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電源/UPSの修理実録 ! サウンドハウスサービスマン日記

内部ヒューズ

ETAPD8:電源を入れると内部でブザーが鳴る。検証すると警告ブザーの音だったので、内部を調べてみると、フィルターボード上の内部ヒューズが断線していた。それ以外のパーツにはダメージが無かった為、ヒューズ交換で完了したが、原因は外部から規定以上の高い電圧が突入してサージキラー回路が働いた物と思われる。

カシメ加工

FURMAN HDS6:電源が入らない時がある。先ずは電源スイッチをONにしておいてACプラグの両端の導通チェックを行うと反応がなかった。天板を外して端から追いかけていくと、電源スイッチ周辺に問題がありそうなので、今度はスイッチやヒューズホルダーなどのコネクタを外しながら調査。しかし、配線ポイント個々で測定すると、何処も異常なしなので、元通り接続してみると、今度は正常な導通反応が現れ、正常に作動するようになってしまった。しかし、スイッチや接点の不完全箇所など、思い当たる節が無い為、逆に困ってしまった。そのままの状態で配線を動かしてみると、配線をある位置に寄せた時に限り、断線反応が現れる事が判明した。最終的にスイッチ端子に接続する部分のカシメ端子が問題で、カシメ工具の締め方が強過ぎたのか、カシメポイントから少し奥の被覆内で芯線が破断しており、動かす度に接触したり離れたりする事が判明。端子を付け直して無事完了となった。

ヒューズ仕様

ETA PD10VRSJ100V:リアから出力しない。電源は入り、一見正常に動作しているが、背面のアウトレットから出力したりしなかったりと、安定しない。コンセント周辺を動かしてみても、基板や、筐体を動かしてみても、何かアクションを加える度に繋がったり切れたりする不可解な症状が現れていた。暫く調べていくうちに、フロント側のメインヒューズが接触不良を起こしていて、キャップに触るとはっきりとした現象が現れ、キャップ自体も節度ない付き方をしていたので、外して調べてみると、何故か異変は見受けられない、最終的に、装着されているヒューズ自身の長さがオリジナルの物よりも数ミリ短い事が判明。その為にヒューズホルダー内で正常な接圧が得られず、接触不良を引き起こし、キャップの締まり方も節度がない状態になっていた事が判明。オリジナルのヒューズと交換して完了となった。

内部コネクタ外れ

ETA PD10VRSJ:電源は入るが出力しない。検証すると、シーケンスやレギュレーション動作は正常に働いていて、LEDも順次点灯していき、一見何の問題もなさそうだが、背面のコンセントに電圧が現れていなかった。天板を開けてコンセント周辺の配線をチェックしたが異常無し。最終的に変換トランスのコモン側の接続不完全が原因と判明。接続して完了となった。

バッテリー劣化

CPUPS2000:電源が入らない。検証すると、バックアップ動作はおろか通常モードで電源も入らず、充電もされていない様子だったため、シェルを外して先ずはACプラグを接続した状態、充電状態でバッテリーの端子電圧を測定すると両端で満充電以上の電圧が発生していた。そんな筈は無いので、今度はACプラグを抜いた状態、電源SWもOFFの保管時の状態で測定すると、今度は殆ど0Vだった。と言う事は、メインボードは正常でバッテリーの劣化しか考えられないので、バッテリーを外してみると2個ともバッテリー本体に亀裂が入る程の完全な劣化状態だった為、バッテリー交換にて完了となった。

電池も確認して下さい。

AKG B18:電源入らず。報告内容は、A48Vと6P電池を繋いだが動作せずLEDも点灯しない、6P電池2個なら点灯する、A48は正常な事を確認したのでB18本体が故障していると言うもの。検証すると、確かにその通りの挙動を示してはいるが、006Pが2個で正常動作するという事は本体側の異常も考え難い。そこで同梱されていた6P電池の無負荷電圧を測定すると6.2Vしかない。これでは消耗しているので動作しないのも無理が無く、新しい電池で試してみると正常に動作した。結局本体も異常無しで、原因は単純な電池切れであった。

サージキラー破損

ETA PD8L:ブザーが鳴ると言うもの。検証すると、内部フィルターボード上の保護ヒューズが断線、サージキラー素子の一つが破損していた。その為警告ブザーが鳴っていた物だった。対応としてはヒューズとサージキラーを交換して完了となったが、状態から判断すると、比較的近い位置で落雷があったり、電源ライン上で大きなスパークが発生した場合などに発生しやすい強大なスパイク電圧が通過した物と思われる。サージキラーはある程度までのスパイクは吸収してくれるが、許容値を越えると放電エネルギーによって破損してしまう事があるが、今回はその例と思われる。

フィードバックは危険です。

CLASSIC PRO UPS1400:内容はUPSのACプラグを本体のコンセントに挿してしまって基板が焼けてしまったというもの。初めてのケースだが、当然フィードバックを起こして、許容量を遥かに超える大電流が流れた為に素子破壊、抵抗焼損と言う結果になっていた。幸いバッテリーは生きていたのでボード交換にて完了となった。

漏電の疑い

ETA PD8L:漏電。検証した所実際には全く異常なし。前例も有るが恐らく3P-2Pアダプターを使用して筐体アースを落とさなかった為にGNDが浮いて電位差が発生していた物と思われる。また漏電テスターで測定した場合は、テスターのプローブから発生する測定用高電圧をフィルターが異常電圧としてGNDに落としてしまう為、当然漏電判定となる。

スイッチが固まった

ETA PD8:パワースイッチが動かない。原因は内部の接点金具がスパークによって焼き付きを起していた。SWの定格は15Aなので仕様が甘い訳でもなく、接点に15A以上の電流が流れた事も考え難いが、金具の様子を見ると接点が溶着するだけのスパークが発生した事は明らかだった。

電源モジュールから発煙

ETA PD11LP:電源入れたとたん発煙。フィルターに付いているセラミック・コンデンサ状のフィルター素子が焼損しており、更に内部のヒューズが飛んでセカンド・ステージのLEDが消灯していた。何故そうなったかは定かではなく、購入後1年以上経っているので素子の特性不良でもなさそうだ。

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