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ねこぽん さんのレビュー一覧

JBL
Control 1Pro コンパクトスピーカー
在庫状況:在庫あり
価格:¥34,800(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(3.0) 音質はこもっているが、コンパクトで便利 2024/09/16
比較的安価なパッシブスピーカーがとりあえず必要で、購入してみました。音は一聴して明らかにこもっています。Audio Science Review (ASR) にJBL LSR305P MKiiとJBL Control 1 Proを同時に測定したレビューがあり、前者が比較的フラットなのに比べ、Control 1 Proは2kから8kあたりが下がっているらしく、こもり感の主因と思われます。実際、この帯域をEQで持ち上げると、こもり感は軽減されます。音質はやや残念でしたが、13cmウーファー搭載とは思えないほどコンパクトなので、使い道はいろいろありそうです。
旧製品のJBL Control Xの方が音がこもらず自然な音質らしく、その理由はツィーターのウェーブガイドがしっかり機能しているから、とのことです。ですのでもし、JBL Control Xの新品、ないしは状態のよい中古品があった場合、どちらを購入するか、比較検討の余地があるかもしれません。

RDL
HR-MP2
在庫状況:特別注文
価格:¥106,700(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(4.0) ノイズ少なく、比較的高コスパの2chマイクプリ 2024/09/16
(サウンドハウス以外の購入品のレビューで失礼します) 2chのマイクプリが欲しかったのですが、高価なものが多いので、音楽機材で一般的でないものまで探して、放送用機材からみつけた一品(Made in USA)です。購入当時は新品6万円弱(代理店さん)でしたが、円安で上がっていると思います。味けないかもしれないけれど、クリアでノイズの少ない音だと思います。スペック上EINはゲイン40dBで-125dBu未満、ゲイン60db(最大)で-130dBu未満です。2つのチャネルのゲインを完全に同じに合わせるのが難しいので、音量をモニタリングしながら設定しています。
ゲインつまみのほか電源・ローカット(80Hz)オンオフ・Phantom(24 or 48V)オンオフ・入力パッド(15dB)オンオフ・位相切り替え(180°)オンオフのスイッチがあります。マイク入力はXLR、出力はXLR・フォーン・ターミナルブロック(すべてバランス)のほか、モノ(2チャンネルの和)出力もあります。電源はDC24V (センタープラス)で、高価なメーカー純正品(PS-24AS)の代わりに汎用のDC24V・500mAアダプターが利用可能ですが、接続端子が日本で一般的な2.1/5.5mmではなく2.5/5.5mmですので、2.1→2.5mm変換プラグも必要。
RDL社の2chマイクプリにはより安価なRU-MLA2、RU-MLA2T(出力トランスあり)もあり、これらはローカットをオフにできない・Phantomが24V固定など問題もありますが、EINは良好です。これらも用途によっては高コスパでおすすめです。

DRAWMER
MC2.1 モニターコントローラー
在庫状況:在庫あり
価格:¥108,000(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(5.0) 音質・機能性のよいアクティブ・モニターコントローラー 2024/02/05
モニター(スピーカー)の音量調整を主な目的に購入しました。まず入出力が多彩です。入力はXLR 1系統、コンボ 1系統、AUX入力(RCA 1系統 or 3.5ステレオミニジャック)。出力はXLRステレオ3系統+モノ1系統(サブウーファー用、ステレオ出力Aとリンク)。さらにヘッドホン出力2系統は、個別に音量調整可能です。
入出力とも、切り替えることもできれば、同時入出力もできるタイプです。ですから複数ソースをミックス(個別ボリューム制御はありませんが)することもできますし、複数のスピーカーペア+サブウーファーに出力することもできます。複数スピーカーに出力できるのは便利で、たとえば同じ音源をサブウーファー有りと無しで聴き比べるのがスイッチひとつでできます。
音はフラット*で芯のある音質でよいです。音質的にモニコンとしてのみならず、一般的なオーディオプリアンプの代替としてもかなりいいのでは? と感じます。ヘッドホンアンプとしても音質は同様で、増幅力にもゆとりがあります。
* フラットだと思っていたのですが、他のモニター環境と比較すると低音がやや強めに出ているのに気づきました。低音がふつうに出るヘッドホンで、低音が強めの音源を聴くと、気になる場合があります。モニター用途ならその特徴を理解したうえで用いる必要があります。
Drawmerの製品は評価が高いようで、機能性を考えた場合SPLの同等製品よりやや購入しやすい価格なので、このMC2.1もよい買い物でした。

