部屋の防音対策に最適。DTMやテレワーク、配信などに役立つアイテム、吸音材・遮音材・防振材のご紹介です。
ボーカル録音、オンライン会議、マンションでの楽器演奏など、快適な音環境を実現したい方は要チェック!
「防音」を行う素材はおよそ4種類に分かれます。一般に防音と呼ばれているものは遮音であり、そのほかは副次的に考えられています。一方で吸音や防振なども防音を行う上で重要な要素ですので、構築の際にはまとめて考えるのがお勧めです。
部屋などの壁に当たり反射する音を抑えるための材料です。接着剤などを用いての貼り付け、またはスタンドと組み合わせて設置することで効果を発揮します。
空気の層が音の振動を吸収するため、部屋に響く音が反射しにくくなります。
また空き家よりも家具などを置き、物が増えた部屋の方が響かなくなるのと同様に、吸音材のカット方法により音が拡散することも要因です。
空気の層により吸音を行うため、吸音効果と製品の密度は深く関わっています。必ずしも密度の大きな吸音材を使用すれば良いわけではありませんが、密度の小さい吸音材を使用した場合、大きな音の吸音ができず、かえって音が反射するフラッターエコーの原因になることも。なお遮音材との違いに関しては 遮音材について をご参照ください。
吸音材の理想的な設置枚数もお部屋の環境や用途によっても異なります。音楽業界では一般に、音の反響がない状態のことを「デッド」と呼び、あとからリバーブを付け加えることの多いボーカル録音などでは重宝します。中には現実の音環境とずれてしまうため、デッドすぎる音は避けるというエンジニアも。そのため吸音材は一度に大量に用意するのではなく、少量からはじめるのが良いでしょう。
サウンドハウスの取り扱う吸音材は主に2種類あります。どのような素材でも一定以上の吸音効果が期待できますが、以下の吸音材は、軽量かつ加工時に粉塵が生じにくいことが大きなメリットです。
メラミン樹脂を発泡させたスポンジ。市販のカッターでも簡単に切断加工することが可能です。液剤が染み込みにくく、色は表面にのみ塗装されており、同様の理由から水性接着剤では接着力が足りないこともあります。
ほかにもグラスウール、フェルトなどさまざまな素材の吸音材が存在します。
吸音材の表面にはさまざまなカット方式が用いられています。素材と同様にどのような加工をされていても一定以上の吸音効果が期待できますが、見た目などが大きく変わるため、設置する部屋のインテリアなどとの相性で決めるのがよいでしょう。
表面の着色や撥水(HP)加工などが施されていても吸音性能にあまり差は生まれませんので、好きな色をお選びください。
素材により多少異なりますが、基本的には接着剤かピンを使用するのが一般的です。
接着剤での貼りつけは、下の動画をご覧ください。
ポイント
メラミン・フォームの吸音材は、一般的な両面テープでは壁に接着できません。なるべくシリコン・ウレタン系接着剤などを使用することを推奨しています。また、完全に固定した後に剥がす場合は壁紙に傷が付く可能性があります。あらかじめご了承いただき、貼り付けを行ってください。
賃貸など、壁へ直接貼り付けられない場合には、スタンドマウントタイプの吸音材をご検討ください。
サウンドハウスがプロデュースするオリジナル・ブランド。メラミン・フォームやPET素材の小型吸音材を取り揃え、はじめて吸音材の導入を検討している方にも安心してお選びいただけます。60cm x 60cm, 60cm x 120cmのメラミン・フォーム・モデルは、マイクスタンドと組み合わせて接着剤による貼付け無しに設置することも可能。
ピラミッド型と山型の2種類を組み合わせたり、それぞれの組み合わせを自由に選んだりするのもお勧めです。
木製タイプは音楽室のような穴あきタイプ、お部屋のインテリアとしてもお使いいただけるスラットウォールタイプなど好みに合わせてお選びいただけます。
さらにプラスチック段ボール素材による簡易防音室もご用意。工具不要の簡単設置により、お部屋に常設することも、必要な時に設置することも、ユーザーに合わせてフレキシブルに対応します。
名前の通り、音をシャットアウトするための材料です。一般的に防音と呼ばれる機能に関する話は、遮音材と置き換えても差支えないでしょう。音が入射したときに一部が反射したり、また材料内において熱エネルギーに変換されたりするため、元のエネルギーよりも小さくなって背面に抜け、音の減衰が起こります。吸音材も音のエネルギーを熱エネルギーに変える点で同じ原理ですが、音を反射させず吸収するため背面に抜ける音のエネルギーはあまり減衰しません。
サウンドハウスでは塩化ビニルシート素材の遮音材を取り扱っています。吸音材→遮音材→壁のように設置することで、遮音材で反射された音を吸音材が改めて吸収するため、より防音効果を発揮することも可能です。
また、吸音材に遮音素材を混ぜた商品もラインナップ。遮音材と吸音材の違いが分からない方や、どれを選べばよいか迷ったときにはこちらもご検討ください。
音は物体や空気中を伝わる波の振動です。特に低周波帯においては音として認識するよりも振動に近く、また周囲の障害物へ共鳴増幅して元の音像をぼやけさせる原因になります。さらに振動により周辺地域とトラブルのもとになることも。
ドラムマット、アイソレーションパッドやインシュレーターのような製品を使用することで振動を低減し、低周波音のリスニング環境改善にも繋がります。
製品の効果に関してはCLASSIC PRO / CIP10の使用例をご参照ください。
CIP10あり
CIP10なし
比較用 (15秒ごとに切り替わります)
比較に使用させていただいた曲はコチラ!!
成田の音楽イベント「ナリタノオカゲ」や「Good To Be Home」などで、aimiさんの声が素敵なのは昔から知っていましたが、そこにDJ KOMORIさんの音が重なることで、お互いの魅力が倍増していて最高にイカしてます!!シンプルに音が、声がカッコイイ、そして綺麗。静かな夜に1人でゆったりと聞き入りたいときに最高な曲です!!
「KOMORIさんからTOKYO HOMESICKのコンセプト&ビートを聴かせてもらって、私なりに華やかだけど孤独な東京を描いてみました。大切な誰かのそばにいる、それだけで乗り越えられることもある。コロナ禍の今だからこそ、生まれたメッセージです。」(Facebookより)
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