に対して、0〜FのIDが割り当たっていることは分かりますが、最大同時4波と書かれているので電波のお行儀が悪いタイプでしょう。 チャンネル間のバンド幅とか、相互変調をどれだけ取るかなどの情報がありませんが、同時4波というヒントから、SHUREのお行儀の悪いPGX / SLX同等の干渉具合なのかなと判断し、漠然と机上で計算。混信なく4波同時使用可能なのは下記4通りの組合せになるかと思います。あくまでSLXやPGXと同じ電波干渉条件であるならばという仮定での計算です。現場での電波管理に必要な情報が全く公開されていないので持ち込まれても知ったことではないと言いたいとこですが、持ち込む人に基礎知識が皆無なので結局は現地PAがサービス対応しないと時間が無駄になります。ちゃんとした資料が印刷物として封入されているのかもしれませんが、現場でパっと検索してヒットする程度にネットに情報を開示するのが売る側の責任だと思って欲しいです。 (0)(2)(E)(5) (0)(8)(A)(5) (6)(2)(A)(5) (1)(D)(E)(5) このSIEMを1台だけ使う場合は、(5)にして、アナログB帯マイクB22,23,24,25混在で同時5波使用可能になるはずです。 このSIEMが2台ある場合は、(1)(5)で、マイクにB33,35,52混在でも合計5波可能。 デジタルWLやSHUREのIEM が混在したりするとまた別の計算が必要。 |
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SHURE P3TJR112GR-JB |
在庫状況:![]() 価格:76,636円(税抜) (税込 84,299円) |
参考になった人数:2人(2人中) |
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チャンネルプランに基礎知識は必要ですよ | 2021/02/07 |
コンパンダー式アナログB帯ですが、マイクと違いIEMはステレオで、チャンネルプランに10年前の古い常識(グループ1〜6のいずれかのみを使えば安全)は今どき通じません。そこでこの機種独自のグループとチャンネルの概念(グループ1〜9)があり、同時6波や同時5波が使えるようなCHナンバー割付がされています。 例えば旧来のグループ1での6波プラン(B11〜B16)でPSM300を6波同時に使うと混信します。今時はB帯もMHz呼称した方が良いのです。 余談として、B帯にもデジタル変調のマイクが増えており、1chあたりの帯域幅がアナログより広く、従来のB11とB12のような組合せを同時に使うことができなくなった反面、3次相互変調歪での混信がなく375kHzの等間隔にチャンネル配置可能で同時使用可能本数はアナログより増えました。そのようなデジタル式と、従来のアナログ式のマイク、さらにこのPSM300のようなアナログ変調ステレオIEMがB帯に混在する現場では、旧来のグループもこのPSM300独自グループもいずれも実運用グループとしては通用しません。 説明書にある自動検出での割当なんてのも混在状況では現実的ではありません。 ありがたい事に、SHUREは「WWB6」というワイヤレス電波管理ソフトを無料でリリースしてくれていて、例えば、PSM300(JB) x2波 と デジタルワイヤレス(JB) x6波を混在させたトータル8波のプランや、PSM300 x3 と デジタルワイヤレス x4 のトータル7波のプランなどもパっと作れます。 このPSM300はあくまで廉価機種のため送信機にもLAN端子がなく、WWB6でPSM本体を直接制御することまではできませんが、WWB6の最新版にPSM300のプリセットは入っていますので、オフラインでチャンネルプランをすることはできます。SHUREのみならず他社のマイクやIEMのプリセットも入っていますしリスク設定変更も可能ですので是非お勧めします。 デフォルトでは安全な少チャンネルプラン設定になっているので、Preferenceで機種ごとにコーディネート周波数優先の設定にすれば多チャンネルプランが可能です。 |
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CLASSIC PRO CPA04S 4Uラックケース |
在庫状況:![]() 価格:9,091円(税抜) (税込 10,000円) |
参考になった人数:0人(0人中) |
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クオリティに不満 | 2021/02/02 |
奥行きサイズにこだわりがある用途だったのですが、アルモアやパルスで特注をすると高いので、サイズぴったりのコレにしてみました。 こういうベコベコ素材のラックケースはSKBのものを1つ持ったっきりですが、SKB比較でもクオリティで結構差を感じます。 この品質で1万円以上取るとは、CP、ちょっと割高だったと思います。 |
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Blackmagic Design Blackmagic Video Assist 5” 3G 5インチモニター |
在庫状況:![]() 価格:55,270円(税抜) (税込 60,797円) |
