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ニチガク さんのレビュー一覧

MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン SONY
MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
在庫状況:Stock: 在庫あり 在庫あり In Stock
価格:¥19,800(税込) Price:19,800 yen(incl. tax)
参考になった人数:39人(39人中) 39 out of 39 people found this helpful.
(5.0) 楽器演奏のモニター用途では優秀。その他は… 2023/03/25
モノは頑丈で絶対に悪くはないですし、この価格なりのポテンシャルは確実にあります。特に楽器演奏者のモニター用途では余計な低音が削られ、かつ耳につく高音を適度に盛ってあり音が近いので、自分の粗が非常に分かりやすく優秀です。感覚的にはイヤモニに近い感じです。
その用途ではこの価格帯では並ぶものは少ないでしょう。まあ、そもそも楽器演奏者のモニター用途で高級機種(高くなればなるほど特徴を付加する傾向)を使う意味がありませんけどね。
 
しかし…当然な話ですがフラットではまるでないので、ミックス用途にはノイズ確認用以外全く向きません。というかこのヘッドホンだけでミックスというのはまず無理ですね。ネットでは「なんにでも使える万能神機種」と言う人がいますが…ネットの情報だけじゃなくて自分の耳で判断した方がいいです。
また、リスニングに関してはこの機種はストックでは下の下です。原音が聞こえるんだ!と言う勘違いしている人もいますが、そもそも原音そのままを聴かせる目的の機種ではないですし、楽器モニタリングの時点で聞いている音が既に原音ではないです。前述のように特定の周波数帯域を調節しています。イヤーパッドを少し深めのものにするとリスニング寄りになりますが、まあつまり7506に近くなります。
 
前置きが長くなりましたが纏めると業界標準ですが、それはつまり楽器モニター用途&持ち込み音源の確認をする時の共通言語用途での話という感じです。後者は特に別に必ずこれである必要性はありませんね。
それが900ST原理主義者によって、なぜかミックスにもリスニングにも使えるというおかしい話になっています。試しもしないでここらへんを勘違いしている人が話をややこしくしているような気がします。
 
まあ、昔はこれしかなかったのでこれに慣れているミュージシャンが固執するのはわかりますが、今は他にいくらでも選択肢がありますよ。
ただし、楽器演奏者のモニター用途では今も昔も優秀ですので、それ目的であれば外せない機種ですね。一台あって困ることは絶対にありません。
DT770PRO 80Ω 密閉型モニターヘッドホン beyerdynamic
DT770PRO 80Ω 密閉型モニターヘッドホン
在庫状況:Stock: 在庫あり 在庫あり In Stock
価格:¥31,790(税込) Price:31,790 yen(incl. tax)
参考になった人数:6人(6人中) 6 out of 6 people found this helpful.
(5.0) シャリつきを少し抑えればこの価格帯の密閉型ではベスト 2022/05/29
音質の傾向としては自分のリスニング音量・環境だと弱ドンシャリですが多少ハイがシャリつきます(音量を上げるとドンシャリ傾向が強くなります)。
たまにハイが出る=解像度高いと勘違いしている方がいますが、実際はハイが刺さって美味しい音量まで上げにくくなり、逆に全体で見る場合の解像度は下がってしまいます。また、ハイが刺さるヘッドホンや耳を傷めるくらい音量を上げないと実力が発揮できないヘッドホンは耳の健康的にも非常に良くないので少々問題です。
私はフェルトをドライバーサイズに丸く切ってドライバーの前に追加するという方法でこの機種のシャリつき問題をほぼ解決しました。厚さは厚いほど効果は高くなりますが私は100均の1.2mm厚の物を使用(よりシャリつく250Ωの場合はもう少し厚い方が良いと思います)。
これによりシャリつきが多少抑えられ、相対的にこの機種の魅力であるフラットなミドルが少し前面に出てきます(ローはほんの少しだけ膨らみます)。今まで少し遠くにいたボーカルが生き生きとしてきますよ。
また、逆にローが強いと感じている方はイヤーカップ側面の穴をテープで塞いでみてください。塞ぐ割合が多いほど低音が減ります。
まず自分のリスニング音量を決定し音を確認してから、これらを組み合わせて自分の耳を信じてトライアンドエラーで音を作るのも面白いです。
もっともこれはDT770PROの素性が良いからできることであって、やはり優秀なヘッドホンだと思います。
あと装着ポジションによっても多少の音の変化があります。耳の後ろ側がパッド側面に完全に当たるくらいの場合は多少ふくよかになり、逆に前のめり気味に装着すると歯切れが良くなります。
最後にひとつ注意点ですが、ベイヤーのレガシードライバーは能率が低いので、80Ωでもポータブル機器では音量を取りにくいです。また、再生機器側も限界付近で駆動すると大抵歪みが増えるので音が悪くなります。
かといって大出力のヘッドホンアンプを使用する場合でも、ドライバーの耐入力が低いので間違ってボリューム全開で再生すると一発で飛びます。ご注意を(音割れ云々言われている方がいますが、単にPAの入力段でクリップしてただけな気がします。また、そうじゃないなら許容入力超え?このヘッドホンのピークは116dbなので数分で耳に甚大なダメージを受けるレベルです)。

ニチガク さんのプロフィール

レビュー投稿数:2件

住所:北海道

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