2012年 お客様へのご挨拶

 あけましておめでとうございます。昨年も皆さまに格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。本年も宜しくお願い致します。
 おかげさまでサウンドハウスは、成田のちっぽけなバラック小屋から始まって以来、今年で創業20周年を迎えます。しかし、マクロ環境の激変には目を見張ることが多く、東日本では大震災と巨大津波による壊滅的な被害や、原発問題が発生しました。そして世界に目を向けると、記録的な異常気象が庶民の生活に計り知れない影響を及ぼし、タイでは大洪水により、コンピュータのHDDをはじめ、音響機器、楽器のパーツ等の調達に深刻な問題を引き起こしました。劇的な世界情勢の流れにのまれ、多くの企業が非常に厳しい状況に直面しています。これら予測のできない災害・経済状況の中でも、サウンドハウスは不測の事態を見据え、スタッフが一丸となって「環境としくみづくり」を着実に充実させ、お客様第一という創業以来の姿勢を貫いてきました。ひとえに皆さまのご支援の賜物と感謝申し上げます。
 東日本大震災においては、麻痺した配送機能や交通網の壁を乗り越えて、自社便にて救援物資を輸送し、被災地区での現実の厳しさを目の当たりにしました。それは起業精神である人と人との絆を、若いスタッフも含め、改めて考える時でもありました。これらの経験から、事業の継続とサービスの在り方を学び、さらに有事の体制づくりを着々と進めております。今後は物流倉庫、オフィス拠点やシステムの分散化等により、万全な体制を整備しつつ、より細やかなサービスにも対応できる新たな仕組み作りを目指しております。
 この数年間で著しく成長を遂げている携帯電話、中でもスマートフォンの普及率はすさまじく、この伸び率と共に大きく変化をしているのが、その利用価値です。もはや携帯電話は単なる電話ではなく、今や音楽を聴いたり、インターネットで買い物やゲームをしたり、カメラやビデオを楽しむものであり、お財布の機能やポイントカードの機能も兼ね備えた「生活必需品」として、生まれた時から存在する身近なものになっています。空間を超えて、情報の発信や交流ができる携帯を活用したビジネスのモデリングも、緊急の課題として日夜、取り組んでいます。
 これからもサウンドハウスは、より良いものを、より安く、すばやくお届けするだけでなく、お客様ひとりひとりのニーズに応えられる、お客様専用のショッピングサイトであり、情報発信から音楽を通してネットワークを繋いでいく「サウンド・ハブ」を目指していきます。着任したばかりの代表ではありますが、創業者の精神とモットーを継承し、「ひと」から「ひと」に伝わる感動の音のように、音楽を通じて「お客様の思いを大切にする」という基本姿勢に立ちかえり、地道に、ひとつずつ、目の前のできることから取り組んで参りたいと存じます。今後も様々なご意見や厳しい助言、斬新なアイデア、時には励ましの声援等をひとつひとつ真剣に受留め、皆さまのご期待にお応えし、満足いただけるサービスと商品をお届けできるよう日々成長していく所存です。
 本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

株式会社サウンドハウス
代表取締役 江尾 一郎