Henry and Astrid Freedman氏がオーストラリアにFreedman Groupを設立し、業務用オーディオ機材の設計、製造、設置サービスを始めてから35年以上の月日が経ちました。同社が最初に生産したSRスピーカー、アンプ、クロスオーバーは高度成長期のオーストラリア経済で使用されました。そして試行錯誤の末、最終的にRODE社の主力商品となったのは広いバンド幅、ローノイズとスムースな周波数特性を実現したコンデンサーマイクでした。1990年に発売されたマイク作品の第一号NT2以来、RODEは市場に溢れている二流マイクメーカーとは一線を画した存在となっています。
RODEの新製品であるNT2000は、「今までに無いものを作りたい」というPeter Freedman 現社長の情熱の結晶とも言えます。NT2000はソリッド・ステート、マルチパターン、大型ダイヤフラムを装備したスタジオ用コンデンサーマイクです。7dBA
EIN、滑らかで透明感ある音質に加え、このマイクの大きな魅力となっているのが「100%コントロール可能」な3つのパラメーターです。マイク本体に搭載されたコントローラーで、極性(無指向性〜単一指向性〜双指向性)、ハイ・パス・フィルター(20〜150Hz)、パッド(0〜10dB)を調整可能。極性用POTはセンター・デテントタイプで、真ん中にあわせると単一指向性になります。NT2000はマイクを音源に対し垂直に向けて収音するタイプで、3つ並んだコントロールの面を音源に向けます。多重レイヤー加工した大型ウィンドスクリーンの下にあるのがHF-1コンデンサーカプセルです。カプセルには直径約5cm、5ミクロン厚のMylarダイヤフラムを搭載。ダイヤフラムは組立前にスパッタ加工され、手作業でテンション加工、エージングが行われています。ニッケル仕上げを施した真鍮ボディに搭載されているのは2重構造のボードです。ボード上には低ノイズFET電子部品とともに軸/マウントタイプのパーツが装備されています。全体的なつくりは見事なものです。他のサイド・アドレス型RODEマイクと同じく、単一指向性の表側の目印として、「RODE」のロゴがあります。
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