バンド演奏の一発録りや、ドラムのマルチマイク録音といった本格的なレコーディングが行える8トラック同時録音に対応。16/24ビットリニア、44.1kHzサンプリングのWAVフォーマットで、16トラック分のマルチパート・レコーディングが行えます。UNDO/REDO機能を備え、直前に行ったレコーディングを取り消して、元の状態に戻すことができます。
パソコンに直接音声を入力できるオーディオ・インターフェース機能を搭載。最高24ビット/96kHzの高音質で、8チャンネル入力/2チャンネル出力が同時に行えます。また、サンプリングレートを44.1kHzに設定すれば、R16内蔵DSPエフェクトも使用可能。録音時のモニター用に、DAWの再生音とダイレクト音のミックスバランスを調節できる専用ボリュームも装備しています。
DAWソフトのトランスポートやミキシング操作が、R16から行えるコントロール・サーフェス機能を搭載。マウスでは難しい複数のフェーダーを同時に動かす操作も、快適に行えます。Mackie Controlエミュレーションモードで、Cubase、Logic、Sonar等の主要なDAWソフトに対応しています。
USBのデータ転送タイミングを基に同期クロック信号を生成する、世界初の同期システム※を搭載。2台のR16を互いにUSB接続することで、一方をUSBホスト機器、一方をUSBスレーブ機器として同期走行させることが可能です。より本格的なライブレコーディングに対応する合計16トラックのシンクロ・レコーディングを実現します。
※同期精度には、1~2msec程度の誤差があります。
思いついたフレーズやメロディのスケッチ録音に便利な、高感度ステレオマイクを内蔵。ボーカルやアコースティック楽器のサウンドをクリアに収音できます。
マイクおよびライン入力に対応するXLR/標準フォーン兼用端子を8基搭載。コンデンサーマイクの使用を可能にするPHANTOMスイッチ(5/6ch)、ギター/ベースなどの楽器入力に対応するHi-Zスイッチ(1ch)を備え、あらゆる入力ソースに対応します。
ミックスダウン専用マスタートラックが装備され、別途マスターレコーダーを用意しなくとも内部にファイナルミックスを作成できます。複数プロジェクトの連続再生が行えるシーケンスプレイ機能も備え、完成した楽曲を好みの順番で再生するプレイリストを作成できます。
レコーディング、ミックス、マスタリングに対応する135タイプ/390パッチのDSPエフェクトを搭載。ギター、ベース、ボーカルなどアルゴリズム別に7モジュールで構成されたインサート・エフェクトと、2系統のセンド/リターンエ フェクト、トータル3系統を同時に使用できます。Fender/Marshall/VOX/Mesa Boogieなど18種類のギターアンプ・モデルとAMPEG/BASSMAN/HARTKEなど6種類のベースアンプ・モデルも搭載し、ギターやベースを直結するだけで、迫真のアンプサウンドを再現します。8チャンネル分のコンプレッサーとEQを同時使用できる「8×COMP EQ」も利用できます。
※文中のメーカー名、製品名は、各社の商標または登録商標です。これらの名称は、音色の傾向を説明する目的で使われているもので、株式会社ズームとは無関係です。