参考になった人数:2人(2人中) |
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割高かも | 2021/02/02 |
コンパクトさにメリットを感じて5インチモデルを選択しましたが、あとあと機能面の差が気になります。 7インチモデルと比べると、音がエンベでないと入らないこと、SDIがマイクロSDIなので変換ケーブルに5000円ほどの追加出費が要ること、SDカードスロットが1つだけなのでエンドレス録画はできないこと、USB typeC端子がSSD等のストレージは非対応であることがマイナスです。その割には価格差が大きく無いので、少し奮発して7インチを買えば良かったかなとあとで思いました。 ProRes記録はとても綺麗なのですが、逆に容量を落として時間を稼ぎたい場合でも、POVCAMやAtem mini proなどに比べてSDカードの容量を食いすぎるので、USB type CにSSDを繋いだ録画は5インチでもFirmwareで許可して欲しいとこです。 キャプチャーボードにもなるというアップデートは喜ばしい驚きでした。ただ、これについても音が外部入力できる7インチの方がさらに大きなメリットだと思います。 今後つけて欲しい機能としては、エンベ音のうちメーターが見られるのは現状1〜4chだけなので、HDMIのサラウンド素材で5〜8chにある音も確認できるようにして欲しいです。 |
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SHURE BETA91A バウンダリーマイク バスドラム、打楽器用 |
在庫状況:![]() 価格:25,182円(税抜) (税込 27,700円) |
参考になった人数:1人(2人中) |
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定番マイク | 2021/02/03 |
ロックから演歌まで、バンドもののBassDrumには大抵、中にこのBeta 91を転がして外からBeta52などを立ててミックスするのが定番です。モニターへの返しは91だけで済ませられますし、FOHとて91だけで充分なときも多々あります。 Cajonで使うときは中に入れるのも悪くは無いけど、フロントに転がしてスネア的な音を前からもらうという取り方もやります。 DjembeのBottom側に使うのも定番です。 pfでは説明書に2種の使い方まで指南されてますが、フタに貼り付けるっていう発想は日本でのピアノの扱いとしてはちょっと・・・・。壁面に立てるのはアタッチメントを作ってフチにひっかけるのなら許されるかな・・・・。それ以外の方法としてholeに伏せて置いてモニター返す用途にも使えます。山彦ほどは返せませんが57よりは返せます。位置が再現しやすくて仕込みや転換が手取り早くて良いです。 底面のスイッチは、触ったらやり忘れるのでフラットで使って卓でEQしてます。 昔の91はMINI XLRで、コネクタ付近やプリアンプ部にNGが頻発したのですが、今のは直接XLRが刺せるようになり、スペースは少し食いますが安心感があります。音は昔のが好きという人もいますが、個人的には新しい方で良いです。 PA用のマイクとしては、少し高めの価格ではありますが、エンジニアとしては1本(1枚)は持ってて損の無いマイクかと。 |
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QUIK LOK A114 卓上マイクスタンド |
在庫状況:![]() 価格:2,580円(税抜) (税込 2,838円) |
参考になった人数:0人(0人中) |
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使いやすい卓上スタンドです | 2021/02/03 |
かなりガッチリしてます。伸び縮みは新品の割にシブいところもありますが、値段として許容範囲。角度調整もしっかりブレーキが効いています。(ネジで締めたり緩めたりという操作はできないので、重量物は無理ですが、普通のマイク類で勝手に下がってくることは無いです)。 先端は3/8インチ(AKGピッチ)ネジで、そこに5/8インチ(SHUREピッチ)変換ネジも付属されているという親切販売。 卓上スタンドとしては充分しっかり重たく重心が取れる範囲が広いので低い演台に背の高いMCさんでも倒れることがないし、フレキで延長すれば結構無敵です。SP前のMC台とかでしっかりオンマイクを目指せる卓上スタです。 和物のPAにも使えるかもしれませんが、高砂ほどは重く無いので、下が空洞のステージではインシュレーターを敷かないと低音でブンブン言ってしまうかもしれません。そこそこ重たいので259すら立てにくい演歌のバックバンドのライザー上で使うとかはできそうです。 MS101の卓上SPスタンドにするもヨシ。別途1/4インチ変換などを使って卓上カメラ台とか手元ライトスタンドとかiPad・スマホ台とかにするもヨシ。搬入出時のドアストッパーにするもヨシ。安いのでいくつか持っておいたら何かしら使い道がありそうなオベタです。中途半端にポイントが溜まったら買い増ししようかと思います。 QUICKLOKという目立つステッカーが、客から見える部分に貼られているのはセンス無いが、跡形なく綺麗に剥がせるのでヨシ。客から見えない側に貼れば、剥がされずに済んで宣伝にもなるものを。 |
