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金管楽器の特徴と種類

金管楽器の特徴と種類

金管楽器とは

金管楽器は、材質が金属の管楽器を指していると思われがちですが、実は違います。唇を振動させて音を出す『リップリード』と呼ばれる発音原理を持つ管楽器が、金管楽器です。

マウスピース

『リップリード』の楽器はマウスピースを用いて発音をします。

金管楽器は「ラッパ」のような形をしています。長い管がグルグル巻かれている楽器を見たことがあるかと思います。その管を伸ばすとなんと約3メートルになる楽器もあります。その長い管に吹き込んだ息の通り道を変えるのがピストンやロータリー。これを操作することで息の通る管の長さを調整し、音程を変えることができます。また、唇の使い方により、同じピストンやレバーを押しても違う音が出せるようになります。トロンボーンは管をスライドすることにより音程を変化させます。

ピストン ロータリー スライド

代表的な金管楽器

トランペット

トランペット

管楽器の中でも特に目立つ音色を持っています。華やかで明るい音色は、演奏後も耳に残りやすい楽器です。主旋律を担当していることが多く、様々なジャンルで活躍します。

トロンボーン

トロンボーン

スライドを伸縮させ、音程を調整します。ハーモニーを奏でることもあれば、ソロ・パートを担当することもあります。多彩な音色を持ち、演奏している姿もダイナミックです。

ホルン

ホルン

ハーモニーの役割を担当し、2人または4人で演奏する事が多い楽器です。金管楽器と木管楽器の中間の音色を持ち、木管五重奏の標準編成で使用されます。

ユーフォニアム

ユーフォニアム

チューバよりも一回り小さな楽器です。吹奏楽で使われる事が多く、音色が柔らかさから伴奏、メロディーまで担当しています。

チューバ

チューバ

金管楽器の中で最大の大きさを誇り、低音で伴奏します。重みのある音色はしっかりと音楽の土台を固め、厚みを持たせてくれます。

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