Thunderbolt ─ それは究極の高速インターフェース

USB 3.0の2倍以上、Firewire 800に対しては12倍、USB 2.0との比較では実に20倍ものスピードを誇る究極の高速インターフェース、それがThunderboltです。インテル・ラボとアップルが共同開発したこの革新的なインターフェースは、10ギガビット/秒の驚異的な信号転送能力を実現し、レイテンシーは実質的にないに等しいレベルにまで到達しました。また、Thunderboltテクノロジーを使用したTAC-2は、コンピュータのジッター(ごくわずかなタイミングのズレ)による影響を受けることがない為、外部マスタークロック・ソースを接続する必要もありません。

しかも、Thunderboltインターフェースによって供給される10W/18Vものパワフルなバスパワー電源により、TAC-2ではA/DコンバータにBurr Brownの「PCM4202」、D/AコンバータにAKM 社の「AK4396」、マイクプリアンプにBurr Brownの「PGA2505」といったハイエンドパーツを搭載することが可能となりました。

さらに、TAC-2ではアナログからデジタル、デジタルからアナログの変換時に4倍のサンプリングレートで処理するアップサンプリング機能を内蔵。元のサンプリングレートが44.1kHzや48kHzの場合、内部処理では176.4kHzまたは192kHzとして動作します。これにより、A/D変換ではエリアシングノイズ(折り返しノイズ)のないサウンドとなり、D/A変換ではこれまで以上にクリアで明瞭なサウンドとなります。

Thunderboltバスパワー駆動で、
マイク/楽器/ライン入力に対応

お使いのMacとTAC-2を付属のThunderboltケーブルで接続するだけで、10W/18Vのバスパワー電源が本体に供給されると同時に、デジタルオーディオ信号の入出力が可能になります。リアパネルに装備された2つのXLR/TRSコンボジャックは、ともにマイク/ラインレベルのオーディオ信号を入力可能。モニタースピーカー等へのマスター出力用として、バランス接続のTRSアウトプットも用意されています。フロントパネルには、ギターやベース等の楽器をダイレクトに接続できるHi-Zインプットとヘッドフォンアウトが装備され、楽器やヘッドフォンの抜き差しが容易に行えます。

また、トップパネルに設置された大型コントロールノブの操作で、インプット/アウトプット/ヘッドフォンの各レベル設定がシンプルかつ快適に行えます。XLRインプットには+48Vのファンタム電源を送ることができ、ダイナミックマイクはもちろん、高価なスタジオ仕様のコンデンサーマイクも接続できます。インプットまたはアウトプットレベルを常時モニターできるLED表示のレベルメーターを装備し、オーバーロード・クリップのない適切なレベル合わせをサポートします。

TAC-2をフルコントロールできる専用ソフト
「TAC-2 MixEfx」

「TAC-2 MixEfx 」は、TAC-2をフル活用できるMac用アプリケーションです。Macコンピュータから、TAC-2内蔵ミキサーや、リバーブ /ディレイなどの高品位なモニター用エフェクトの設定を行うことができます。ローカット・フィルターや位相反転、入力ゲインを自動的に調節するオートゲイン機能に加え、Macコンピュータの出力を再度コンピュータに送り戻すループバック機能も用意。例えばUstreamなどのインターネット放送を行う際に、Mac上の音楽プレイヤーでBGMを再生し、それをバックに2チャンネル分のマイク/ライン入力をミックスして配信することが可能になります。これらの各種設定をワンタッチで3種類まで保存でき、いつでも瞬時に呼び出すことが可能です。

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音楽制作にも、オーディオ・リスニング用途にも
TAC-2で広がるハイレゾ・オーディオの愉しみ

ホームスタジオでも外出先でも、TAC-2とMacがあれば最高24bit/192kHzのハイレゾ・オーディオの再生やレコーディングが簡単に行なえます。ここでは、その代表的なアプリケーション例をいくつか紹介しましょう。

ボーカルと楽器をDAWレコーディング

打ち込みなどで制作した楽曲に生楽器やボーカルが入ると、楽曲がさらに引き立ちます。TAC-2ならそのレコーディングも簡単に行なえます。まず、マイクや楽器をTAC-2のインプットに接続し、次にTAC-2とMacをThunderbolt ケーブルで接続します。Thunderboltテクノロジーによるほぼゼロとも言える超低レイテンシーにより、レコーディングやオーバーダビングが快適に行えます。

オーディオソースを取り込む

TAC-2とMacをThunderbolt ケーブルで接続し、ハンディレコーダーやミキサー、MP3/CDプレイヤーなどのオーディオソースをTAC-2のインプットに接続します。オーディオ編集ソフトからの信号はヘッドフォンやTAC-2に接続したモニタースピーカーからチェックできます。

ライブステージで、伴奏トラックを流す

TAC-2があれば、ライブステージでも威力を発揮します。TAC-2とラップトップをThunderbolt ケーブルで接続し、TAC-2のリアパネルにあるTRSアウトプットをPAに送れば、ラップトップ上のトラックをプレイバックしながら、最高のサウンドでライブ演奏ができます。

ハイレゾ音源のリスニング用に

MP3音源でも圧縮レートによっては高音質ですが、24bit/96kHzや24bit/192kHzのWAV形式のハイレゾ音源にはやはりかないません。TAC-2があれば、MacとThunderboltケーブルで接続することで、このようなハイレゾ音源を楽しむことも可能です。TAC-2のヘッドフォンジャックからのモニターはもちろん、リアパネルのTRSアウトプットからお使いのスピーカーに接続することもできます。