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TM NETWORK サポート・ギタリスト 松尾和博 × ARISTIDES INSTRUMENTS

TM NETWORK サポート・ギタリスト 松尾和博 × ARISTIDES INSTRUMENTS

TM NETWORKのライブサウンドを支えるギタリスト松尾和博氏。2014年にデビュー30周年を迎えるTM NETWORKのメモリアルなライブツアー“the beginning of the end”で、ARISTIDES 010 Aluminumモデルを採用。本番前の楽屋にて話を伺った。

ギタリスト松尾和博氏 インタビュー

ARISITDESはボディが木材ではなく、セラミックの一種である“アリウム”で形成されていますが、初めて触った印象はいかがでしたか?

最初に持った時、驚くほど違和感はなかったです。色や形が独特なので、もっと違和感があると思ったのですが、良い意味で「普通のギターと同じ」という印象でした。使っていくうちに感じたのは、サステインがとても長いことと、一体成型なのでボディの鳴りがとても良かったことです。ボディ全体が鳴っている感覚が伝わってきます。それがサステインの長さにもつながっているのだと思いました。コンプレッションが効いている印象もあり、これが弾きやすさにつながっているのだと思います。
ネックの形が個性的なので、慣れるまでに少し時間がかかったのですが、慣れればとても自然です。指板もアリウムで作られていたら大きく印象が変わるかもしれないですが、エボニーなので違和感はないです。パーツ自体もウィルキンソン、スパーゼルなど、今まで使ったことがあるメジャーなパーツばかり、ピックアップもダンカンですし。音質に関しても全く違和感がなく演奏できました。

今回のTM NETWORK ライブツアー“the beginning of the end”で、近未来的なデザインがマッチしたとのことですが、ステージ映えはいかがでしたか?

ボディにスリットが入っていたりするので、スタッフが最初に見た時には「大丈夫?」という声はありました。ですが、リハーサルを重ねているうちに評判が良くなっていき、「かっこいいギターだよね」と言われるようになりました。今回のツアー・コンセプトにピッタリだったので、このギターしかないと思いました。

TM NETWORKのみなさんは、ギターを見て何かおっしゃっていましたか?

宇都宮さんも木根さんも「これ、かっこいいよね」と言っていました。今回のステージセットが近未来的なイメージで、衣装も宇宙船のクルーを思わせるような上下白のものなので、シルバーなデザインがピタッとはまっていました。

実際に松尾さんが使ってみて、デザインやサウンドなど、どんなジャンル、どんな世代に合っていると思いますか?

サウンド的にジャンルはそれほど選ばないと思います。ピックアップがSSHなのでハーフトーンも綺麗に出るし、もちろんクリーンも歪ませても、エフェクトの乗りも良いです。カラーバリエーションが豊富なので、イメージに合った1本さえ選べれば、どんなジャンルでも合うんじゃないかと思います。ロックはもちろんですが、TM NETWORKのようなエレクトリックなジャンルにも合っていると思います。コンプレッション感と長いサステインという点から、良い意味で木材の凸凹した印象がなく、平坦で安定したサステインが得られるので、デジタル系のジャンルとか、デジタルの機材にも合うんじゃないでしょうか。今話題のFRACTALとかEleven Rackとか、是永さんも実際にFRACTALとARISTIDESを組み合わせたら良かったとおっしゃっていたので、今後僕もFRACTALを導入しようと思っています。レコーディングでもオケの中にちゃんと居所があるという点で、使いやすいと思いますよ。

今回のツアーでARISTIDESにまつわるエピソードなどありましたか?

僕は本来はシングルコイル・プレイヤーなので、機材もシングルコイル向けにセッティングされていきます。今回はストラトやテレキャスも使うのですが、ARISTIDESはリアのハムバッカーのMIDが強く出るので、最初は音作りに苦労しました。今回のツアーから歪みをBOSSの新しいデジタル・ディストーション DS1X に変えてみたのですが、そうしたら驚くほどハマりました。BOSS DS1XとARISTIDESの組み合わせはお勧めですね。
今回、小室さんがやろうとした“EDM+ロック”みたいなジャンルでも非常にはまりが良かったので、とても相性が良いと思います。サステインが長いので弾くのが楽なんです。

ARISITDESに対する要望などがありましたら教えてください。

やはりシングルコイルが欲しいですね。ちょっとパワーのあるシングルコイルで、ARISTIDESのサステインが得られると面白いだろうなと思いました。シングルコイルを歪ませた時のローのエッジ感が好きなのですが、サステインが短くなってしまう。なので、ARISTIDESのリアにもシングルが付いていると、かなりいいんじゃないかと思いました。
また、演奏中にボリュームをコントロールすることが多いのですが、個人的にアームを使うとボリュームとトーンの位置がちょっと遠いんです。つまみも近未来なデザインにしてしまうとか、スリットがあるのでストラトみたいにはいかないとしても、あのデザインだったら、いっそのこと、つまみが突拍子もない部分にあってもかっこいいのかなと思いました。

ARISTIDES INSTRUMENTS / 010

ARISTIDES INSTRUMENTS
010

ストラディバリウスに匹敵するボディ鳴りと、プレイヤーの意のまま、自在にトーンを操ることができるセンシティブなピッキングレスポンス、驚愕のロングサスティンを実現。

松尾和博 プロフィール

ギタリスト、作曲、編曲家。小室哲哉氏のソロアルバム「Hit Factory」をきっかけに、TRF、globe、安室奈美恵、華原朋美など、数多くの小室プロデュース作品に参加。2013年からTM NETWORKのライブサポートを開始、自身のバンド「ザ・トロフィーズ」としても活動している。

PHOTO

本番直前のリハーサル中の風景。ツアー・コンセプトにマッチするとのことで、ARISTIDES 010が採用された。

アンプヘッドはDr.Z Amplification 「Mazerati」、キャビネットにBOGNER 「112 with CELESTION vintage30」を使用。

松尾氏の足回り。左手前からTECH21 「MIDI MOUSE」、strymon 「TIMELINE」、moogerfooger 「MF-104」。エフェクターケース内は左手前からstrymon 「Ola Chorus」、DLS 「RotoSIM」、ペダルにErnie Ball 「EB6166」を挟んで、Providence 「PEC-04」、中央段はKORG 「DT-10」、KATANA SOUND 「陽炎」、ZVEX 「BOX OF ROCK」、ZVEX 「FUZZ FACTORY」、上段はLANDGRAFF 「MO-D distortion」、インタビュー内で登場したBOSS 「DS-1X」、CROWTHER AUDIO 「HOTCAKE」、Himmelstrutz Elektro Art 「miss-Nutcracker」。ケース右はELECTRO-HARMONIX 「POG2」と、定番ものからマニアックなハンドワイアードモデルまで、幅広い機種を並べていた。

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