今や世界中で人気となっているルーパーを使ったパフォーマンス。ギターやボーカルなど様々な楽器のフレーズをレコーディング、ループ再生させながら、さらに録音を重ねたり、合わせて演奏をすることで構築していくパフォーマンスに憧れを持つ方は多いのではないでしょうか?そんなループ・プレイを始めたい!という方にお勧めなのが、大人気のBOSS Loop Station「RC シリーズ」です。ここでは多彩なRC シリーズのラインナップを、各機種ごとのパフォーマンス例動画と共にご紹介します。ぜひ自分にぴったりのLoop Station を見つけてください!
RC-1 はBOSS Loop Station の歴史上最もシンプルなルーパーです。ペダル一つで録音/再生/オーバーダブ、そしてアンドゥ/リドゥのすべての操作が可能で、本体上部に搭載されている大型の円形ループ・インジケーターにより、現在のパフォーマンスの状態が視覚的にわかりやすいのが特長です。録音時間はステレオで最大約12分と十分な仕様。ステレオ入出力に対応し、別売りのフットスイッチ(BOSS FS シリーズ) を増設することも可能です。
RC-5 はコンパクト・タイプながら32Bit 処理の高品位なサウンド、99 のフレーズ保存対応、最大録音時間13時間と高度なループ機能を搭載したLoop Station です。マルチ・カラー・バックライト付きLCD を搭載しており、色によって録音/再生/オーバーダブ/停止の状態を一目で確認することができます。
さらに録音時のガイドとして役に立つリズム機能を搭載。7 種類のドラム・キットに2 つのバリエーションを持つ57 のプリセット・リズムを搭載しています。ステレオ入出力、外部フットスイッチ増設に加え、USB による録音データの書き出し、WAV ファイルの読み込みにも対応。DAW で作成したオリジナルのトラックに合わせて演奏したい方へもお勧めです。
RC-500 はRC-5 と同様の32Bit 処理の高品位サウンド、99 のフレーズ保存対応、最大録音時間13時間の充実した基本スペックに加え、2 つのループ・トラックを備えたルーパーです。2 つのトラックを活用することで、ループに展開を持たせたり複雑にサウンドをレイヤーするなど、多彩なループ・プレイを行うことができます。
さらにリズム機能やLOOP FX、フットスイッチ操作のカスタマイズなど多彩な機能も搭載。ステレオ入力、マイク入力にも対応しているため、シンガーソングライター、キーボード・プレイヤーにもおすすめです。
RC-600 は最高峰の音質に充実した入出力端子、高い柔軟性を誇るルーティング機能を搭載した、フロア型Loop Station の最高峰モデルです。6 つのフレーズ・トラックを備え、録音/再生方法、フットスイッチの動作、入出力などをフレキシブルに変更可能。理想のLoop Station にカスタマイズすることで、自身のプレイ・スタイルに合わせたループ・パフォーマンスを行うことができます。エフェクトはINPUT FX に49 種類、TRACK FX に53 種類と多種多用に搭載。16 種類のドラム・キット、200 以上のリズム・パターンが用意されたリズム機能も備えており、まさしく最高峰といえる充実したスペックとなっています。
RC-10R はルーパーとリズム・マシンが融合した新しいコンセプトのLoop Station です。リズムはイントロ、パターン1、パターン2、エンディングの4 つのディビジョンで構成され、2 つのループ・トラックはリズムのパターン1、2にそれぞれ連動。フィルを挟みながら各ディビジョンをリアルタイムに展開させることで、その場で楽曲を作り上げていくような新しいパフォーマンスが可能になっています。リズムは自然なグルーヴをそなえた280 種類以上のパターンを収録。SMF データの読み込みも可能でオリジナルのリズム・パターンで演奏することもできます。次世代のパフォーマンスを動画にてご確認ください。
RC-202 はクラブ/エレクトロニカ系のミュージシャンやビートボクサーに最適な、手で操作するテーブルトップ・タイプのルーパーです。専用の操作子とインジケーターを備えた2 つのステレオ・トラックに、ループ・パフォーマンスのために開発された強力なエフェクトを搭載。エフェクトは録音ソースにかけるINPUT FX とループ・トラックにかけるTRACK FX にわかれ、それぞれ4 系統まで同時に使用することが可能です。録音したフレーズやエフェクトなどの設定は64 個までメモリ可能。17 パターンのリズムも内蔵しています。
コンパクトなサイズの筐体から繰り出されるパフォーマンスを動画でご確認ください。
