ここから本文です

RVTET さんのレビュー一覧

RDS-9-TS ドレッドノートタイプ RECORDING KING
RDS-9-TS ドレッドノートタイプ
在庫状況:Stock: お取寄せ お取寄せ Back Order
価格:¥23,800(税込) Price:23,800 yen(incl. tax)
参考になった人数:18人(18人中) 18 out of 18 people found this helpful.
(5.0) 驚きのギター 2021/06/03
以下コメントは(当然ですが)全て私の主観・私見です。「気軽に扱える廉価で弾きやすい、しかも良く鳴る、サンバースト」という身勝手な(笑)条件で探したところ、このギターになりました。この価格ではあり得ない驚きのギターです。指板、フレット、ナットやサドル(コンペンセイテッド)、弦高までもが、手直しする必要がない状態で最近の機械加工の精度の高さに感心します。サイド/バックのWhitewoodは2x4材の北欧産ホワイトウッドではなくバスウッド(別名アメリカン・ホワイトウッド)だと思います。極薄にラミネートされていて超軽量ですがトップのソリッド・シトカ・スプルースはそれなりの厚さがあります。Cシェイプのネックはサテン・フィニッシュの手触りと相まって実に心地よい弾き易さです。音を言葉で表現すれば「抜け、粒立ち、バランスが良い」、音量は「大きい」と言えますが、弾き手の体に伝わってくる重厚な響きではなく、軽く素直に前に飛び出して来る音、という感じです。フィンガー、フラット、いずれのピッキングにも向いていると思います。強いピッキングへの反応も良く、音詰まりはありません。強めのフラット・ピッキングに見合うレスポンスを得るために標準装着のダダリオEJ16をEJ12(テンション81.78kg)に張り替えましたが、ロッド調整なしで弦高2.6/2.2mmを維持してくれているのも驚きです。装飾を控えたシンプルな仕上げもセンスが良く好感が持てます。ピック・ガードをサウンド・ハウスさんで購入したSCUD/F-4002/T4(べっ甲風)に貼り替えてより愛着が増しました。1960年代から生ギター(死語?(笑))を弾いて来ましたが、ボディーがオール単板ではないギターを買ったのはこのギターともう1本(それもRK)、45年ぶりです。
Recording KingにはM社D/OOO-28/18の対応(対抗?)機種(価格は1/3以下)もありますが、それらとは別のコンセプトを製品化にしたDirty 30s シリーズは、長年のアコースティク・ギター愛好家の廉価ギターに対する概念を崩壊させてくれるかも知れません。価格と製造国だけで判断することなく手に取って体験してみる価値のあるギターだと思います。
RD-T16 ドレッドノートタイプ RECORDING KING
RD-T16 ドレッドノートタイプ
在庫状況:Stock: 取扱中止 取扱中止 N/A
価格:¥65,780(税込) Price:65,780 yen(incl. tax)
参考になった人数:10人(10人中) 10 out of 10 people found this helpful.
(5.0) 優れ物ギターです 2021/04/10
Recording King のguitar-dims(ボディ・サイズなどの一覧)を見ますと、このRD-T16と姉妹器RO-T16だけがミディアム弦D’Addario EJ17 標準装着(他は全てEJ16)ですのでブルーグラス(系)のギター・プレイヤーを意識して作られたモデルだと推測しています。1950年代初頭のD18をメインで使っていますが、練習やジャム用に気楽に扱えるギターを探していてこのギターに出会いました。結果は大正解でした。トップのTorrefied アディロンダック・スプルースの効果が大きいのでしょうか、経年変化を経たかのような乾いた気持ちの良い音質・音量・バランスで鳴ってくれます。コンデンサ、ダイナミック、いずれのタイプのマイクの乗りも抜群です。個人的にはフラット・ピッキング向きだと感じますが、フィンガー・ピックを付けた強めのタッチでのフィンガー・ピッキングにも合っていると思います。サイドとバックはマホガニー合板ですが表裏の木目を見比べなければ単板と勘違いするほど近年の合板技術の進歩を実感できる仕上げです。
仕様にはブリッジはマホガニーとありますが、私の個体は指板、ブリッジ共にパドゥーク(ビルマ・ローズウッド)でした(Recording Kingのサイトにもパドゥークと表記)。ブリッジの黒い塗料を極細目の紙やすりで剥がすと美しい赤い木目が出てきました(笑)。
さすがは1930年代からの経験と実績を生かしたDesigned in the U.S.A.です。他のMade in Chinaのギターとは一線を画す優れ物だと思います。ギターとしての基本が実にしっかりとできています。ただ、細部の仕上げは中国の工場のクラフトマンの腕次第ですね。1年半前の購入(通常価格でした。今買われる方はラッキーですね^^)直後に、フレットすり合わせ/浮き修正/エッジ処理、サドルとナットの交換をプロの方にお願いして完璧な状態にして楽しんでいます。それだけの費用をかけるに足る大きなポテンシャルのある楽器です。(オリジナルのままでもビビリなどはなく全く問題ありません。)
それにしても、Recording King製品群の多くを廉価で提供してくださるSOUND HOUSEさんには、改めて感謝!です。
SA100 VS Aスタイルフラットマンドリン PLAYTECH
SA100 VS Aスタイルフラットマンドリン
在庫状況:Stock: 在庫あり 在庫あり In Stock
価格:¥15,800(税込) Price:15,800 yen(incl. tax)
参考になった人数:6人(6人中) 6 out of 6 people found this helpful.
(5.0) 十分使えるマンドリンです 2020/05/31
2019年7月にこの楽器を購入したブルーグラス愛好家です。壁に吊るして、音を取ったり、フレーズを試行錯誤したりする時に、いつでもさっと手に取って使えるので重宝しています。
本体はオール合板(木材は不明:バスウッドでしょうか?)ですがしっかり作られていて、ネックはトラス・ロッド無しでも反りは全く見られず(個体差ありでしょうが)、フレッティングも正確、楽器として十分使えます。耐久性は不明ですので長く使うにはライト・ゲージ(10-38)にしておくのが安心かも知れません。音については高価な楽器と比較するのは無意味ですが、しっかりマンドリンらしく鳴ってくれます(笑)(ブリッジ・サドルはそのままでも使えますが交換・調整すれば確実に変わります。)続けるかどうか分からないけどマンドリンを始めてみたいという方には最初の楽器として良いかも知れません。
外観が酷似した1万円前後の中国製のマンドリン(An...., Do...., Ro...など)がネット上で販売されていますが、同じ中国メーカーのOEM提供の可能性もありかと(飽くまでも推測です)。それらと比較すると、このPLAYTECH / SA100 VSは最安値かつサウンドハウスさんの検品・サポート体制を考えればベストだと思います。
このような廉価な楽器は部品でコストを下げざるを得ませんので糸巻は消耗品と考え、不安定になったら早めに交換するのが良いと思います。[参考ですが→大手通販サイトA.....で2000円前後で販売されてている中国製の糸巻(ポスト間隔25mm、白いプラスチック製つまみ)がこのマンドリンにネジ穴の位置までぴったり合いました。]

RVTET さんのプロフィール

レビュー投稿数:3件

住所:東京都

サウンドマートスキルの出品・購入 サウンドナビサウンドナビ

カテゴリーから探す

ブランドから探す

ブランド一覧を見る
FACEBOOK LINE YouTube X Instagram TikTok