| AMEK Pure Path Channel in a Box |
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| ニーブ氏と彼のオーディオデザインは「素晴らしい音」と同じ意味に受け止められる程、その名は長年定評がある。ここ数年、ニーブ氏の高い上質のオーディオデザインは特にAMEKと関連づけられた。ニーブ氏がデザインしたAMEKの9098iコンソールはここ10年間市場で最も称賛されたアナログ機材の1つである。やっとその技術が購入しやすいパッケージに商品にまとめられた(勿論まだ高価であるが)、それがAMEK社のPure
Path Channel in a Boxである。 ●特徴● AMEK Pure Path CIBは実際は1Uにラックマウントできる機材9098iの入力チャンネルである。これは非常によく作られており、フロントパネルは薄暗い光の中でさえ読みやすく、スイッチは点灯されているので見つけやすい。この機材はマイクプリアンプ,ライン・アンプ,ハイ/ロー・パスフィルター,4バンド・イコライザー,およびコンプレッサーを含んでいる。CIBには, 3つのオーディオ信号経路がある: マイク,ライン経路,およびコンプレッサー・サイドチェーン経路である。デフォルトのサイドチェーンのソースはマイクロフォン入力である。フィルターと4つのイコライザーバンドはいずれもマイク、ラインまたはサイドチェーンに切り替えることができる。サイドチェーンの選択は、イコライザー設定をコンプレッサーサイドチェーンに挿入できるようにして特定の周波帯におけるゲインリダクションを可能とする。マイクロホンとライン信号経路は両方同時に使用することができる。CIBの後部パネルにはACパワーのための標準IECソケットがある。この機材は調整なしで100Vから240Vまで使用するこできるように巧妙に設計されている。フォンのコンプレッサーリンク端子は複数のユニットに同一のゲインリダクションをかけるために使います。リンク端子が一つしかないので、デイジーチェーン・ケーブルが2個以上の機材をリンクするために必要となります。 後部パネルのライン・チャンネルとマイクロフォン・チャンネル・セクションは入力のためのXLRメスコネクターと出力のためのXLRオスコネクターがある。2番目のXLRメスコネクターは、外部のフェーダーが以下のとおりピンアウトと使用できるようにする: ピン1=スクリーン, ピン2=フェーダー・トップ,3=フェーダーワイパーである。外部のフェーダースイッチはフロントパネルの内部のフェーダーと外部のフェーダーを選択する。すべてのオーディオ接続は2番ホットである。フロントパネル入力セクションには, マイクロフォンとライン入力コントロールの両方がある。マイクセクションには、マイクロフォン信号へ48Vファントムパワーを供給するためのスイッチとマイクロフォン信号のフェーズをリバースするフェーズスイッチがある。この回路はAMEKによるとトランスと同じようなアンプ(TLS)として説明されている。トランスのように、信号が片方の入力だけに入っているならば、わずかまたは全く出力が出ない。マイクロフォン入力インピーダンスは5kオームなので、150から200オームのマイクロホンを使用してもロスは殆ど生じない。つまみはユニティー・ゲインから+72Dbまで6dBづつゲインリダクションを調整することができる。ユニティー・ゲインにおいては、+20dBu以上のバランスの入力信号をパッドなしで扱うことができる。マイクロホン入力セクションのO/L LEDは回路のオーバーロードを通知する。入力セクションのラインセクションはライン信号のフェーズを反対にするフェーズスイッチと18dBの範囲にわたったゲインリダクションを調節できる入力ゲインリダクションノブを含む。ライン入力セクションのO/L LEDも回路のオーバーロードを通知する。入力セクションのメーターソーススイッチは、入力レベルの表示をマイクロホンかラインのどちらかに選択する。フィルター部分にはスイープ可能なハイ/ロー・パスフィルタが付いている。イン・ラインスイッチは回路を動かし、S/Cスイッチは信号をサイドチェーンに送り、そしてラインスイッチは信号をライン経路に送る。ハイ・パスフィルターは22Hzから300Hzまで調整可能であり、ロー・パスフィルタは2.5kHzから25kHzまでが調整可能である。両方のフィルターには、18dB/オクターブのスロープがある。