RC-505mkII はテーブルトップ・ルーパーでワールド・スタンダードの地位を確立していたRC-505 が正統進化したモデルです。5 つのステレオ・トラックは継承しつつ、32 ビット処理の高品位なサウンド、幅広い耐久性に優れた新フェーダーの搭載、エフェクトの強化、さらなるカスタマイズ性の向上など、あらゆる面で進化を遂げています。ビートボクサー、ボーカリスト、マルチ・プレイヤーまで、様々なステージ・パフォーマーにお薦めのモデルです。
RC-1 | RC-5 | RC-500 | RC-600 | RC-10R | RC-202 | RC-505mkII | |
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外観 | ![]() ルーパー始めるならこのモデル |
![]() リズム内蔵の高音質ルーパー |
![]() 3つのペダルでスムーズな切り替え操作 |
![]() 究極のカスタマイズが可能な6トラック・ルーパー |
![]() フレーズにあわせてリズム・パターンを切り替え |
![]() ビートボクサーの入門モデル |
![]() ビートボクサーの定番モデル |
タイプ | フロア・タイプ(足で操作) | テーブルトップ・タイプ(手で操作) | |||||
ポイント | 圧倒的にわかりやすい操作 | リズムに合わせて演奏可能。ちょっと贅沢な録音機材としても人気 | 再生/録音/停止やトラックの切替え操作をシンプルな操作感で行えます | 充実の入出力端子、フットスイッチの機能変更などアイディアを形にできる機能が満載 | イントロ>Aメロ>サビ>エンディングの曲の展開に合わせてリズム・パターンを変更可能 | 2トラックながら多彩なエフェクトを使用可能 | 充実の5トラックと豊富なエフェクトを搭載 |
音質 | 独自フォーマット | AD/DA変換32bit 内部演算32bit float |
AD/DA変換32bit 内部演算32bit float |
AD/DA変換32bit 内部演算32bit float |
AD/DA変換32bit 内部演算32bit float |
16bitリニア | AD/DA変換32bit 内部演算32bit float |
トラック数 | 1 | 1 | 2 | 6 | 2 | 2 | 5 |
最大録音時間 | 約12分 | 1トラック:約1.5時間 メモリー合計:約13時間 |
1トラック:約1.5時間 メモリー合計:約13時間 |
1トラック:約1.5時間 メモリー合計:約13時間 |
約6時間 | 約3時間 | 1トラック:約1.5時間 メモリー合計:約13時間 |
マイク用端子 | X | X | 〇 | 〇 | X | 〇 | 〇 |
MIDI端子 | X | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
電池駆動 | 〇 | 〇 | 〇 | X | X | X | X |
リズムガイド | X | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
SMFで作成したリズム・パターンのインポート | X | X | X | ◎ | ◎ | X | ◎ |
WAVデータのインポート | X | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
エフェクト | X | X | 録音したフレーズにアクセントを加えるLOOP FX(10種類)を搭載 | INPUT FX(49種類)、TRACK FX(53種類)それぞれ最大4系統まで使用可能 | X | INPUT FX(36種類)、TRACK FX(40種類)それぞれ最大4系統まで使用可能 | INPUT FX(49種類)、TRACK FX(53種類)それぞれ最大4系統まで使用可能 |
ペダル機能カスタマイズ | △ REC後のアクションのみ変更可能(PLAY or DUB) |
〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
よくある質問 | ループ・フレーズを1回の操作でストップさせたい | スイッチの踏み間違えを防止したい | リズムとトラックの切り替えを1つのペダルで同時に行いたい | 足元で操作したい | |||
オプションのBOSS FS-5Uを接続すれば1回の操作でストップ可能 | コントロール・ペダルの機能をOFFにしたり隣のスイッチと同じ役割の機能を割り当てることで回避可能 | LOOP TRACK MODEをSERIESにしてSYNC SWITCHをON | オプションのBOSS FS-6/FS-7を接続すれば様々な機能を足元で操作可能 |