新素材が使われているというARISTIDESギターがどうやって作られているのか?それを考えると居てもたってもいられず飛行機に飛び乗り、オランダ・アムステルダムにあるARISTIDES工房まで行ってきました!
新素材アリウムを固めたものです。色は真っ白で、セラミックに近い性質とのこと。指でコンコンと叩くと、まるで良質の木材のような、豊かな音が響きます。
アリウムはペースト状のものをモールドに流し込み、数日待つとほぼ完成に近い形に出来上がります。サンディングし、ペグを取り付けるための穴をあけます。加工自体は、木工作業とほとんど変わらないとのことでした。
フィンガーボードのインレイなどは、クラフトマンがハンドメイドで行っています。
塗装を施したギターは、厳重にマスキングされ、出荷まで大切に扱われていました。
工房の2Fのオフィスには、ビリヤード台、もう1つの部屋にはなんとバーがあるのです。ARISTIDESのギターに見られるイノベイティブな発想は、こうした作業環境から生まれるのでしょう。
夜はアムステルダムの中心街でディナー。お店に到着すると、なんと我々に会うために自宅から2時間もかけて来てくれたエイドリアン・ヴァンデンバーグが出迎えてくれたのです。昔話から、今レコーディング中のプロジェクトの話まで、ワインと美味しい食事を堪能し、アムステルダムの夜は更けていきました。
「やぁ、日本のファンのみんな。日本で会えるのを楽しみにしてるよ ! みんなにオランダまで来てもらうのは難しいだろうからね。日本に行くことになったら、出来る限り多くの場所を回りたいと思っているから、待っててくれよ。Take Care ! 」
取材:2010年9月
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