2006年 お客様へのご挨拶

 明けましておめでとうございます。国内の景気も回復基調を強めている中、何となく日本が元気を取り戻してきているように思えるこの頃です。その原動力の一つとして、新しいビジョンを掲げながら、斬新なビジネスモデルを携えて活躍している30代から40代前半の若い経営者が大勢登場してきたことが注目されています。日本がやっと重い腰を上げて、変わりつつあるのです。今、そんな大勢の若い経営者がこれまでのバブル崩壊の後遺症を一掃し、新たなる躍進を遂げるために元気に活躍している姿を見ると、サウンドハウスも負けてはいられないな、と励まされるこの頃です。

 サウンドハウスも今年で創業14年となり、本年度は大きな分岐点を迎えることになりそうです。お蔭様で会社の規模も当初の想像を遥かに超える程大きくなり、社屋の移転プランの詳細設計も年初より始め、お客様が訪れるショールームも国内最大規模と拡張を予定しています。また、今までどおり商品の即日発送を継続する為に、更なる効率化を図った大型倉庫の建設を予定しています。やはり会社は「人」であり、スタッフのチームワークが大切なだけでなく、より優れた「システム」の開発を伴ってこそ、効率化が実現できます。今年はこれらの重大な経営課題を全て見直し、名実共に国内最大規模の「音響、楽器と照明の総合デパート」と呼ばれるにふさわしい企業となるべく、努力していく所存です。そして今までのモットーである「良い商品を、できるだけ安く、そして早くお届け、尚且つ充実したサポートも備えた上で販売する」ことを更に市場に訴えて参ります。

 また2006年は引き続きサウンドハウス・ブランドから驚異的な新製品が複数登場する年でもあります。特にCPH7000のヘッドフォンは最大の注目商品です。これは開発に1年以上もかけ、個人的にもそのフィット感と音質が大変気に入っているので、自分でも使用することを決めています。このように、自分でも絶対に「欲しい !! 」と思える商品を作ることができ、それを格安に販売することができるならば、こんなに嬉しいことはありません。同様にコンプレッサーもリリースする予定ですが、これも長期間開発に時間を要した作品です。音は良し、ルックスは斬新で、ちょっとおしゃれかな、という線を狙ってみました。期待していてください。

 そして昨年度、リニューアルオープンした子会社が運営する天然温泉「大和の湯」は、地元を始めとして関東全域から大勢のお客様が来館され、源泉が誇る癒しの力を思う存分に満喫して頂いております。千葉ウォーカー誌には温泉内の「あじ彩」レストランが千葉県No.1にランキングされ、富士山を眺めながら寿司をつまみ、和食の逸品料理で舌鼓をうつ、という贅沢な空間を提供させていただいております。勿論、料金も格安に設定しております。日ごろ、音楽製作やステージワーク、様々な編集に疲れを覚えているミュージシャン、プロデューサー、舞台音響の仕事に携わる方々にはいつか、このような癒しの場をご利用して安らいで頂ければと願っております。

サウンドハウスは2006年、更なる飛躍を遂げます。それはお客様へのサービスの向上と、よりすぐれた商品をより安く提供したい、という信念に基づいた事業プランであり、皆様の応援があればこそ実現します。これからもサウンドハウスを宜しくお願い申しあげます。



株式会社サウンドハウス
代表取締役