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SHURE P3TJR-JB ステレオパーソナルモニター |
在庫状況:![]() 価格:76,800円(税抜) (税込 84,480円) |
参考になった人数:2人(3人中) |
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チャンネルプランの基礎知識の習得は必須ですよ | 2021/02/03 |
根本的にはコンパンダー式のアナログB帯ですが、チャンネルプランに10年前の古い常識は通じません。マイクとは違い、IEMはステレオです。旧来のWLマイク運用チャンネルプラン(グループ1〜6)の知識をそのまま適用することはできません。 この機種には独自のグループとチャンネルの概念(グループ1〜9)がありG1とG2では同時6波、G3〜G9は同時5波が使えるようにCHナンバー割付けされています。旧来のB帯グループでの番号名称の組合せは通用しません。例えば旧来のグループ1での6波プラン(B11〜B16)でPSM300を6波同時に使うと必ず混信しますよ。 今時はB帯もMHz呼称した方が良いです。余談として、B帯にもデジタル変調のマイクが増えており、1chあたりの帯域幅がアナログより広く、従来のB11とB12のような組合せを同時に使うことができなくなった反面、3次相互変調歪での混信がなく375kHzの等間隔にチャンネル配置可能で同時使用可能本数はアナログより増えました。そのようなデジタル式と、従来のアナログ式のマイク、さらにこのPSM300のようなアナログ変調ステレオIEMがB帯に混在する現場では、旧来のグループ名称もこのPSM300独自グループ名称も通用しません。説明書にある自動検出での割当なんてのも混在状況では現実的ではありません。 ありがたい事に、SHUREは「WWB6」というワイヤレス電波管理ソフトを無料でリリースしてくれていて、例えば、PSM300(JB) x2波とデジタルワイヤレス(JB)x6波を混在させたトータル8波のプランや、PSM300x3とデジタルワイヤレスx4のトータル7波のプランなどもパっと作れます。このPSM300はあくまで廉価機種のため送信機にもLAN端子がなく、WWB6でPSM本体を直接制御することまではできませんが、WWB6の最新版にPSM300のプリセットは入っていますので、オフラインでチャンネルプランをシミュレートすることはできます。SHUREのみならず他社のマイクやIEMのプリセットも入っていますので是非使われることをお勧めします。デフォルトではセーフティの少チャンネルプラン用途になっているので、予め、WWB6のPreferenceで機種ごとの設定をコーディネート周波数優先の設定にしておく必要があります。 |
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YAMAHA MG06 アナログミキサー |
在庫状況:![]() 価格:10,455円(税抜) (税込 11,500円) |
参考になった人数:5人(9人中) |
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予備として持ってると便利 | 2019/05/02 |
最低限の信頼性があり、小型で価格が安いのでとりあえず機材箱に放り込んでおくとそこそこ活躍してくれて良いです。 システムが入る前にマルチの回線チェックをヘッドフォンでやったり、有線IEMの HA + HP Amp として使ったり、持ち込みマイクでここだけファンタム送ったり、1000mほどの長距離をアナログで引回す際にキャノンで入ってキャノンで出るバッファアンプにしたり。 大きな卓なら幾つでもありますが、ポイっと転がしておいて邪魔にならない卓というのは案外盲点です。USB電源で動いてくれたらもっと便利なのにと思いました。 MUTEボタンもPFLボタンもありませんが、ヘッドフォンバスがマスターバスより手前にあるようで、マスターツマミを絞り切ってもヘッドフォンで検聴することができます。この時にメーターが振ってくれたら良いのですが。 CH 1/2はスイッチでセンターパンにするのか左右振り切りPANにするのかを選ぶことができますが、ここはPANポットにして欲しかったです。 こんなものは音色がどうとかいうものでは無いと思います普通の音がします。 |
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YAMAHA TF5 デジタルミキサー |
在庫状況:![]() 価格:350,000円(税抜) (税込 385,000円) |
参考になった人数:9人(25人中) |
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アマチュア向けとしてちょうど良い | 2019/05/02 |