AUDINATE
ADP-AES3-AU-2X2 DANTEアダプター
在庫状況:在庫あり
価格:¥29,800(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(5.0) 既存のADC/DACを手軽にDante接続できます 2024/01/13
オーディオIFと別室でのモニタリング・録音の環境を構築したいと思い、指向錯誤のすえ、こちらを購入しました。
この製品はPoEで電源供給可能、AES/EBU入出力2チャンネルずつ、96kHz対応と良好なスペックながら、価格が他社の類似品より圧倒的に安いです。
レイテンシーは使った範囲ではほぼ0.385msecで安定しており、DVS (Dante Virtual Soundcard)をインストールしたPCの3分の1程度です。
手持ちのADC/DACをDanteネットワークに参加させることができ、マスタークロックにすることも可能と、なにかと有用です。性能、利便性、コスパの各面でおすすめできます。

YAMAHA
HS8S スタジオ用サブウーファー
在庫状況:在庫あり
価格:¥54,800(税込)
参考になった人数:8人(8人中)
(5.0) 低域を含めた確認ができます 2023/11/29
サブウーファーなしの場合と比べて低域込みの印象がだいぶ変わるので、HS8S有り/無し両方で確認しています。安い方ですがちゃんと仕事をしてくれているので、コスパはいいです (購入はサウンドハウスさん以外でした)。

RDL
HR-ADC1
在庫状況:お取寄せ
価格:¥188,100(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(4.0) 旧い製品ですが音質はいいです 2023/11/16
他所での入手で申し訳ありません。最近Made in USA、なかでもこのRDL社の製品が気になっていて、安く入手して試しています。こちらは単体のADコンバーターです。内蔵のチップ等は分かりません(Cirrus Logicでしょうか?)。オーディオIFの余ったデジタル入力を活用して、アナログ入力(ライン、またはマイクプリとの組合わせ)を追加したい場合には向いています。
2010年以前の製品のようです。設計は旧いと思うのですが、192khz/24bitまで対応し、録音してみましたが良好な音質でした。放送用機材としての販売のため、音楽用機材のような外見の美しさを演出していませんが、品質はいいと思います。
入力はアナログXLR(バランス)またはRCA(アンバランス)。出力はAES-3ID、AES/EBUまたはS/PDIF(同軸)。光デジタル出力はありませんが、必要なら同軸←→光変換器(同社のFP-SPR1など)を組合わせ可能です。この他に、外部クロック入力用にAES-3ID、AES/EBU、S/PDIF(同軸)端子があります。Word Clock入力できる端子はありません。もちろん外部クロックがなくてもAD変換可能です。
注意点がいくつかあります。(1) 電源onの後10秒程度、初期化(?)の間にノイズ様の信号を発します。ですから、まずデジタル出力ケーブルを抜いた状態で電源を投入し、信号がおさまってからデジタル出力ケーブルをつなぐ方がよいです。(2) 音量ツマミを最小にしてもミュートしないようなので、これも注意が必要です。(3) 電源は24VDC 500mAのACアダプターを利用可能ですが、端子内径が2.1mmでなく2.5mmである点に注意が必要です。

RDL
EZ-HDA4A
在庫状況:お取寄せ
価格:¥46,200(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(2.0) ヘッドホン出力の分配器として;ヘッドホンアンプとしては非力 2024/02/04
(別ルートでの入手であることをお断りしておきます) 中古なので新品より安価での入手でした。Made in USA。筐体は小さく、かつものすごく軽いです。中身は相当シンプルなのかも。
入力はRCA、ステレオミニ、ステレオフォンのいずれかです。出力は4系統のステレオミニがあり、別個に出力レベル調節できます。
複数のヘッドホンを同時に使用できるので便利ですが、音質は高品質のヘッドホンアンプと比較し、やや劣ることを確認しました。また、非力で音量はあまり稼げません。ヘッドホンアンプとしての増幅が重要な場合には、要確認です。ヘッドホン出力がステレオミニジャックのみというのも、制限になります。
音量・音質の制限は納得のうえで、ヘッドホン出力の分配器として用途が合う方には、おすすめ可能です。

