「サウンドハウス」と「TuneCore Japan」がコラボした音楽コンテスト企画『音魂ぐらんぷり2019』。一時審査、二次審査の結果、見事『ぐらんぷり』に輝いた栞奈遥さんにインタビューを敢行! 弱冠二十歳でシンガーソングライターとして活躍する彼女に、受賞の感想や応募賞曲『流星パラボライト』に込められたメッセージ、これからの歩みについて胸の中を語っていただきました。
栞奈遥
20歳のシンガー栞奈遥(しおな はるか) 16歳で音楽活動を始め、2018年10月に1st ONEMAN LIVEを渋谷STAR LOUNGEで行いソールドアウト。3rd single「Last Piece」はJ-WAVE SONAR MUSICにて紹介されています。ストレートな歌声が特徴。
ぐらんぷり受賞を聞いたとき、どう思われましたか?
オーディションとか楽曲コンテストには、今まで活動してきた中であまり応募した事はなかったのですけど・・・ 受賞の連絡を知って「やった!」っていう気持ちと、「えっ?ほんとに?」みたいな感じで戸惑いました。 じつは(受賞を知ったのは)私が最初ではなく、楽曲を一緒に作っているコハクノアカリ 中村歩さんからの連絡で受賞に気がつきました。たぶん私よりも中村歩さんのほうがびっくりされていたかも知れません。
グランプリを受賞して、周りの方々の反応はいかがでしたか?
2次選考がWEBでの投票だったので、Twitterなどで応援を呼びかけていました。みんな「がんばってね!」っていって投票してくれたんですけど、まさか投票した栞奈がぐらんぷりを取るとは!ということでびっくりしていました。家族とか友達からも「聞いたよ!ぐらんぷり見たよ!」って言ってもらえてすごくうれしかったです。
ぐらんぷり受賞曲『流星パラボライト』について教えてください
今回の音魂ぐらんぷり2019で優秀賞を受賞したコハクノアカリさんと以前からつながりがあり、作詞・作曲でギターの中村 歩さん、編曲・レコーディングでキーボードの菊池 博人さんにお世話になり、そのお二人と一緒に作った楽曲です。
曲の聴きどころは、詩の言葉ひとつひとつにすごく意味があるところです。タイトルにもなっている「流星パラボライト」の「パラボライト」っていう言葉、じつは作詞の中村 歩さんの造語なんです。
「やさしい放物線が消えない」っていう歌詞が特に私のお気に入りです。好きだった人の笑った時の目じりの下がる感じを「放物線」として表現していたりします。その言葉ひとつひとつにも注目していただきたいなと思います。
私はいままで背中を押すような曲が多かったんですが、ちょっと弱い一面とかも感じていただけたらうれしいかなと思います!
ぐらんぷり賞品の30万ポイントはどのように使いますか?
そうですね、最近になって自分の家でピアノを弾いて、歌ってカバー動画の作成に挑戦しているんですけど、宅録の機材を揃えてもっとグレードアップしたカバー動画をお送りできるようにしたいと思っています。
あとは、今日のライブもサポートをしてもらっているギタリストの方に弦をプレゼントしたいと思います!
表題「流星パラボライト」を含む2曲入りアルバムは、通してどこかセンチメンタルな空気感を感じさせます。時間的、物理的な距離などそれぞれの理由で離れてしまった親しい誰かを思わせる情景が曲の随所に散りばめられており、聴く人によって思い浮かべる景色はさまざまかと思います。しかし、共通して胸の奥のじわりと締め付けられつつも、前を向こうという力をもらえるのではないでしょうか。今までは聴く人の背中を後押しするような楽曲が多かったという彼女ですが、本作のようなバラードの表現も奥行きを感じました。 (景山)
【MV】栞奈遥/流星パラボライト
【MV】3rd Single / Last Piece
この日は女性シンガーが集まるアコースティックライブ企画“COLORS”。サポートメンバーのアコースティックギター1本とのライブセットは、曲の世界感に浸るにはぴったりの環境でした。アルバム曲やTune Coreにて配信されている楽曲、ライブセットの中ほどでは音魂ぐらんぷり受賞曲『流星パラボライト』も演奏されました!しかも今回はライブ初公開となるアコースティック・アレンジバージョン。ストレートな歌声とそれを際立たせるギターのアルペジオ。インタビューで伺った「言葉ひとつひとつのもつ意味」を意識しながら聴くと、曲の世界観に強く引き込まれ圧倒されました。これはライブで聴いてこそ、より伝わる1曲だと思います。2月1日にはこの日と同じ会場、代官山LOOPにてワンマンライブを開催するというので、足を運びライブで見たいと思います。(景山)
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