このコーナーでは基本的なカートリッジの針圧の調整の仕方と、アームの調整方法を説明します。
ただし、DJたるものレコードに直に触れるため、レコードを押さえるポジショニングやタッチ、押さえつける強さも千差万別。基準はメーカー推奨で良いとは思いますが、あとは好みに応じて『いい感じ』になるまで微調整することをおすすめします!
まず、カートリッジをターンテーブル本体へ取り付けます。
【参考】カートリッジの組立て&配線編
セッティングは使用するカートリッジにもよって異なりますが、まずはカートリッジのマニュアルやパッケージに記載された適正針圧を確認します。
次にターンテーブルのトーンアーム部最後尾にあるバランスウェイトを回転させ、トーンアームが宙に浮く様な状態になるまで負荷をかけていきます。アームが宙にフラフラと浮いている状態になったら、バランスウェイトの目盛りを、"0"に合わせ、そこから0→1→2となる具合でウェイト自体を回転させ、更に負荷をかけていきます。
針圧が3のカートリッジであれば、この作業時に"3"に合わせれば設定完了です。針圧の設定が終わったら、次はアーム高とアンチ・スケーティングのセッティングです。
アームの高さは基本的に真横からターンテーブルを見た際に、アームがレコードと平行となるようにします。アンチスケートは、例としてSL-1200やPLX-1000の場合、通常針圧と同じ数値へ設定します。
ここまでセッティングが完了したら、あとはレコードを乗せてDJプレイ開始 ! ちなみに、DJミキサーの電源を入れてからアンプ(オーディオ)のスイッチを入れてください。アンプの電源が入っている状態でDJミキサーの電源を入れると、スピーカーを傷めてしまう恐れがあります。
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