RDL
HR-DAC1
在庫状況:お取寄せ
価格:¥144,100(税込)
参考になった人数:2人(2人中)
(4.0) 良好な音質;USB以外のデジタル入力に対応 2024/09/16
(別ルートでの入手であることをお断りしておきます) オーディオIFのデジタル出力から接続する外部DACとして購入。中古なので新品より安価での入手でした。Made in USA。筐体はハーフラックサイズですが、かなり軽くて小さい実感です。
入力はAES/EBU、AES3ID、SPDIF同軸、SPDIF光のいずれか(複数接続してセレクターとして使うことはできません)。出力はXLR(バランス)、RCA(アンバランス)、ターミナルブロック(バランス/アンバランス)。左右独立の音量ツマミがありますが、目盛がないため左右音量が合わせ辛く、別途モニターコントローラーがあった方がいいかもしれません。左右の音量を測定して微調整できる点はいいと思います。電源アダプターは別売です。DC24V (センタープラス)で、高価なメーカー純正品(PS-24AS)の代わりに汎用のDC24V・500mAアダプターが利用可能ですが、接続端子が日本で一般的な2.1/5.5mmではなく2.5/5.5mmですので、2.1→2.5mm変換プラグも必要。
DACとしては聴きなれた自然な感じで色付けない音質です。測定してませんが、高音から低音までかなりフラットな傾向に感じます。製品内部をチェックした方がいて、DACチップはCS4398との報告(https://gearspace.com/board/mastering-forum/453491-black-lion-sparrow-vs-rdl-hr-adc1-adcs.html)。回路はシンプルで、デジタル信号のノイズ除去するような機構はなさそう、とのこと。2008年ないしはそれ以前に発売されたロングセラーで(https://www.rdlnet.com/blog/tips/half-rack-series-digital-audio/)、同じくCS4398のLynx HiloやMaranz HD-DAC1より先発。
RDL社は音楽制作用にはあまり宣伝しておらず、放送業務用を強く意識しているようです。近年Made in Chinaにシフトor中国資本に買収されるアメリカ企業も多いなか、自国生産にこだわっている硬派な会社で、試した製品には品質のよいものが多く、注目しています。
USB入力の要らない用途におすすめです。

RCF
MC-1
在庫状況:特別注文
価格:¥16,280(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(5.0) コスパはかなりいいです 2024/02/04
在庫がある他から購入した感想であることをお断りしておきます。モニター(スピーカー)の音量調整を楽にするためにパッシブモニターコントローラーを探しており、購入しました。イタリアのRCF社の製品です (https://www.rcf.it/en/products/product-detail/mc-1)。
安価ですが作りはまずまず。筐体は金属製で、堅牢まではいきませんがしっかり。スイッチ類の質感はイマイチですが、安いのでしかたありません。底面には”Concepted and designed in Italy / Made in China” とあり、近年多いコストを抑えたタイプの製品。入力がコンボ1系統、TRSまたはステレオ1系統で、スイッチで切り替え可能。出力はXLR2系統で、スイッチで切り替え可能。入出力ともに切り替え可能なので便利だと思います。
スピーカーとヘッドホンアンプ(どちらもモニター用)を接続し、切り替えて使っていますが、どちらも音質の低下は感じませんので、その点は◎です。
電源も要らず、このコストであれば満足です。

Fostex
HP-A4
在庫状況:取扱中止
価格:¥33,400(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) コンパクト・音質優秀・光デジタル入出力 2023/09/07
FostexではHP-A3が継続して販売されており、最近HP-A3 mk2が出ました。HP-A4は存在感はマイナーですが、音質的には先代のHP-A3を大きく上回ります。小型でUSBバスパワーなので使い勝手もすばらしいです。
既にオーディオインターフェースを持っている方が、追加のDAC・ヘッドフォンアンプとして導入してもいいと思います。光デジタルは入力に加えて出力もあるので、オーディオインターフェース側の拡張性を潰さずに導入することも可能な点も秀れています。

AKG
W3004
在庫状況:在庫あり
価格:¥1,580(税込)
参考になった人数:2人(2人中)
(5.0) Austrian Audio OD303にピッタリ 2023/08/30
Austrian Audio OD303の形状がAKG D7にそっくりなことに気付き、こちらのウィンドスクリーンを試したところ、見事にピッタリでした。いい感じです。

YAMAHA
MG06 アナログミキサー
在庫状況:在庫あり
価格:¥14,300(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(5.0) 操作性・音質などとても高コスパなアナログミキサー 2023/08/28
(他店での購入であることをお断りしておきます)
ツマミでの操作が基本でフェーダーなしのモデルです。フェーダーが必要であれば別のモデルがよいと思います。ヤマハのミキサーの中でも小さい方で、可搬性は最高です。エフェクター、USBオーディオなどはありません。MG10の小型版というよりは、さらに機能的に絞られていますが操作しやすく、あるととても便利です。青を基調とした昔からのヤマハの小型ミキサーのデザインも好きです。
入力はマイクプリ×2 (Phantom電源あり)、ステレオライン入力(PHONE)×2。EQがマイク1・2にしか付いていません。マイクプリの音質は周波数バランスがよく、価格的には素晴らしいです。
出力はSTEREO OUT (バランス; XLRおよびPHONE)、PHONES の2系統の出力があり、それぞれ別に音量を調節できますのでヘッドホンの使用にも便利です。

