ステージを明るくしたり、光のラインを見せるなど演出照明にはいろいろな種類の光源が用いられています。
今回はどのような光源があるかをご紹介します。
一般家庭でも昔から良く用いられている丸いガラスの電球です。電灯を広めたトーマス・エジソンで有名な白熱電球ですが、ガラス球内に不活性ガスが封入されており、発光部分となるフィラメントに電気を流すことで発光します。白熱電球は電力消費が多いため、LEDに置き換えられつつあります。
パーライトなど舞台照明で現在最も多く用いられている電球です。白熱電球と同様にフィラメントがあり、不活性ガスに、ヨウ素、臭素などのハロゲンガスが微量含まれており、白熱電球よりも明るくなります。電源を投入すれば即座に点灯します。
ムービングヘッドなど大型の照明機材に使用されている放電球です。基本構造は水銀灯と同一でアーク放電による発光を利用したものです。高輝度で、寿命も長く、強い白色が魅力です。放電し安定させるまでに時間がかかる場合があります。初回以降、再点灯するのに時間がかかります。
平面状の物体に照射された光を明るさを表します。単位はルクス(lx)またはルーメン毎平方メートル(lm/m2)
100000lx以上
晴天時の日向
50~100lx
街灯下
10000lx
晴天時の日陰
10lx
ろうそく
30000~50000lx
薄雲
0.2~1lx
月明かり
300~800lx
室内蛍光灯下
0.0003lx
晴天時の闇夜
光源からある方向に照射されたすべての光の明るさを表します。単位はルーメン(lm)またはカンデラステラジアン(cd・sr)
光の色合いを数値で表しています。単位はケルビン(K)
ガラスは素手で触ると手の油脂が付着し、点灯させた際に破損の原因となる場合があります。手袋を着用するなどして、手の油脂が付かないように取り扱いしてください。ついてしまった場合は、アルコールなどで必ず脱脂してください。
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