イコライザーは4つの部分に分けられる;ロー(LF)セクション、ローミット(LMF)部、ミッド・ハイ(HMF)セクションとハイ・高域(HF)セクションについて。HF/LF及びHMF/LMFセクションはそれぞれマイク、ライン、またはサイドチェーンで切り替えが可能です。LFセクションには30Hz〜300Hzを+/-18dB調節できます。またHFセクションは2kHzから20kHzを+/-18dB調節することができます。LF、HFセクションのどちらにもPeakボタンがあり、Peakとシェルフモードを切り替えることができます。LFセクションとHFセクションのボタンを使って緩いスロー プと急なスロープとを切り替えます。LMFセクションは20Hzから1000Hz、HMFセクションは500Hzから25kHzまで調節が可能です。この両方のセクションにあるQは0.7から2まで変更ができ、またカットブースト・コントロールは+/-18dB以上です。コンプレッサーセクションは-40dBから+80dBの範囲に及ぶスレッシホールド、0.3から300mSに変えられるアタック・コントロール、0.1〜10秒の範囲を調節できるリリースコントロール、そして1:1(圧縮なし)から40:1(リミッター)の比率を換算するレシオコントロールがあります。&MMスイッチは、クラシックなニーブ氏のデザインしたコンプレッサーを真似てコンプレッションカーブを選択しています。リンクスイッチはCIBをリンクモードにしてすべての繋がっているユニットのゲインリダクションを同時にします。適用されたゲインリダクションの量が最も多くのゲインリダクション(*リダクション?)があるCIBと同時のレベルです。 INスイッチはコンプレッサーを信号経路に置きます。ライン・スイッチはコンプレッサーをライン上に置きます。キー・スイッチはサイドチェーン入力を「他」の信号経路に置きます: 例えば、コンプレッサーがライン上にあるならば, マイクロホン経路がサイドチェーンに信号を供給し、またその逆も同じことが言えます。ゲインリダクションのメーターは信号に適用されたゲインリダクションの量を表示し、そしてコンプレッサーセクションのO/L LEDはサーキットのオーバーロードを通知します。出力セクションはマイクとライン出力を調整する2つのつまみがついています。このコントロールは, 無限(offの状態)から+10dBのゲインまでの出力の調節が可能で、0dBのポイントでクリックします。その0dBポイントでは最も太い指でさえCIBをそのポイントにすばやく返すことができます。 ●使用について● 私は録音したり、ミキシングの録音をしたりするのに数週間AMEK CIBを使用して, すばらしい結果を見出しました。私はヴォーカル, ベース, ギター, パーカッション, ストリング, およびドラムに使用しましたが、どれも成功しました。この機材は驚くほどフレキシブルで、音も良いです。イコライザーは強力であり、そしてそれぞれのマイクとライン信号統や、サイドチェーンの機能は非常に適応力があります。 あいにく、私はこの機材の魅力の一つである外部フェーダーのついたCIBを使用する機会がありませんでした。ヴォーカルやその他の音源を手動でテープ録りできる能力は魅力的です。また、私はスタジオで自分のシグナル経路をスタジオのコンソールに入れることを日頃不快に思っている程で(フェーダーはもっと嫌ですが)、これがより頻繁に利用できるようになれば、と期待しています。 イコライザーの音は素晴らしく、シーン・オプションだけでもこのユニットを調べる価値があります。私はこのシーン・モードで18キロkHzにおいて4〜6dBのゲインを加えたときに得ることができるヴォーカルの音が非常に好きです。それは滑らかさや暖かみを失わずに微妙なエアー感があります。 私はこのコンプレッサーをヴォーカルでは使用しませんでしたが(普段はチューブコンプレッサーを使用します)、アコースティックとエレキギター、パーカッション、ドラム、およびベースを使った際には素晴らしい成果を得ました。 &MMモードはエレキギターに特に優れています。 ●概要● AMEK Channel in a BoxにはRupert Neve氏の名前に由来する全ての機能が付随しています。それはコンパクトで使用方法は簡単であり、魅力的な音を持っています。リストにある3,250ドルという定価は多くの人には届かない値段ですが、それだけの価値はあるでしょう。私はCIBが将来も利用されると信じています。 |