SHURE
MV7-K-J 配信向けUSBマイク
在庫状況:取扱中止
価格:¥28,690(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 本来の声を活かす方向性;卓上マイクスタンドの高さを選ぶ 2023/08/11
(他所での購入であることをお断りしておきます)
配信者やポッドキャスターに大人気のマイクのようですが、そういうことは購入当時知りませんでした。急にマイクが必要になった際、一番近い楽器屋さんに出掛けて「高いな...」と思いながら購入したものです。はじめUSBで繋いだ際には音量を調整しづらく感じたため、XLRケーブルを用いてオーディオインターフェースを介して用いるようにしました。
硬くなく聴きやすい音です。低い男声であればその低い感じをそのまま残して活かす方向性で、違和感の少ない音質です。周波数特性は高音の強調が穏やかで低音の減衰も比較的穏やかですが、そうした自然な音作りがそのまま感じられますし、話す・語る用途なら万能かと思います。
SM7Bを模したデザインはかっこいいですが、反面使い勝手に影響します。たとえば卓上マイクスタンド製品は20cm〜のものが多いですが、MV7をこれに取り付けるとヨークアームの高さ分だけ高すぎて使いにくいです(マイクが水平〜やや下向きになる場合も)。自分の座高では15〜17cmくらいのマイクスタンドを見つけてくる必要がありました。
音質と形状のそれぞれの特徴が好きな方にはおすすめのマイクです。

CANARE
DAC20
在庫状況:お取寄せ
価格:¥4,780(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 良質な長いデジタルケーブル 2023/08/11
DDCから別室のDACへのひき回しに用いています。問題なく長距離(20m)で使えています。

CANARE
RC03
在庫状況:取扱中止
価格:¥1,980(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 高音質な民生機器には合っています 2023/08/11
広く市販されているプリアンプとパワードスピーカーとの接続などに用いています。品質もよく、カラーバリエーションも助かります。

CANARE
SPC01 GREEN
在庫状況:在庫あり
価格:¥1,580(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 品質+価格+カラーバリエーション 2023/08/11
品質のよいTRSバランスケーブルで様々な色を注文できるのは便利です。

FURMAN
SS-6B パワーディストリビューター
在庫状況:在庫あり
価格:¥7,920(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(5.0) 便利です 2023/08/10
音楽機器等の電源管理にとても便利で助かります。

CANARE
EC02B BLUE
在庫状況:在庫あり
価格:¥2,180(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 品質も価格もいいです 2023/08/10
高価なケーブルは避けているのですが、こちらは手が届く価格で品質がよいです。カラーバリエーションは配線時に役立ちます。

Austrian Audio
OD303 ハンドヘルド型ダイナミック・ボーカル・マイク
在庫状況:在庫あり
価格:¥19,800(税込)
参考になった人数:4人(4人中)
(5.0) ボーカルに明るいニュアンスがあっていいです 2023/08/28
Austrian Audioとしては安価なダイナミックマイクということで、購入して試してみました。自身の声はかなり低くて聞き取りにくいですが、Shure MV7と比べると明るいニュアンスが添えられる感じです。
新製品でまだレビューが少ないですが、一部Shure SM58と比較する記事・動画などあるようです。周波数チャートをみても、OD303はSM58よりも高音が強く、低音が弱いのが分かります。しかしOD303は超単一指向性でSM58とは異なるタイプのマイクですので、同じ超単一指向性のShure Beta 58Aと比較するほうがいいかもしれません。OD303はAKG D7と形状がそっくりですので、D7を意識して改良を試みた製品なのかもしれません。
ハンドリング・ノイズが大きめと言われています。こちらは確かに、そう感じました。マイクの後方までヘッドケースを用意して更にハンドルとの間に空間を置く構造が、逆に180度方向(後方)の感度を高めているのでしょうか。マイクを持たない使い方であれば、問題ありません。
なおケーブル挿入部の奥にMade in Chinaと書かれていました。この辺はヘッドホンのHi-X15と同様ですね。