良いところは、びっくりするくらい安いことです。 DANTEカードは必須だと思います。RIOと併用する以外にもDANTE VIAやDVSを入れたPCとIOパッチできるのは良いです。 USBオーディオインターフェイスとしても機能するので便利だと思います。 CLやQLの下の機種かと思いきや、使い勝手はかなり割り切られてしまっていて、大きな差を感じます。無駄な機能(HA合わせるウィザードみたいなのやEQプリセット)が目立つところに配置されてるのは邪魔でしかありませんが、お金がなくてどうしようもないような施設に設置する場合ならば、これが最初の選択肢かなと思える範疇でもあります。 タッチパネルやコントローラ類の反応がLS9よりもまだ遅いですが、価格を考えれば許容範囲の下限くらいではあります。iPadを使った方が操作性が良いので、もうちょっと頑張って欲しいとこですが。 致命的なのはマトリクスにGEQが無いこと。現場では普通はPAアウト類はマトリクスから送るもので、そこはスピーカーシステムのクセに影響されるGEQ設定となりがちだから、録音や楽屋送りだとか、そもそもエンジア自身がヘッドフォンで聞く音についてはそういうクセのあるトータルEQになる前の音の方がふさわしいわけで、LRバスはそのようにあって欲しいんですが、この卓はマトリクスにGEQが無いのでPAアウトはLRバスを使うしかありません。 ハイのキツイスピーカーに対して通常はMATRIXのEQで高音を下げたいのですが、この卓はLRでそれをするしかないのです。チャンネルtoマトリクスの機能もありませんので、この卓でマトリクスは誰も使わない無用の長物と化します。 STEREO AUXがあるからなんでもAUXでやってしまえば良いんですが、設計した人が現場をわかってないなあと言う感じでもったいないです。 |
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Line 6 XD-V75 Handheld ワイヤレスマイクセット |
在庫状況:![]() 価格:53,500円(税抜) (税込 58,850円) |
参考になった人数:2人(2人中) |
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マージン悪い | 2019/05/02 |
全てのLINE6マイクについて言えることで、SHUREやSENNHEISERに似た音をシミュレートするために内部でEQとかやってるのが悪いと思いますが、ハウリングマージンが悪いです。 1〜2本で使っている場合はまだマシですが、5〜9本とかになってくると最悪で、SHUREのURなんかと比較すると5dB以上下げないとどうしようもない感じです。 あんまりモニター返していらなくてしっかり声が出せてトータルのマイク本数が少ないと言う人ならば良いですが、そうでない人は注意して欲しいです。どうチューニングしようとも本数が増えると最悪です。アイドルユニットのようなものを表返しでやるには向いてません。 あとハンドヘルドのスティックの外装が弱すぎで、すぐハゲます。劇場で9本運用までは出来ましたが、国際〜〜〜〜みたいなWi-FiのSSIDが40個くらい飛んでるところでは受信機から5mの距離でも2波が限界でした。 有線のSM58と大差ないと思える58ヘッドのワイヤレスマイクとなると、1.2GHzとかホワイトスペースで安くても2本で100万円程度から、B帯でも70万くらいにはなりますが、例え1/10の価格だからといってもこんなの買う人は無駄金使いだなあと思います。 似たような価格帯・機能のアマチュア用2.4GHz製品で比べるならば、まだ、テクニカのものの方が良いです。Line6のシミュレーションなんて卓でなんとでもなる範疇なのでマージン悪いだけ損です。 グループで踊りながらワイワイでないならば、ワイヤードで音の良いマイクは10万円以下でもたくさんあるのでそう言うのを使って欲しいです。ワイヤレスでないといけないならばちゃんとしたのをPA屋さんに2万円で借りた方が良いです。 |
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ZOOM LiveTrak L-20 デジタルミキサー |
在庫状況:![]() 価格:84,091円(税抜) (税込 92,500円) |
参考になった人数:23人(40人中) |
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ゴミクズです | 2019/05/02 |
もっとも致命的なことに全AUXがPreFader固定です。例えどちらかに固定でもまだPostFader固定の方がINPUTをパラってFBチャンネル作れば済む話ですが、Pre固定だと詰みます。 フェードインアウトが必要な再生ソースがあるとFOHはフェードアウトしたのにステージモニターはガンガン鳴りっぱなしになります。 iPadアプリはツマミもフェーダーも、タッチセンスが悪くてカーブも悪くて操作感悪い。モニター0.5dB上げようとかの微調整はできないと思った方が良いです。PEQを大幅に触ったわりにiPadのGUI的にほとんど見分けがつきません。 こんなものに10万円の値付けする人の気が知れません。DSP付きAudio I/Fとパソコンの組み合わせの方が100倍マシだと思います。 |
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DDP さんのプロフィール
レビュー投稿数:14件
住所:大阪府