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WARM AUDIO WA-14 コンデンサーマイク |
在庫状況:Stock:
![]() 価格:¥59,800(税込) Price:59,800 yen(incl. tax) |
参考になった人数:10人(10人中) 10 out of 10 people found this helpful. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 音のクオリティが高い | 2024/11/21 |
MS録音をするのに手頃な価格のマイクを探していたところ、こちらのWA-14に辿り着きました。 YouTubeなどのレビューも少なく、なかなか判断がつかないものの、価格面で同等の性能の他社製品に比べ優位であること、音に影響するアナログのパーツにこだわったものづくりをしている印象から購入を決めました。 focusriteの clarettにつないでクラシックギターで試しました。アルペジオ、ピック弾き、かき鳴らしともにアナログであたたかく存在感のある音が録れました。他のマイクと組み合わせたMS録音も扱いやすく、左右のバランスも破綻しておらず良好でした。 ただ、特にクラシックギターのような音がやや小さい録音の場合、オンマイクでも出力はC414など同等のコンデンサーマイクと比べて低く、オーディオインターフェースのプリアンプでも全く問題はありませんでしたが、マイクの特性をフルに活かすのであれば高品質なアウトボードのマイクプリアンプはあった方が良いかもしれません。実際にマイクプリを通したところ、かなり力強い音になりました。 録音を確認するとリッチでアナログな優しさと厚みが特徴的で、ジャズ、ブルース、ロックなどに合いそうな感じがしました。 なお、オーディオインターフェースのプリアンプゲインをほぼ最大にしてもマイクノイズは聴感上かなり小さく、楽曲制作などの際にはほぼ無視できるレベルでした。 いずれにしても音重視の方には、費用対効果を鑑みると非常におすすめです。 皆様の検討の参考になりましたら幸いです。 | ||
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KOZO さんのプロフィール
レビュー投稿数:2件
住所:千葉県
MKE 600 LAB
価格:¥43,340(税込) Price:43,340 yen(incl. tax)
どちらもしっかりとしたマイクですがいずれも特性があり、向いている場面もかなり異なります。
MKE200は軽量で幅広めに収音するため、撮影機材を軽くしてサッと撮影したい場合やスナップや軽めのインタビューなどが混在する、特定の用途に縛られないフワッとした現場で役立ちます。音質はとても良いですが、音を拾う範囲が比較的幅広く、色々な音を拾いますので、スーパーカーディオイドマイクというよりは、やや指向性の高い汎用マイクと捉えた方が良さそうです。
一方、MKE600はファンタムやバッテリーで電源供給するだけあって低ノイズで深い音です。ただし、マイク本体は思ったよりも長いため、超広角レンズを装着した上でマイクをカメラに設置する際は画面の画角に入らないよう少し注意が必要です。指向性はMKE200よりも圧倒的に高く、2〜3メートル程度であれば狙ったポイントの音をしっかり捉えます。価格を考慮するとノイズも非常に少なく、アココースティックギターなど楽器の録音にも使える音質です。
いずれにしても、用途で使い分けるのに機能・バランスがうまく分かれており、価格も非常にお買い得感があるセットです。撮影を生業とする方々にも十分お勧めできるマイクだと思います。