Cranborne Audio
CAMDEN EC1
在庫状況:特別注文
価格:¥107,800(税込)
参考になった人数:3人(3人中)
(5.0) きれいな音で録れます;ヘッドホンアンプとしてもおすすめ 2023/08/28
音質のよいマイクプリを一台持ちたくて探していましたが、海外含めレビュー評価が高いようなので購入しました。実際、低ノイズかつ非常にクリアな音質で中域が特によいと感じています。MOJO機能(Cream/Thump)で音色を修飾こともできますが、元の音がいいのでいじり甲斐があります。性能の割に価格はリーズナブルな方に入ると思います。”Designed in UK/Made in China”のシールが貼ってあり、製造コスト削減しつつも高性能ということのようです。Cranborne Audioは注目したいメーカーになりました。
1チャンネルのプリアンプの音声をヘッドホン出力からモニタリングすることもできますが、ほかにEXT入力(モノ)、AUX入力(ステレオ)があり、オーディオインターフェースのモニター出力から入力して、純粋にヘッドホンアンプとして運用することもできます。ヘッドホンアンプとしても比較的音量がかせげること、低音までしっかり芯のある音質が聴けることから、使いやすく気に入っています。


K&M
232B 卓上マイクスタンド
在庫状況:在庫あり
価格:¥3,800(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 20cm弱という高さ(低さ)が便利 2023/05/16
デスクトップ用のマイクスタンドでは高さ20cmプラスαの製品が多いですが、声の収録においてはややマイクを下向きに調整する場合もあり、不便に感じていました。こちらのスタンドは17.5cmで自分が欲しかった高さに対してドンピシャでした。安定性も高くおすすめです。

ALLEN&HEATH
ZED-6 アナログミキサー
在庫状況:在庫あり
価格:¥19,200(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(4.0) かっこいいミニアナログミキサー; 原音より明るい音色 2023/08/26
全般的に値上がりしているマイクプリアンプの選定が難しく、いったん悩むのを止めて比較的安価な製品から選んでみました (それでも過去よりかなり値上がりしてしまっている様子)。
男性ボーカルの収録用途のみ試した範囲では音質は悪くないとは思いますが、バランス的に高音が強め、低音が弱めになるのは確かです。マイクを挿してみると、手元にある他のミキサーよりも明らかに明るい音になりますので、要注意点です。それを補えるか分かりませんが、マイク2ch、ステレオ2系統(4ch)のすべてにEQがついているのは使い勝手がいいです。さらに、すべてのチャンネルにそれぞれPFLスイッチがついていて、個別にヘッドホンでモニター可能です(PFLの場合PANやBALANCEの設定と関係なくヘッドホンの音声はMONOになります)。ヘッドホンアンプの音も良いと思います。
大きい (24×23cm) と言われていますが、実際には周囲のプラスチック部分がかなりゆったりと幅をとっており、それを除くと19.5×19.5cmしかありません。これはYamaha MG06より横幅が5cm大きいだけで、なおかつ内蔵電源(ACアダプター不要)なので、ミキサー本体はかなり小さいです。個人的にはプラスチック部分要らないと思いますが、そのままでも十分コンパクトで置き場所に困るほどではありません。

FURMAN
M-8Lx パワーコンディショナー
在庫状況:約2ヶ月
価格:¥25,500(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) ノイズ軽減策 2023/04/09
オーディオインターフェースを外部電源のものにしたところ、ノイズが乗りやすくなったので導入しました。こちらとビリビリガードPlusとの組み合わせでとりあえず、ノイズのない環境が得られています。

CLASSIC PRO
CXS030 XLR TRS ケーブル 3m
在庫状況:在庫あり
価格:¥750(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 音質的に良好です 2023/04/09
今回は電子ピアノの音声を取り込むために購入しました。音質的に全く問題なく、使用できています。高価なケーブルを買おうか迷うこともあるのですが、たいていこちらの、コスパ最高のケーブルで解決しています。

SH
AC/ACアダプター9VAC/1.0A
在庫状況:在庫あり
価格:¥1,380(税込)
参考になった人数:2人(2人中)
(5.0) TUBE MP STUDIO V3 マイクプリアンプ用として 2023/04/09
TUBE MP STUDIO V3 真空管マイクプリアンプの予備電源アダプターとして購入しました。仕様しらべてトランス式のこちらでよさそうなので購入しましたが、無事使えました。価格は非常に安価でコスパがよいと思います。

