• YAMADA SHINYA

    私は今回で4度目のMusic China参加となりました。上海で行われるMusic Chinaは、北京のPALMショーと比べても規模が大きく、広大な敷地を隅から隅まで歩きまわるのは大変で、日頃サッカーで鍛えたこの脚でもへとへとになるほどです。一般ユーザーが皆、楽器に触れ、演奏を楽しんでいる光景は見慣れたものとなりましたが、今回は特に子供のデモンストレーションが多く見受けられ、ブースはメーカーのみならず、音楽教室や楽器製作の学校のブースもありました。教育の現場が音楽業界を更に盛り上げ、楽器を演奏する子供たちが増えることでこの業界は成り立っていることを改めて実感した次第です。私たちは、これからも魅力ある商品を魅力ある価格でお届けして、音楽を愛する方々へ少しでも貢献できたらと願っております。まだまだ変化を続ける熱い街"上海"から発信される情報にこれからも注目していきたいと思います。
    (営業:山田)

  • TAMURA KEI

    今回初めてMusic Chinaに参加させて頂きました。海外展示会への参加は今年1月にロサンゼルスで開催されたNAMM Showに続き2回目です。各国の有名メーカーが最先端の商品を投下し活気に溢れるNAMMと比べ、今回参加したMusic Chinaはその殆どが現地中国企業の出展ということもあり、かなり落ち着いた印象を受けました。一方で圧倒されたのは、その規模の大きさでした。主催者の発表によると今回の参加企業は1,775社に及び、昨年よりさらに100社も増えたそうです。派手さは無いものの、「世界の工場」と呼ばれ人々の消費を下から支える中国の姿が現実としてそこにあり、その静かで巨大なエネルギーを確かに感じました。移動中の車窓で目立っていたのは、建設中の高層建築であったりユニークなデザインの建物。夜には取引先の方に案内され、有名ブランドの店が立ち並ぶ通りを抜けて、対岸から煌めく夜の東方明珠塔(上海タワー)を眺めました。消費の中心地としても発展する中国の姿でした。今回の訪問を経て、成長と変化を続ける中国のこれからに、一層の興味が湧きました。
    (商品:田村)

  • OHTSUKA HARUNA

    私にとって初めての海外となった中国。期待と不安が過ぎる中、上海空港に降り立ち初めて乗ったタクシーの恐ろしさは今でも忘れられません。Music Chinaの会場は想像以上に広く、多くの人々で賑わい、その規模の大きさにとても感動しました。有名ブランドからあまり知られていない中国ブランドまで様々な楽器が並び、各ブースではデモンストレーションや有名ミュージシャンによる演奏が行われていました。参加者の中には小さい子供も多く、大人顔負けの演奏で人々を沸かせていました。それほど楽器に詳しくない私でさえ、楽しんで見て回ることができました。国も言葉も異なる人々が集い合う空間では、普段当たり前に思えることもまた違った角度から感じることができたように思います。とても貴重な経験ができ、今回このメンバーで参加できたことを本当に嬉しく思います。
    (営業:大塚)

  • LIN I Hsuan

    初めてMusic Chinaに参加しました。台湾出身の私は上海で言葉に困ることはありませんが、中国のショーへ行くのは初めてなので、出発前から期待と少しの不安を抱いていました。初日は上海の交通事情にビックリしました。車のクラクションが鳴りやまず、歩行者より車が優先されている状況など、日本や台湾ではありえないことが多く見られました。ショーでは担当させて頂いている管楽器のチェックを行いました。中国製の管楽器の品質はあまり良くないイメージがありましたが、今回いろいろなブースで試奏することで考え方が変わりました。安い価格でも、一定の質の管楽器が作れることを改めて感じました。お求めやすく、良い楽器を選定して日本の皆さまにも提供できるよう頑張りたいと思います。会場内は、楽器の展示だけでなく、各ブースでも演奏が行われ、観客みんなで盛り上がっていました。管楽器の展示はもちろん、リペアに関するグッズも展示されていて、実演までも生で見られて、楽しかったです。今回の訪問で、中国製の楽器の向上を見ることができたので、これからの中国を楽しみにしています。
    (商品:林)