Austrian Audio
Hi-X15 密閉型ヘッドホン
在庫状況:在庫あり
価格:¥20,900(税込)
参考になった人数:4人(4人中)
(5.0) 2万円前後の価格帯でかなり高音質・高コスパです 2023/03/26
他所の店頭で購入したことをおことわりしておきます。ホームユースでまずまずの音質の密閉型ヘッドホンが欲しかったこと、Austrian Audioの音に興味があったことから、手が届く価格のHi-X15を購入しました。ひとことで言えば、コスパがかなり高いと思います。
パッドの形状は横径がせまく縦長ですが、自分の耳にはフィットします。側圧はほどよく、装着感は気に入っています。
音量バランスとしては、上から下まで全体的に出る印象です。高音域・中音域がきれいで、低音域は密閉型にしては強すぎずタイトに感じます。人によっては高音域・中音域の強さが気になる、という意見もあるようです(https://www.headphonecheck.com/test/austrian-audio-hi-x15/)。個人的には、確かに音源によってはサ行が気になることもありますが、減点対象になるほどではありませんでした。
この価格帯では開放型 (K702など) ヘッドホンを聴いたことがありますが、比較すると解像感、楽器の分離感、定位感ではHi-X15の方がすぐれていると感じました。もちろん開放型のような広々としたリラックスした鳴り方ではありませんが、モニタリングに適しており、リスニングに使用しても快適です。
まだこの価格帯のヘッドホンを所有していなければ、試聴リストに入れたほうがよい良品だと思います。


AKG
K702 開放型ヘッドホン 3年保証モデル
在庫状況:在庫あり
価格:¥20,900(税込)
参考になった人数:7人(7人中)
(5.0) 聴き心地よい 2023/03/24
永く使用しています。高音域、中音域は特に良いです。低音域は弱いですが、K501、K601よりも出ています。
全体として聴き心地が良好で、開放型らしく広々と音が広がる感覚があります。それと関係してか、楽器ごとの音の分離や定位が明瞭に聴けるとは限りません。なので何でも楽しく聴けるのですが、その中でもオーケストラなどの合奏を聴くのに適している気がします。モニターとして用いるのにも、この特性が影響しそうです。
購入当時は解像感が高く感じましたが、現代の先端的なヘッドホンと比べると、むしろほどほどの解像感が特徴かもしれません。
同価格帯ではとてもおすすめです。

AKG
K240MK2 セミオープン型ヘッドホン 3年保証モデル
在庫状況:在庫あり
価格:¥9,810(税込)
参考になった人数:3人(3人中)
(5.0) なぜこんなに安いのか分からないけど音がいいです 2023/05/30
数年前に買ったK140を使っていましたが、あちらはオンイヤー型で耳たぶの大きい自分にとっては装着感が悪いため、オーバー・イヤー型のK240 MK2に買い替えました。高音はAKGらしい自然できれいな音質、低音もAKGの開放型らしい、自然でやや軽めの出音ですが、K702と比べたときには、低音が強めに感じます。
オーバー・イヤー型で装着しやすいです。スペアのイヤーパッドが付属していましたが、こちらはベルベットで感触はいいものの、開口部が標準のパッドより小さいため、耳と干渉して不快なので、個人的には標準のパッドを用いています。
驚くべきは2023年3月現在の価格です。まさかこんなに安くなるとは...音質は価格相応よりはるかに良く、コスパが高いと思います。

RME
Babyface Pro FS オーディオインターフェイス
在庫状況:在庫あり
価格:¥154,000(税込)
参考になった人数:4人(4人中)
(5.0) DACに関してはESSよりAKMのほうがいいかも 2023/03/06
(他所での入手であることを、あらかじめお断りしておきます)
2022年に入手したので、ESS DACのバージョンではないかと思っています。とても良い出音ですが、ときどき中音(ボーカル)がきつく感じることがあり、長時間リスニングでは聴き疲れするかもしれません。AKM DACのBabyface Pro FSとは比較する機会がないのですが、前のバージョンであるBabyface Proの方がベンチマーク上の音質で劣るとしても、聴きやすさでは勝るかもしれません。
入力の方もマイクプリ・ADCとも高品質でよい音で録音できます。
デジタル入出力は豊富とはいえませんが、ADAT出力を用いてマスタークロックとして運用するのも◎です。
現在の価格は以前より高いですが、トラブルしらずの品質の高さ、安定性はさすがRMEです。

LYNX STUDIO TECHNOLOGY
HILO TB3
在庫状況:取扱中止
価格:¥550,000(税込)
参考になった人数:2人(2人中)
(5.0) 旧い機種だがADC/DAC/クロックとして高品質 2023/08/29
サウンドハウスさん以外の購入でLT-USB搭載機種であることをお断りしておきます。
マイクプリを内蔵しない点は購入前に確認が必要です。類似のAD/DAコンバーターとしてはRME ADI-2 Pro FS (Black Editionを含む)、Antelope Amariがありますが、Hiloはより旧い(2011年発表)機種で対応サンプルレート(192 kHz)では敵いません。
ADCはベンチマーク上はADI-2 Pro FSと同等のようです。音楽家Youtuberさんがピアノ演奏記録にHiloを使用されています(https://www.youtube.com/@pardonmypiano)。実際10万前後のオーディオインターフェースのADCより高音質と実感しています。
DACは聴きごこちのいい音です(https://nk-productions.net/interface/compare-interface/)。Lynx社自身は、最新機種Aurora(n)と比べても、Hiloは同等かやや優れているとしています。やわらかな出音にはDACチップ(CS4398)が影響しているかもしれませんが、一方モニタースピーカー、ヘッドホンも音楽的な鳴り方をする機種と相性がよいです。
自宅で他の機材をHiloに同期させていますが、Babyface Pro FS (SteadyClock FS内蔵)をマスターにするよりもボーカルの帯域がやわらかい音質に感じます。ただし、Aurora(n)が最新のSynchroLock 2技術を搭載しているのに対し、Hiloは先代のSynchroLockとなります。
デジタル入力は3系統(Toslink/同軸/AES)ありますが、光デジタル入力の設定をS/PDIFにすると1系統しか使えなくなります。ADAT入力に設定すると、ADATに加えてもう1系統(同軸 or AES)が選択できるようになります。デジタル出力については設定によらず、Toslink/同軸/AESが同時に使用可能です。
TB3バージョンは2023年2月現在でAmariよりも高く、ADI-2 Pro FS B/Eの2倍近いのでコスパが厳しいですが (私の購入時価格はLT-USBで税込33万円)、品質は高いものになるので、用途と好みが合う方にはお薦めします。

CLASSIC PRO
CIP10 スタジオモニター用アイソレーションパッド 2台分
在庫状況:在庫あり
価格:¥1,980(税込)
参考になった人数:3人(3人中)
(5.0) 素晴しいコスパ 2023/03/26
5インチウーハーのモニタースピーカーのために購入しました。
他社製の高価な製品と同等の品質のように感じています。
本製品のようにロゴなどにコストを掛けず、安い方がありがたいです。
品質に対する価格も非常によいと思います。

Fostex
HP-A3
在庫状況:取扱中止
価格:¥27,420(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) 高音質に加え、デジタル入出力が便利 2023/03/18
比較的安価で高音質なDACとして入手しました (他店での中古購入であることをおことわりいたします)。ヘッドホン出力・ライン出力 (切り替え式) とも音質は良いと思います。
本製品は USB 入力・光デジタル入力 (切り替え式) があり、ふつうにPCからUSB音声入力する以外にも、他の機材からのS/PDIF入力も受けられます。説明書に記載はありませんが、光デジタル入力を用いる際にはPCに接続する必要はないようです (USBを電源専用にします)。
本機はさらに他の機材にS/PDIF出力できることから、ホームオーディオの構築上デッドエンドにならず、DAC・アンプ兼デジタル中継器として柔軟に配置可能です。
注意点としてはサンプルレート96khzまでの対応なので、192khzめあての場合は、他製品を探す必要があります(HP-A4以降は192khz対応ですが、生産終了しているようです)。サンプルレートが96khzで十分という方でも、ヘッドホン出力の音質はHP-A4、HP-A8にやや譲りますので、購入前に比較検討されるほうがいいかもしれません。

RME
Digiface USB オーディオインターフェイス
在庫状況:在庫あり
価格:¥90,700(税込)
参考になった人数:1人(1人中)
(5.0) 自由自在なルーティングとクロック同期につかえます 2023/02/20
光デジタル入出力が4系統ずつあるものとしてDigiface USBとMOTU LP32が挙げられますが、Digiface USBの方がシンプル・小型で安いこと、他にRMEの機材をもっていることから、こちらを探しました。しかし、世界的な半導体不足の影響か、Digiface USBは供給ストップ状態がつづいているため、やむなく中古での入手となりました (値崩れしにくい商品です)。
光デジタル入出力は個別にADAT←→S/PDIFの切り替えができます。チャンネル数が多いのでルーティングの自由度が非常に高くなります。複数の光デジタル出力は、それを用いてワードクロック端子がない機材とのクロック同期ができるので便利です。
海外の機材ショップのサイトでは、2023年春に入荷予定となっているところもありますが、実際にまた流通するといいですね。

AURALEX
MoPAD-XL モニター・アイソレーションパッド
在庫状況:約10日
価格:¥6,280(税込)
参考になった人数:2人(2人中)
(5.0) インシュレーターより使いやすい 2023/02/20
モニター用のアクティブスピーカーは形状が様々なので、パッシブスピーカー向けのインシュレーターは使いづらい場合も多いです。
本製品は〜6.5インチ程度のモニタースピーカーであれば、形状に関係なく設置できます。
音質的な意味でもおすすめです。

CLASSIC PRO
BNC010
在庫状況:在庫あり
価格:¥400(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(5.0) ワードクロック入出力に必要十分 2023/02/20
USB オーディオインターフェースへのワードクロック入力に用いましたが、問題なく同期できています。
品質は良好だと感じました。

YAMAHA
HS8 スタジオモニター
在庫状況:在庫あり
価格:¥39,800(税込)
参考になった人数:0人(0人中)
(4.0) 低音のゆとりと全体のバランスはよいが、高音の音質は惜しい 2023/08/11
全体的にバランスよく音が出て、とくに低音はウーハーの口径上ゆとりがあり、快適に聴くことができます。ウーハーのサイズは一般に8インチ型と呼ばれているものと思われます。総じてコスパはよい部類に入ります。
無音時にツイーターに耳を近づけると十分聴こえるノイズ(アンプの音?)がありますので、ニアフィールドより少し距離を置いた方が音質に良く聴こえるかもしれません。高音の音質も悪くありませんが、より高品質のツイーターをもつスピーカーと比較すると惜しいです。
従来よりコスパ最強とよばれてきたモデルかと思いますが、最近の状況をみると、Focal Alpha Evo 65 と価格差 (2023年2月18日時点のサウンドハウスの特価で) はわずかです。あちらも低音が出るうえ、Focalの反転ドーム型ツイーターの音質はすばらしいため、初心者に聞かれたら、自分ならAlpha Evoを勧めるかもしれません。
昔からヤマハが好きなので、少なくとも時代に追随できるよう、アップデートが欲しいなあ...と感じています。

FOCAL
SHAPE 65 スタジオモニター
在庫状況:在庫あり
価格:¥108,900(税込)
参考になった人数:3人(3人中)
(5.0) Focalがめざす方向性の音色;スタンバイ解除はコツが必要 2023/08/29
これまで使用していたFocal CMS 50はよい音でしたが、ウーハーは少し音が出にくいような感覚があり、その点が改善されたShapeを購入しました (他店での購入であることをおことわりさせていただきます)。実際、高音の美しさはCMS以上で、さらに低域まで自然によく出ています。逆にCMSの方は技術的に未完成な感じがありますので、CMSの中古を探している方には、Shapeとどちらが好みか、比較検討をおすすめします。
音の傾向はFocal Aria 906 (ツイーター・ウーファーともShape 65と同様のパッシブスピーカー)とそっくりで、ブラインドなら区別がつかないかもしれません。どちらもウーファーにflax(亜麻)繊維が用いられているものです。インターネットで調べた情報によると、Aria 906もShape65もいずれも非常にフラットな周波数特性で、両者は事実上の兄弟機かと思われます。ShapeはGenelecの鳴りのよさとはまた異なる方向性で、繊細な音色が楽しめるよいスピーカーですし、音が好みの方にとってはよいモニターだと思います。
[追記] Focal Shape のスタンバイが不評なことについて気づいた点を追記します。スタンバイ (赤LED) から復帰 (緑LED) するために必要な音量が、左右のスピーカーで違うことに気付きました。また、どうやら「スタンバイに移行する音量」より「スタンバイから復帰するのに必要な音量」に少し差がある感じですので、静かな出だしの曲だと復帰しにくい。その場合「Shapeのスタンバイ解除のコツは入力音量を上げること」になるのですが、音量設定を触りたくないミュージシャンから不評になっているみたいです。関連して、小音量で聴いているといつの間にか片方だけスタンバイに入ることがあります。もっと無音に近いところでスタンバイ移行にすればよかったのに... 他に所有しているGenelec M030ではスタンバイからの復帰はスムーズで、問題を感じたことはありません。こういったところに2つのメーカーの特徴が表れているように感じます。なお、Focal Alpha EVOシリーズでは自動スタンバイ機能をオフにするスイッチがあるそうです。

ねこぽん さんのプロフィール

レビュー投稿数:37件

住所:新潟県

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